昨日のタイ戦を終え、長谷部クンはドイツに無事戻りました。
これからフライトという時に、麻也クンが、LINEの公式ブログに写真をアップしてくれました。
Congrats 100caps captain!!
まこっちゃん、100試合達成おめでとう。
正確には101試合だけど。笑
とりあえず勝ててよかった。
みんなお疲れ。
これからフライト
(吉田麻也オフィシャルブログより)
長谷部クン、ホッとした表情していますね。
高温多湿の日本の、更に上をいくタイで、途中、雨が激しく降り、恐らく蒸し風呂のような中で。
時間が経つにつれて、芝はボコボコはげていくピッチコンディション。
多くのタスクをこなさなければならない長谷部クンにとっては、体力的な疲労に加え、思考能力も奪われるんじゃないかという、最悪のコンディションの中での試合となりました。
何はともあれ、本当にお疲れ様でした。
怪我なく2試合を終えれた事は、タイ戦の勝利と共に、私にとっては嬉しい事でした。
さて。
タイ戦後の長谷部クンのコメントでは、とにかく、「このままではダメ」という危機感が溢れていました。
確かに、UAE戦に続いて、タイ戦でも、トラップミスやパスミスでボールを奪われたり、あわや失点というシーンが何度かあり。
長谷部クン自身、自分のプレーに納得していないと思いますし、周りの評価が低くても、当然だと思います。
代表戦でも、フランクフルトの試合でも、あのようなミスは、もう繰り返して欲しくないです。
ただ。
ボランチの相方の山口選手が、思い切ったボール奪取を仕掛けられたのも。
山口選手が相手選手にチャレンジに行って空いたスペースを、長谷部クンがカバーしたり。
元々マークしていた相手選手を、長谷部クンがスライドしてマークについたりと。
そういう仕事をしっかりしているからで・・・。
ボランチ2人が、お互いに、それぞれの動きや役割を補完しているからこそ、良いプレーが出来ているわけで。
良くないプレーもあったけど、良いプレーもあったよね・・・。
と、ちょっと愚痴も言わせて貰いました(苦笑)。
まあ、長谷部クンの事ですから、これで終わるはずはありません!
長谷部クン、最終予選の前に、こんな事を言っています。
これまでずっと試合に出ているような選手を追い越すような若手が現われないと世界の舞台では勝てない。もちろん、僕は僕で向上心を持ってやっています。現状に満足せずもっと成長したいと貪欲にやっているからこそ、チーム内の競争に物足りなさを感じてしまう。高いレベルでスタメンを争うためにも、ライバルが必要。ボランチにそういう選手が出てきた時、自分がどんな化学反応を起こすのかは楽しみです
(サッカーダイジェストWebより)
このブログ記事ではご紹介しませんが。
まあ、この2試合の長谷部クンのプレーを見て(って、本当に見てるのか?とは思いますが)、もう交代させるべきなんて事を書いているライターもいます。
でも、私は、まだまだ、長谷部クンは、今の日本代表チームに必要な選手だと思っています。
キャプテンシーとか、そういう事だけではなく、ピッチの上の1人の選手としてね。
まずは、フランクフルトのチームで、コンディションを整えながら、しっかりとスタメンを確保し、チームの結果に繋がるプレーをして。
また、来月の代表戦で、日の丸を背負って戦う長谷部クンの姿を見られる事を、楽しみにしています!
