ブンデスリーガ第33節が16日に行われ、FW原口元気とMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンと日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトが対戦した。原口と長谷部は先発出場、乾はベンチスタート、細貝はベンチ外となっている。


あと一歩で1部残留の状況にいながら、3連敗を喫してしまったヘルタ・ベルリン。この試合で勝利を収め、残留を決めたいところだ。一方、フランクフルトは前節7試合ぶりに勝利を収め、一足先に残留を決めている。


ホームで勝利が欲しいヘルタ・ベルリン。14分、カウンターから右サイドを持ち上がった原口が、中央へ切り込みシュート。しかし、ここは相手DFのブロックに遭ってしまった。


続く40分、ドリブルで中央を突破したサロモン・カルーがペナルティエリア手前から左足でシュート。しかし、ここはわずかにゴール右に外れてしまう。このまま0-0で前半を折り返す。


後半立ち上がりの54分、ヘルタ・ベルリンに決定機が訪れる。アレクサンダル・イグニョフスキからボールを奪ったカルーがキーパーと一対一となる。しかし、カルーのループシュートはGKケヴィン・トラップにキャッチされてしまった。


なかなか得点を決められないヘルタ・ベルリン。80分、ペナルティエリア手前左でカルーがボールを持つと、ペナルティエリア内に抜けだした原口へ絶妙なスルーパス。原口は左足でダイレクトシュートを放ったが、ボールは左に外れてしまった。


このまま試合終了のホイッスルが吹かれ、0-0のスコアレスドローに終わった。原口、長谷部はともにフル出場、乾に出場機会はなかった。


最終節、ヘルタ・ベルリンは敵地でホッフェンハイムと、フランクフルトはホームでレヴァークーゼンと対戦する。