FIFAランク50位の日本代表が同152位のシンガポール代表に快勝した。

 MF長谷部誠(31=フランクフルト)は頭部からの流血に耐えながら、フル出場した。

 前半26分に「頭と頭がぶつかった」と負傷するアクシデントに見舞われるも、テーピングをグルグル巻きにして、ピッチに戻った。試合ではMF柏木とダブルボランチを組み、何度も効果的なパスを供給。「柏木が出ることで競争が生まれる。早い時間にゴールができて試合が運びやすかった」と振り返った。

(日刊スポーツ)



ハリルジャパン、3得点も不満。後半のプレー精度に課題:フットボールチャンネル

http://www.footballchannel.jp/2015/11/13/post120024/


W杯アジア2次予選シンガポール戦2015.11.12-4

フットボールチャンネル より)


【日本 3-0 シンガポール 2018年ロシアW杯アジア2次予選】


 勝利がまず求められる試合で、しっかり勝ち点3を手にしたハリルジャパン。だが監督・選手には、勝利への満足より3ゴールに終わったことへの不満が色濃く残った。


 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「(さらに)何点か取りたかった」と言えば、途中出場の香川真司も「欲を言えば4点5点取れたら良かったですけど」と述べた。


 選手個々の疲労に加えシンガポールの暑さも影響し、後半はスピードも精度も落ちた。キャプテンの長谷部誠は「少し自分たちが引いて相手が出てくるのを待って、そこでボールを奪ってカウンター」という指示がハーフタイムにあったことを明かした。


 だが、相手を仕留めるようなカウンターは見せられず、逆にヒヤリとするシーンを作られた。「意図的にラインを下げた時に、そこからの攻撃は改善しないといけない」と長谷部はいう。次のカンボジア戦では、そうした反省点を踏まえゲームプランを確実に遂行したいところだ。

(フットボールチャンネル)



【コラム】


相性の良さ感じさせたボランチコンビ。攻守に補完し合った柏木と長谷部:フットボールチャンネル

http://www.footballchannel.jp/2015/11/13/post120016/


【日本 3-0 シンガポール 2018年ロシアW杯アジア2次予選】


 “走るファンタジスタ”が、日本代表でその能力を発揮した。


 10月の中東2連戦で、約3年半ぶりに日本代表入りを果たした柏木陽介は今回も引き続きハリルジャパンに選出された。メンバー発表会見でヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「彼のような能力は数少ない。たくさんのアイデアを持っている」と期待をこめていた。


 そして、迎えたシンガポール戦。柏木は先発出場し、勝利に一役買った。ピッチの各所に顔を出してはボールの循環をスムーズにし、精度の高いキックでチャンスを作っていった。


「相手を寄せるパスと裏に出すパス、サイドに散らすパスというのを自分の中で良く選んでプレーできた」と、自身のパフォーマンスに一定の満足感を得ているようだ。


 ダブルボランチを組んだ長谷部誠も「彼はボールを触っていいパス出しできる選手」と、柏木の長所を理解している。この日のシンガポールの重心はあくまで後ろにあり、失点しないことを第一に考えていた。そのためゴール前は混み合っていたが、ボランチのところでは柏木と長谷部が自由にボールを保持できた。


 前半には、長谷部が上がった際に柏木がタイミング、スピード共に絶妙なパスを通し、ボランチの相方を前向きにプレーさせたシーンがあった。後半にも何度か長谷部が前線へ飛び出せば、柏木がバランスをとっていた。


 もちろん、ひとりが上がればもうひとりが残るのは当然だが、互いを補完しあう関係は相性の良さを感じさせた。また、長谷部は守備者として水準以上のプレーを見せるが、柏木も積極的に相手と“戦った”。


「切り替えてボールを奪いにいくところも自分の中でできたし、球際も今日は勝てたんじゃないかと思う」と口にすれば、長谷部も「球際とか守備の部分でかなり貢献していたと思う」と柏木の献身を評価していた。


 相手との実力差を考えれば諸手を挙げて喜べることではないが、柏木がすんなりとタクトを握り、長谷部が隣でサポートする。守備では互いに戦う姿勢を貫いた。このポジションも人材豊富で、今後も様々な組み合わせが試されるだろう。それでもこの日、柏木と長谷部が見せたスムーズな連係は、ハリルジャパンにおけるダブルボランチの基準となるのではないか。

(フットボールチャンネル)



金崎&柏木の活躍新鮮 岡崎、長谷部のいい刺激に:日刊スポーツ(熱血秋田塾)

秋田 豊

http://www.nikkansports.com/soccer/column/akita/news/1565553.html


<W杯アジア2次予選:日本3-0シンガポール>◇E組◇12日

◇シンガポール・ナショナルスタジアム

 2人の活躍が新鮮だった。金崎は、絶対に点を取る、絶対勝つ、というメンタリティーを前面に出していた。今は少なくなったギラギラ感を持った選手で、運動量も多かったので、相手としては脅威だったはず。高さもあったし、チームに勢いを付けてくれた。5年ぶりの代表出場で存在感を示すのは難しいが、強い精神力があるからこそできるものだろう。

 柏木は、中盤の底で強弱をつけるパスで攻撃を主導した。テンポもよかったし、代表に新しい色を加えた。2人が結果を残したことで、他の選手は当然危機感を持ったはず。レギュラー間違いないと思われてきた、岡崎や長谷部にはいい刺激になったはず。代表の活性化にもつながるし、代表にとって朗報といえる。

 収穫のあった試合だが、ハリルホジッチ監督に1つ注文するなら、もっと選手交代を早く仕掛けた方がよかったと思う。暑さもあるし、次戦も控えている。シンガポールに2-0なら、勝負ありだったわけで、控え選手にもっとプレー時間を与えてモチベーションを高めさせた方がよかった。さらに本田や武藤、清武を休ませることもできた。

(日刊スポーツ)



【サッカーダイジェストの視点】課題よりポジティブな要素が上回った。“勝点3以上”の価値があるリベンジだ。:サッカーダイジェスト

取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)



英国人が見たシンガポール戦「前半のような積極性、攻撃サッカーをもっと見たい」:フットボールチャンネル

ショーン・キャロル氏



【日本代表】2次予選で優先すべきは国内組の掘り起し。香川や岡崎が駆けつけても、誰の利益にもならない:サッカーダイジェスト

加部 究



【岩本輝雄のオタクも納得!】シンガポール戦で露呈された日本の弱点。このままでは最終予選でやられる:サッカーダイジェスト

岩本輝雄


W杯アジア2次予選シンガポール戦2015.11.12-5

サッカーダイジェスト より)



チェックアイ 「新戦力」でチーム活性化 三浦淳寛氏(サッカー解説者、元日本代表):産経ニュース

三浦淳寛