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Channel: よっしーのひとりごと
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ロシアW杯アジア2次予選・アフガニスタン戦を振り返って~その1~。

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今日に関していえば6点取れましたけど、欲を言えばもっと取れた部分はありました


長谷部クンは、昨夜のアフガニスタン戦後のインタビューで、このように答えました。


恐らく、自らもゴールのチャンスがありながら決めきれなかった事と、もっともっと得点に絡むプレーをしなければという思い。


そして、チーム自体も、試合途中、少し攻めあぐねた時間帯もあり、まだまだ納得出来ない部分があるのでしょう。


ただ。


昨日の試合、取るべき選手が点を取り、ほとんど危ないシーンもなく、大差で勝利した事は、間違いなく、ハリルジャパンが進歩している証だと思いますし。


来月8日に行われる、2次予選グループ首位のシリアとの対戦に、弾みがついたと思います。


コメントにも頂きましたが。


先制ゴールをあげた香川クンを、長谷部クンがガシっと抱き寄せたこのシーン。


アフガニスタン戦2015.09.08-9
ZIMBIOより)


香川クンも嬉しかったと思いますけど、長谷部クンも、嬉しかったと思いますよ。


長谷部クン自身、もちろんゴールを狙い、ゴールに絡むプレーをと考えていると思いますが。


自らの活躍よりも、何より、チームの勝利を望んでいると。


その点では、香川クンのゴールは、チームにとってはとても大きい意味を持ちますからね。


って、このシーンの写真、正面から撮ったものがないんですよね・・・。


残念っ(笑)!!


で。


今日は、長谷部クンの試合後のコメントが、それ程多くないので、その他の記事も少しご紹介しようと思いますが。


まずは、原口クンのSB起用について。


誰もが驚いた。左FWが対角線上に下がって右SBに入ったのだから。後半25分。ハリルホジッチ監督の一手はDF酒井宏に代えてFW宇佐美の投入だった。これに伴い原口に右SBに下がるよう指示。まさかのポジションチェンジ。1度はMF長谷部が下がろうとするなど、ピッチの選手も混乱させた。DF森重は、ベンチに向かって3本指を立て「3バック?」と確認するほどだった。

(日刊スポーツより抜粋)


試合を録画されている方は、是非、見直して欲しいのですが。


後半24分40秒頃に宇佐美クンが酒井クンに代わってピッチに入ったところで。


はせ部ほぼ全員、「うわぁ、長谷部クン右SBかぁぁぁぁぁ・・・!!」って衝撃を受けたと思いますが。


次の瞬間、「えっ!?原口クンが右SB???」となり。


ただ、ピッチ上では、酒井クンから宇佐美クンへの交代を見て、絶対自分が右SBだって思ってる長谷部クンがいて(苦笑)。


ベンチからの指示を受けて、右SBへとポジションを移動してくる原口クンを、「お前はボランチだよ」と、中盤で制止し、押し戻す長谷部クン。


でも、次の瞬間、「えっ、俺、どこ!?」と、監督に確認する長谷部クン(笑)。


そして、ようやく原口クンが右SBに入り、落ち着いたかに見えましたが。


しばらくプレーが続いた後、相手のスローインの時に、森重クンが、「3バック!?」と再び確認するなど、まだ混乱が続いていたようです。


その時に、長谷部クンが声をかけて、ようやく選手達も納得したようですが。


ピッチ上の選手達には、突然、どんな状況に陥っても、冷静に対処する事が、求められるようですね・・・(苦笑)。


まあ、今後、原口クンが右SBをやる事はないと思いますけどね。


続いて、山口蛍クンのコメントを、ご紹介すると・・・。


バランス取るというか、相手が俺とハセさん(長谷部 誠)にほぼマンツーマンでついてきていたので、ハセさんとも話しながら、引いて守るよりはちょっと前に行こうと。センターバックがあそこでフリーでボールを捌けるから、俺らが行っても人数増えるだけという話をしながら、ああいうポジション取りをしていました

(J.LEAGUE.JPより抜粋)


