昨日のホッフェンハイム戦の勝利で、フランクフルトは、今季ブンデスリーガの1部残留を決めました!
ホームのサポーター・ファンの前で、久しぶりの勝利をおさめ、そして残留決定。
チームにとっても、とても大きな勝利となりました。
また、長谷部クン自身も、相変わらず安定したプレーを見せ、チームの勝利に貢献し、そのプレーは、高い評価を得ています。
後程ご紹介する記事にもありますが。
長谷部クンは、今季、警告の累積で出場停止だった1試合を除く、31試合全てにスタメン出場しています。
これは、ドイツでの7シーズン目で最も多い試合数です。
「けがをしないよう、食事などでも気を使っている」という長谷部クンの日々の努力が実を結び、「円熟味を漂わせたプレーに」繋がったわけですね。
W杯ブラジル大会後は、なかなか気持ちの整理がつかないと語る程、失意のどん底を味わった長谷部クンが。
右膝半月板損傷という大怪我を乗り越え、フランクフルトのチームで、「チームの心臓」や「チームの安定装置」と呼ばれる、欠かせない存在に。
一年前から振り返ると、まだ、今季終わったわけではないですが、本当に感無量です。
今季残り2試合、最高のコンディションで試合に臨んで、最高のパフォーマンスを見せてくれますように・・・。
最後まで、怪我なく、悔いのない戦いが出来ますように・・・。
では、ハイライト動画、長谷部クンの試合後のコメント、試合のレビュー記事等、まとめてご紹介しますね。
たくさんの記事がありますので、少し長くなります。
【ハイライト動画】
フランクフルトがホームで勝利…7戦ぶりの白星で残留が決定:ballball
【記事】
円熟味漂う長谷部、フル出場で勝利に貢献 チームは残留確定:サンスポ
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150510/bun15051016210010-n1.html
(サンスポより)
ブンデスリーガ第32節(9日、Eフランクフルト3-1ホッフェンハイム、フランクフルト)アイントラハト・フランクフルトの長谷部は守備的MFでフル出場し、7試合ぶりの勝利に貢献した。高い集中力で相手の攻撃の芽を摘み、守備を統率する姿に円熟味を漂わせた。4戦連続ノーゴールと苦戦していたチームは、本拠での勝利で1部残留が確定。「きょうは点が取れてよかった」と笑顔を見せた。
今季の長谷部はここまで、警告の累積で出場停止だった1試合を除く31試合全てに先発。ドイツでの7シーズン目で最も多い。「故障者が多いから」と謙遜しながらも「けがをしないよう、食事などでも気を使っている」と話した。
(サンスポ)
長谷部フル出場のフランクフルトは3発快勝、7戦ぶり白星で残留確定:ゲキサカ
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?162707-162707-fl
(ゲキサカより)
[5.9 ブンデスリーガ第32節 フランクフルト3-1ホッフェンハイム]
ブンデスリーガは9日、第32節2日目を行い、MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでホッフェンハイムと対戦し、3-1で快勝した。長谷部はダブルボランチの一角でフル出場。5試合連続ベンチスタートの乾は後半39分から途中出場した。
フランクフルトは前半18分、DFバスティアン・オチプカの鮮やかな直接FKでチームとして5試合ぶりのゴールを奪い、先制に成功。同27分にはMFマルク・シュテンデラのパスに抜け出したFWハリス・セフェロビッチがGKとの1対1から右足でニアサイドを破り、2-0とリードを広げた。
前半34分にもショートコーナーからオチプカの右クロスをDFティモシー・チャンドラーが頭でそらし、ゴールネットを揺らしたフランクフルト。4試合連続ノーゴールに終わるなど、最近6試合勝利のなかったチームが前半だけで3-0と大量リードを奪った。
後半6分、MFケビン・ホラントに直接FKを決められ、1点を返されたフランクフルトだが、その後の反撃を跳ね返し、後半39分からは乾が途中出場。同41分には乾がゴール前に抜け出し、決定機を迎えたが、2度の切り返しから放った右足のシュートは枠を捉え切れなかった。
試合はそのまま3-1で終了。前半のリードを生かしたフランクフルトが連敗を2で止めると、7試合ぶりの白星で勝ち点を39まで伸ばし、2試合を残して1部残留を確定させた。
(ゲキサカ)
長谷部フル出場のフランクフルト、”縦に速く”でホッフェンハイムを攻略!:the WORLD
http://www.theworldmagazine.jp/20150510/germany/3706
(the WORLDより)
前半序盤は一進一退の攻防。2分、ホッフェンハイムは少ない手数でフランクフルト陣内に侵入すると、FWアンソニー・モデストがこのゲーム最初のシュートを放つ。
シンプルに前につないで、縦に速い攻めを見せるフランクフルトは6分、長谷部のボール奪取から縦パスを3本つないで、ホッフェンハイム陣内に侵入するが、右サイドから上がったクロスはGKバウマンにキャッチされた。
12分には、またもカウンターから距離の長い縦パスを通すと、アイグナーからセフィロヴィッチとつなぎ、セフィロヴィッチがシュートを放つが、枠外に外れた。
