遅くなりましたが、長谷部クンの右膝の状況について、コヴァチ監督のコメントをご紹介したいと思います。
その前にまず。
皆様からコメントも頂いていますが、心配されている長谷部クンの膝について、事の発端はというと、この記事かな・・・?と。
サッカーのドイツ1部リーグでアイントラハト・フランクフルトのMF長谷部誠が、30日に本拠地で行われたシュツットガルト戦を欠場した。同日付の大衆紙ビルトなど地元メディアによると、膝の痛みでしばらくチーム練習から離脱しているという。昨季負傷した右膝の故障が再発した可能性もある。
長谷部は3月に右膝の手術を受けて昨季終盤は離脱し、8月に公式戦復帰した。今季は前節まで6試合で5試合にフル出場したが、28日に発表された日本代表からは外れていた。
(産経ニュース)
この記事中のビルト紙の記事というのは、恐らくこちら(この記事は29日付なのですが、30日付の記事では、それらしきものがないので・・・)。
Eintracht gegen Stuttgart | Das ZITTER-Spiel:Bild.de
(Bild.deより)
確かに、シュトゥットガルト戦前に、このビルト紙も含めた地元紙で、長谷部クンが、先週のチーム練習に参加しておらず、シュトゥットガルト戦への出場は厳しいという報道はありましたが。
私がチェックした限り、地元紙では、「右膝の故障が再発した可能性もある」というような事は、書かれていなかったんですよね・・・。
なので、その部分は、日本の報道の推測なのかな?と(もし、本当にそうなら、まったく人騒がせな・・・怒)。
以前の記事にも書きましたが、コヴァチ監督は、試合当日まで、長谷部クンのシュトゥットガルト戦への起用を迷っていました。
結局、後ほどご紹介する記事にもある通り、コヴァチ監督は、リスクを避けて、シュトゥットガルト戦への長谷部クンの起用は見合わせたのですが。
もし、「右膝の故障が再発した可能性もある」なら、即、病院での精密検査を行う等するでしょうから、そんな悠長な事は言っていられないと思うんですよね。
なので、この時点では、一応、前節(ライプツィヒ戦)までの連戦による影響(痛みとか、腫れとか?)が出たという判断だったのかな?と。
まあ、今後、なかなか痛みがひかず、精密検査を行うなんて事も、もちろん考えられるわけですが。
シュトゥットガルト戦後のコヴァチ監督のコメントを見ると、代表週間の間に、回復出来そうな感じなので、ホッとしています。
これからも、膝の状態と上手く折り合いをつけながらのプレー、試合への出場となると思いますが。
長谷部クン自身も、フランクフルトのコヴァチ監督も、日本代表のハリルホジッチ監督も、無理のしどころはわかっていると思いますので。
あまり心配し過ぎないように、ただただ、膝の痛みや腫れが長く続かないようにと祈っています。
という事で、シュトゥットガルト戦後のコヴァチ監督のコメントをもとに、いくつか記事が出ていますので、ご紹介しますね。
【ニコ・コヴァチ監督・VfBシュツットガルト戦後・記者会見】
長谷部 は重要な選手だよ。だから、彼には少しでもリスクがあるならプレーさせるのは難しい。シーズンはまだまだ長いからね。2週間後のシーズン再開時には彼はピッチに戻って来られるだろう。
【記事】
コバチ監督、ベンチ外だった長谷部欠場の原因は「右膝の痛みだ」:サンスポ
【フランクフルト(ドイツ)30日(日本時間1日)】
ブンデスリーガでMF長谷部誠(33)が所属するフランクフルトのコバチ監督はシュツットガルト戦後、ベンチ外だった長谷部について欠場の原因は「(3月に)手術した右膝の痛みだ」と話した。
同監督は長谷部が9月28日に発表された日本代表から外れたことも故障が理由だと説明した上で「大きな問題ではない。(W杯予選のための)リーグ中断期間を経て復帰できると思う」。14日の次節には戦列復帰できるとの見通しを示した。
(サンスポ)
長谷部ベンチ外 コバチ監督「ひざが万全ではない」:日刊スポーツ
フランクフルトのコバチ監督は、長谷部について「手術したほうのひざが万全ではなかった。リスクを取りたくなかったので、休ませることにした。これから代表期間に入るが、彼は招集されていないし、しばらく休める。2週間後、彼のひざから痛みがなくなっていることを願っている」と話した。
(日刊スポーツより一部抜粋)
フランクフルト長谷部、右膝の問題で欠場=ドイツ・サッカー:時事ドットコム
サッカーのドイツ1部リーグ、フランクフルトの長谷部誠は30日、ベンチを外れてホームでのシュツットガルト戦を欠場した。コバチ監督によると、右膝に問題があるため大事を取った。長谷部はワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、本大会出場を決めた後に日本代表を離脱。ドイツに戻り、リーグ戦は1試合欠場した後、3試合にフル出場していた。
コバチ監督は「(3月に)手術を受けた右膝にまだ問題がある」と述べ、「(国際Aマッチ週間で)この後2週間ほど空くので、きょうはリスクを回避したかった。中断後は痛みなくプレーできるよう、本人も努力してくれている」と説明した。
長谷部は10月6、10日に日本で行われる国際親善試合の代表招集は見送られている。
(時事ドットコム)