確かに、昨日は前半から長谷部クンがどんどんゴール前に入って、攻撃に絡んでいったかと思えば。


後半は、蛍クンがゴール前に入ってアシストするなど、2人が非常にバランス良くプレー出来ていたと思います。


そして長谷部クンは、後半途中に、U-22代表キャプテンの遠藤クンとの交代の時を迎えます。


なかなか胸アツな瞬間でしたね。


世代交代は、時が決めるものでは決してなく、実力で決まるものです。


長谷部クンも、そう易々と後輩にポジションを譲る気などないでしょう。


それでも、その時は、否応なくやってきます。


それが、ロシアW杯の後なのか、或いは来年なのか、いつやってくるのかは誰にもわかりませんが。


遠藤クンには、この後、順調に成長を続けて貰って、フル代表の中心選手として活躍して欲しいと、そう願っています。


試合自体、久しぶりの大量得点で、スッキリと勝てた試合で、見ていて楽しかったという方も多かったと思いますが。


私個人的には、長谷部クンの、前半7分の、ゴール前での胸トラップからのボレーシュートに始まり。


ご紹介したような、ちょっとしたツボ的な見所が満載の試合で、楽しめました。


ただ。


次のシリア戦は、楽しめるような展開にはならず、胃が痛くなる、痺れる様な展開になると思います。


でも、もちろん、ハリルジャパンの勝利を信じています!




では、長谷部クンのコメントを中心に、いくつかの記事と、最後に、宇都宮徹壱さんのコラムを、タイトルだけご紹介しておきます。


試合の写真は、また明日以降ご紹介しますね。



【記事】


長谷部 大勝にも不満顔「もっと点取れたはず」:スポニチ

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/09/kiji/K20150909011095080.html


アフガニスタン戦2015.09.08-11
スポニチより)


W杯アジア2次予選E組 日本6―0アフガニスタン (9月8日 イラン・テヘラン)


 日本代表MF長谷部は大勝にも満足感はなかった。

 前半7分にゴール前に飛び込んで胸トラップからシュートを放つなど果敢に攻めたが、最後の精度を欠いてノーゴール。攻撃面の積極性を課題に掲げており「6点取ったけど、もっと取れた。シリアもアフガニスタンから6点取っている」と指摘。アジアの難しさを知る主将は、カンボジア、アフガニスタンと格下相手の連勝だけに笑顔はなかった。

(スポニチ)



アフガニスタン戦を終えて――森重「前半からミスを恐れずいろんな方向にパスを出そうと思っていた」:サッカダイジェストWeb

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=11239


アフガニスタン戦2015.09.08-10
サッカダイジェストWebより)


 ワールドカップ・アジア2次予選の日本対アフガニスタンは9月8日、アザディ・スタジアムで行なわれ、日本は6-0で勝利した。

 アフガニスタン戦を終えた4選手のコメントをお届けする。


長谷部誠(フランクフルト/MF

──6-0ということで、久々に結果と内容が伴いましたが。

「今日は6点取れましたが、欲を言えばもっと取れた部分ももちろんありますし。ただ、今日もあれだけ相手が引いてきたので、難しい部分もありました。スカウティングではもう少し相手も出てくるかなという感じはありました。まあ、シリアも6点取った相手なので、もう少し取りたかったですね」

(サッカダイジェストWebより抜粋)



ハリル異次元采配 左FW先発原口を試合中右SBに:日刊スポーツ

http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1535359.html


 日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が、自ら「おかしいと思われるような交代」も繰り出す余裕の采配で大勝を呼び込んだ。左FWで先発起用したMF原口元気(24=ヘルタ)を5点リードの終盤、突然右サイドバック(SB)に下がるよう指示。一方的な展開で自在にタクトを振った。怒りと失望の6月シンガポール戦から切り替えて2連勝。“ハリル怒りのアフガン”ではなく、余裕のアフガン戦で試合を終えた。


 誰もが驚いた。左FWが対角線上に下がって右SBに入ったのだから。後半25分。ハリルホジッチ監督の一手はDF酒井宏に代えてFW宇佐美の投入だった。これに伴い原口に右SBに下がるよう指示。まさかのポジションチェンジ。1度はMF長谷部が下がろうとするなど、ピッチの選手も混乱させた。DF森重は、ベンチに向かって3本指を立て「3バック?」と確認するほどだった。


 「おかしいと思われるような交代もして、かなり攻撃的に働きかけました。右SBに変えたのはリスクを負ってもいい点差で、センタリングを多くしたかったから」。会見では質問されるより先に、驚きの一手を説明した。所属のG大阪で右SBのDF米倉を左SBで起用したり、クラブの常識がハリルの常識と違う、一風変わった起用もする。点差もあり、これが成功か失敗か、判断はつかない。ただ好きに采配できた試合展開は久しぶりだった。