フランクフルトは16分、左サイドのスペースへセフィロヴィッチが走り込みパスを受けると、マイナスのクロスを送る。これを中で待っていた長谷部とステンデラが見合ってしまい、シュートまで至らないが、ボールをキープしたステンデラがエリア外右でファールをもらう。
するとこのFKからフランクフルトに先制点が生まれる。キッカーはバスティアン・オチプカ。左足で内巻きに狙うと、ゴール左下に鋭いシュートが決まり、ホームのフランクフルトが先制に成功する。
さらに27分、フランクフルトが序盤から徹底していた縦に速い攻めで、追加点を挙げる。自陣から浮き球の縦パスを2本通し、セフィロヴィッチが上半身だけのフェイントで、相手を背負いボールをキープすると見せかけ裏に抜け出すとGKと1対1に。これを左足のアウトでGKのニアを抜き、ネットを揺らした。
止まらないフランクフルトは34分、オチプカのCKからDFチャンドラーが頭で合わせ、3点目。ホッフェンハイムを突き放す。
フランクフルトが3点をリードし、ゲームを折り返す。
攻めるしかない状況に追い込まれたホッフェンハイムは、後半頭から3枚替え。ビカクチッチに代えてシュトロブルを、ゴプコに代えてエルユノシを、モデストに代えてシュテファン・ツベルを投入。交代枠を使い切り、勝負出る。
すると、51分、エリア外中央からのFKをケビン・フォランドが左足で沈め、ホッフェンハイムが1点を返す。
63分には左サイドを突破したフォランドがエリア外から狙うが、GKケヴィン・トラップに弾かれてしまった。
73分には、右サイドを代わって入ったツベルが突破するも、オチプカが最後のところで足を出し、シュートを打たせない。
フランクフルトは後半、押し込まれる時間が多く、また前半のような正確さで縦につなぐことができず、効果的な攻めをみせることができない。85分には、MF乾を投入。
すると交代直後、右サイドを抜け出した乾にスルーパスが通ると、ドリブルで持ち上がり、DFを1枚はがしてシュートを打つがポスト右に外してしまった。得点を挙げる絶好機だったが、ものにすることはできなかった。
その後スコアは動くことなくタイムアップ。前半の得点を守りきったフランクフルトが3-1でホッフェンハイムを下した。
長谷部は高い危険察知能力で、ピンチの芽を摘み取り、フル出場で勝利に貢献。乾は前節に引き続き、途中出場。交代直後に決定機があったが、ゴールを挙げることはできなかった。
次節、フランクフルトはアウェーで原口、細貝が所属するヘルタと、ホッフェンハイムはアウェーでレヴァークーゼンと対戦する。
(the WORLD)
独紙 速報採点で長谷部に高得点、香川には及第点つける:スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/05/09/kiji/K20150509010322890.html
(スポニチより)
ブンデスリーガ32節が9日に各地で行われ、長谷部誠と乾貴士が所属するフランクフルトは本拠地でホッフェンハイムに3―1で勝った。
ドイツ紙ビルトの電子版は試合後、採点を掲載し、フル出場し勝利に貢献した長谷部に2(6段階で1が最高)の高得点を付けた。先制点をマークしたオプチカがチーム最高点の1となっている。
また、2―0でヘルタに快勝したドルトムントで、先発し積極的なプレーを披露して後半39分に退いた香川真司にはチームの過半数に付けられた3、また、敗れたもののヘルタで右MFで先発。前半15分からは左MFでプレーし、香川と同じ後半39分にピッチを退いた原口元気には、チーム最高点の3が付けられた。
(スポニチ)
7試合ぶりの勝利を喜ぶフランクフルト監督 「チームを祝福したい」:the WORLD
http://www.theworldmagazine.jp/20150510/germany/3731
前半で3点が入るゴールラッシュ
9日に行われたブンデスリーガ第32節で、日本代表MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトとホッフェンハイムが対戦。3-1でホームのフランクフルトが勝利を収めた。
試合後、フランクフルトのシャーフ監督とホッフェンハイムのギズドル監督のコメントがブンデスリーガ公式サイトに掲載された。
アイントラハト・フランクフルト監督:トーマス・シャーフ
「チームを祝福したい。私たちは信念を持って本当に良い試合をした。前半で3点リードを得たことは素晴らしいとしか言えない。後半はもうそれほど明確にはプレイしなかったが、私はこの勝利を喜ぶよ」
ホッフェンハイム監督:マルクス・ギズドル
「前半はひどく失望させられた。私はこのチームがこれほどいい加減なプレイをするところをほとんど見たことがない。後半はやれること全てを試した。選手間の連携を与えたかったが、それは出来ず、何も勝ち得ることは出来なかった」
前半の34分までに3点が入るゴールラッシュとなったこの試合に、ファブレ監督(←シャーフ監督?)は喜びを爆発させる。フランクフルトにとっては3月14日に行われた第25節パーダーボルン戦(4-0でフランクフルト勝利)以来7試合ぶりの白星だっただけに、喜びもひとしおだ。
ホッフェンハイムは対照的に、ヨーロッパリーグを目指す上で手痛い敗戦となった。この結果を受けて、前節引き分けたドルトムントと順位を交換し、9位となった。次節は4位レヴァークーゼンとの対戦なため、この試合で白星を手に入れたいところだった。
(the WORLD)