では、今日は、長谷部クンのタイ戦後のコメントをご紹介しますね。
【記事】
「課題を挙げればキリがない」
一番は結果だったので、勝ち点3を取れたのは一番よかったことだと思います。ただ、喜ぶのは今日、明日までにしたい。今日の試合でも多くの課題が出ましたし、早いうちに決められる場面がかなりありました。個人的にも、チーム全体としても簡単なミスというか、もちろんグラウンド状態とかいろいろありますが、そういう中でピンチになってしまう場面もありました。同点に追いつかれてもおかしくない場面もありましたし、修正しなければいけない点を挙げればキリがないです。勝てたことは良かったですけれど、それとともに危機感といいますか、このままではダメだというのはあります。
(過去2大会と比べてチームの成熟度は)他の2大会と比べるのは難しいですけれど、今出ているメンバーで言えば、予選に常時出ていてプレーしている選手は、今日は圭佑、(香川)真司、僕、(吉田)麻也が前回を経験しています。それくらいしかいないので、他の選手も予選には入っていましたが、試合に出ていなかったメンバーが結構います。そういう意味で言えば初めての選手が多い中で、成熟度という部分で比較するのは難しいです。ただ、今日に関して言えば、浅野、元気だったり、若い選手が点を取ったのはチームにとって非常に大きい。こういう予選では彼らのような力が間違いなく必要だし、そういう選手たちが点を取って、自信をつけたのは今日の良かったところだと思います。
(サイドを使うシーンが目立ったが)相手の出方を見ながらも、前回のように真ん中真ん中になると相手も的を絞りやすいので、なるべくサイドを使うことは考えました。その中で今日は1点目もサイドから取れましたし、サイドからの良い崩しから決定的なチャンスが何回もありました。もちろん決め切るという課題はありますが、そこは前回の試合から進歩した点かなと思います。
(原口に関して)元気はアグレッシブに、攻守に渡って貢献できる選手です。得点を取った、ああいうスペースにも入っていけますし、彼の気持ち、やる気、今日の試合で絶対に結果を残す、という気持ちは感じました。選手が自覚を持ってやるのは非常に大事だと思います。左の崩しの部分では、まだ荒削りな部分もありますが、あそこのポジションでのレギュラー争いもまた激しくなってきているのかなと思います。
(少しおとなしい選手がそろっている印象だが)それも難しいですけれどね。今までのチームに比べたら間違いなくおとなしいですが、人間的には素晴らしい選手がそろっています。内に秘める選手が多いので、それをどのようにしてピッチで引き出すか、というのはいろいろ考えてやっています。人それぞれの考え方はありますが、個人的には、元気や浅野が今日結果を出したように、若い選手がもっと自覚を持って、「自分がW杯に連れていくんだ」という強い気持ちを持ってほしい。たとえば僕が23〜24歳くらいで代表に入った時は、「自分が中心にやっていく」という気持ちでいた。それは周りの若い選手もそうでしたし、それくらいの気持ちを持ってやっていってほしいと思うし、内に秘めているのであれば、もっともっと出してほしいと思います。
(スポーツナビより一部抜粋)
長谷部誠「このままではダメ」/日本代表:ISM(Yahoo!ニュース)
(ISM:Yahoo!ニュースより)
日本代表は6日、2018年W杯アジア最終予選でタイと対戦し2対0で勝利した。以下は、試合後の長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)のコメント。
●長谷部誠コメント
「今日に関して言えば、タイも攻撃の部分でそこまで人数をかけて攻めてこなかったので、そこまで怖さはなかった。自分たちがやっているブロックをどこで敷くかという部分だったり、開始から前からいきましたけど、前からいっている時間帯がかなり良かったので、あえてブロックを敷いて、相手にボールを持たせる時間を作るかと言われると、今日の試合では作らなくても良いかなとみんなで話した。前半は特に。その中で点が取れたし、もちろん試合運びの中で追加点はかなり課題ではあると思いますが、サッカーの試合は生きものなので、相手の出方とかで臨機応変にやっていかないといけないと今日改めて思いました」
Q:コンビを組んだ山口選手については?
「蛍に関しては、とにかくボールを奪いに行く力がありますし、今日はそこでかなりチームに貢献していました。そういう意味で言えば、守備も負担は個人的に多少減る部分が間違いなくあるので、攻撃のところでもう少し個人的には有効なパスや組み立てができればよかったと思います」
(ISM:Yahoo!ニュースより一部抜粋)
大人しい若手を鼓舞する長谷部の本音とは?「ライバルを求めている」:サッカーダイジェストWeb
(サッカーダイジェストWebより)
UAE戦に続きタイ戦でも凡ミス…。長谷部が口にした「危機感」:サッカーダイジェストWeb
(サッカーダイジェストWebより)
原口の「気持ち」を称える長谷部、若手選手に注文「もっと自覚を持って」:サッカーキング
(サッカーキングより)
「このままではダメ」長谷部、初白星も危機感…若手へ要求も:ゲキサカ
(ゲキサカより)
満足しない主将の長谷部誠、勝利に安堵するも口をつく「危機感」の言葉/ロシアW杯アジア最終予選:Goal.com
(Goal.comより)
長谷部、サイド攻撃は「前回の試合から進歩した点かなと」:フットボールチャンネル
(フットボールチャンネルより)
長谷部 勝ち点3も危機感「このままでは駄目」 課題挙げる:スポニチ
(スポニチより)
今予選初勝利も“ガツガツ感”を求める長谷部 「人間的には素晴らしいけど内に秘める選手が多い」:FOOTBALL ZONE WEB