 左FWでプレーしていた原口、2得点のMF香川と、海外組が力の差のある相手に仕事をしてくれた。国内組で史上初、まさかの最下位に沈んだ東アジア杯直後、慌てて腹心のボヌペー・コーチを欧州視察に向かわせた。その焦りに比べれば、この日の采配にどれだけ余裕があったかがよく分かる。「素晴らしい勝利。6点取るのは簡単ではない。選手にはブラボー! と言いたい」とたたえた。


 序盤は引いた相手の、3戦連続となる赤いユニホームの“赤い壁”に少し苦しんだ。決定力不足解消への「ソリューション(解決法)」が機能したというより相手が弱かった。「選手は残念ながらクラブに帰らなきゃいけない。一緒に練習できなくて残念だが、オマーンで3日間くらいしっかり準備したい」。10月、同じように中立地で開催されるシリア戦を見すえた。ハリルジャパンは9月、格下相手の2連戦でやっとひと息ついた。

(日刊スポーツ)



【日本代表】ロシアW杯 アジア2次予選 vsアフガニスタン 試合後の選手コメント:J.LEAGUE.JP

http://www.jleague.jp/news/article/2959


日本代表は8日、イランのテヘランで2018FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019 予選のアフガニスタン戦を戦い、6-0で勝利を収めました。以下、試合後の選手コメントです。


■山口 蛍(C大阪)
――アシストもあったが、全体的にはバランスを取るようなプレーをしていたように見えたが?
「バランス取るというか、相手が俺とハセさん(長谷部 誠)にほぼマンツーマンでついてきていたので、ハセさんとも話しながら、引いて守るよりはちょっと前に行こうと。センターバックがあそこでフリーでボールを捌けるから、俺らが行っても人数増えるだけという話をしながら、ああいうポジション取りをしていました」

――引いた相手と戦うための良い学習機会になった?
「そうですね、前回のカンボジアは僕らが結構フリーでもらえたけど、今日はそういうわけじゃなかったので、逆にスペースを作って、2列目から飛び出すという動きをやっていこうと思っていた。(香川)真司君が動いたスペースに誰か入って行けというのもハーフタイムに監督から言われていたので、それは意識していました」

(J.LEAGUE.JP)



【日本 対 アフガニスタン】サッカーダイジェスト特派記者の採点&寸評:サッカーダイジェスト

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=11236


【日本代表・総評】 5.5
 イランのアザディ・スタジアムにアフガニスタン・サポーターの歓声が鳴り響くなかキックオフされた試合だったが、日本が一方的に押し込む展開に。前半から存在感を示したのは左ウイングに抜擢された原口だ。現政権下で初スタメンとは思えないほど動きは滑らかで、好調ぶりを窺わせた。

 気掛かりはミスからカウンターを食らった場面があった点。アフガニスタンのミスに助けられたから良かったものの、多少なりとも危うさがあった。その意味でチーム採点は及第点に届かないだろう。明らかに格下のアフガニスタン(シリアには0-6で敗れている)に大勝するのは、ある意味、当然だ。


【個人採点・寸評】


17 長谷部誠 5.5
8分に本田の落としからシュートを狙ったものの枠外へ。縦パスや裏への抜け出しを意識していたが、目に見える結果を残せなかった。

(サッカーダイジェストより抜粋)



アフガニスタン戦、“Wシンジ”の活躍などアウェイで6得点大勝【どこよりも早い採点】:フットボルチャンネル

http://www.footballchannel.jp/2015/09/08/post106933/


長谷部誠 6 中盤から前線に絡み攻撃のアクセントになったが、後半途中交代。リーダーとして緩みがちな流れを引き締めた。

(フットボールチャンネルより抜粋)



ハリルジャパン、“敵地”でようやくゴールラッシュ…香川豪快ミドル弾など6発大勝:サッカーキング

http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150908/348188.html


アフガニスタン戦2015.09.08-12
サッカーキングより)


 2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が8日に行われ、日本代表はイランの首都テヘランでアフガニスタン代表と対戦した。

 3日に行われたカンボジア代表戦で3-0の勝利を収め、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制下での公式戦初勝利を挙げた。しかし、34本のシュートを放ちながらも奪ったゴールは3つと、やや消化不良の形で試合を終えている。アフガニスタン戦は同国の政治情勢を考慮して隣国イランでの開催となったが、今予選では実質最初のアウェーゲームとなり、環境面で厳しい戦いを強いられることとなった。

 日本はカンボジア戦の先発メンバーからFW武藤嘉紀を外し、MF原口元気を起用。スタメンはGK西川周作、右からDF酒井宏樹、DF吉田麻也、DF森重真人、DF長友佑都で、ボランチにMF山口蛍とMF長谷部誠。トップ下にMF香川真司、前線は右からFW本田圭佑、FW岡崎慎司、FW原口が名を連ねている。

 試合は開始から日本が押しこむ展開となる。1分、左CKを獲得すると、香川のクロスボールからファーサイドに飛び込んだ森重がヘディングシュートを放ったが、ここはGKオヴァイス・アジジの正面だった。

 続く7分、長友が左サイドからクロスを供給。ファーサイドの本田がヘディングで折り返すと、中央に走り込んだ長谷部が胸トラップからボレーシュートを狙ったが、惜しくも枠の上に外れてしまい先制点とはならなかった。

 その後もボールを支配して攻め続ける日本。10分、左サイドの原口がドリブルで中央に切り込むと、ゴール前の香川へパス。ボールを受けた香川が振り向きざまに右足を振りぬくと、鋭いシュートがゴール左下に決まり、日本が先制に成功した。

 リードを手にした日本は更に攻勢を強める。19分、右CKを獲得すると本田のクロスをニアの岡崎が頭ですらし、中央の吉田と森重が飛び込んだが、わずかに合わず得点にはつながらなかった。続く27分、ゴール前左の位置でパスを受けた森重が右足でミドルシュートを放つと、GKの前でワンバウンドしたボールが惜しくもクロスバーの右に当たる。こぼれ球をエリア内に走りこんでいた長谷部が頭で折り返し、岡崎がヘディングシュートで合わせたが、ここもわずかに枠の左に外れてしまった。

 日本はなかなか追加点を奪えない時間が続いたが、35分に待望の得点が生まれる。ショートコーナーの流れから、左サイドの長友が右足でクロスを供給し、ゴール前に飛び込んだ森重がヘディングシュートを放った。一度はGKアジジの好セーブに防がれたが、こぼれ球を追った本田がスライディングで折り返し、最後は森重が左足で押し込んで追加点を奪った。前半は日本が圧倒的に押しこむ展開となり、2-0とリードして試合を折り返した。

 後半立ち上がりの50分、再び日本がチャンスをものにする。本田がゴール前でボールを受けて左の香川にパスをつなぐ。香川から原口へのパスは、一度相手DFにカットされたが、エリア内中央で原口がこぼれ球を拾い、ヒールでエリア内左の香川にパスを送る。香川は冷静にゴール右下にシュートを決め、日本がリードを3点に広げた。

 続く57分、ゴール前で本田からパスを受けた香川が、エリア内右に走りこんできた山口へスルーパスを出す。フリーで抜けだした山口が中央に折り返しのパスを出し、岡崎が無人のゴールに蹴りこんで日本が追加点を奪った。直後の60分、エリア右手前でボールを持った本田が右足で強引にシュートを放つと、相手DFに当たったボールがエリア内の岡崎の元に飛ぶ。これを岡崎がダイレクトボレーでゴール左に沈め、日本が大量5ゴールを奪った。

 5点のリードを手にした日本は、70分に酒井宏を下げて宇佐美貴史を投入。原口を右サイドに配置した。続く73分、宇佐美と香川がコンビネーションから左サイドを崩すと、宇佐美がドリブルで深い位置まで持ち込み、グラウンダーの折り返しを送る。中央の本田が倒れ込みながらゴールに押し込み、6点目を奪った。

 日本は76分に香川を下げて武藤を、80分に長谷部を下げて遠藤航を投入。最後まで攻める姿勢を崩さない。86分、ゴール前でFKを獲得すると本田が左足で直接狙ったが、ここはGKアジジがなんとか弾いて追加点を許さなかった。

 このまま試合終了のホイッスルを迎え、日本が6-0でアフガニスタンを下し、アジア2次予選2連勝を飾った。

 日本代表は10月8日にオマーンの首都マスカットでシリア代表と対戦する。

【スコア】
アフガニスタン代表 0-6 日本代表

【得点者】
0-1 10分 香川真司(日本代表)
0-2 35分 森重真人(日本代表)
0-3 50分 香川真司(日本代表)
0-4 57分 岡崎慎司(日本代表)
0-5 60分 岡崎慎司(日本代表)
0-6 73分 本田圭佑(日本代表)

(サッカーキング)



【コラム】


宇都宮徹壱
(こちらのコラムは、リンク先でご覧下さい)

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