いやあ、もう、正直、協会のトップが何考えているのやら、全く意味不明・・・(と、こういう優しい表現を使わずに、ストレートに○○じゃないの!?と、書きたい・笑)。
最近、やたらと、スポーツ協会の無能さが露呈する事案が見られていますが。
そこに、サッカー協会も、名を連ねてしまったのか・・・と思うと、情けなくて。
昨夜、ホッフェンハイム戦のスタメンを確認しようとしたタイミングで、デイリーさんが、ハリルホジッチ解任の速報を流し、それを見てから、ずっと悶々としていまして。
ホッフェンハイム戦に集中できず、その上、島根県で地震があり、我が家も結構揺れまして、そちらも心配で(どうか大きな被害が出ていませんように・・・)。
という事で、この記事は、ハリルホジッチ監督解任に対する私の愚痴になります。
ご興味のない方は、どうぞスルーして下さい。
因みに、フランクフルトについて簡単にふれますと、ホッフェンハイム戦、1-1のドローで、とりあえず暫定4位。
今夜、5位のライプツィヒと6位のレバークーゼンの結果次第で、順位が変わるという状況。
詳しくは、また明日、記事にしますね。
で、ハリルホジッチ監督解任の件。
ハリルホジッチ監督を切って、一体、どうするのよ。
あんなに真面目に、熱心にJリーグや海外リーグを視察し、毎日のように仕事場に行って、ミーティングを繰り返し。
対戦相手を分析し、相手の長所を消すような戦術を取り、対戦相手によって、また状況によって、柔軟に戦い方を変えられるようなチーム作りを目指し。
選手達には、日本人には足りない、デュエルの意識を植え付け、それぞれの選手に、事細かなアドバイスを与え、コミュニケーションを取り。
日本代表やJリーグについて、良いところだけではなく、ダメなところもキチンと指摘し、日本サッカーの将来を、心から案じ、考えてくれた。
そして、これは、サッカーとは関係ないかもしれませんが、熊本での震災後、くまモンのバッジをつけて、熊本の事を応援してくれていた。
こんなハリルホジッチ監督以上の監督、他にいます(ハリルホジッチ監督と同等の年棒で招聘出来る監督で)?
っていうか、あくまでも大切なのは、W杯本番で。
それまでは、テストマッチなんだから、3月の欧州遠征だって、選手達の最終テストの場という位置付けだったんじゃないの?
そのテストの場で、縦に早いサッカーから、ロングボールを多用する、サッカースタイルの変化に選手が違和感を覚えて、それで信頼関係が薄れたって。
自分たちのサッカーだけしか出来なかったブラジルW杯で惨敗して、それではいけないから、引き出しの多い、様々な戦術を持つハリルホジッチ監督に託したんじゃなかったの?
縦に早いサッカーが上手く機能していなかったから、ロングボールが有効だと思ったから、戦術を変えて、それに選手がついていけないのなら、普通は、そんな選手は必要ないわけで。
選手達だって、各所属クラブで、試合中に、ポジションが変わる、選手が変わる事によって、戦術が変わる事は、経験しているでしょうに。
セレッソ大阪は、ユン監督になって、もちろんベースの戦い方はありますが、各選手が、ポジション変化によって、状況の変化によって、柔軟に戦い方を変えています。
クラブのトップの選手達が集まる代表チームなら、それ位の状況判断は、個々の選手達が出来ると思いますし、もし出来なければ、それを促すのが監督の仕事。
それで、万が一選手達が違和感を覚えたのであれば、監督と納得のいくまで話し合えば良いだけで。
監督は、いつでも選手が自分のもとに来る事を待っていると言っていましたからね。
で、それでも、監督と選手達とが上手く波長が合っていないと思ったのであれば、協会のスタッフが、間に入って、修正していくべきところ。
協会は、監督と選手達との信頼関係が薄れたと、監督を解任する方向に進んでしまった。
これまで、W杯の本番前に、手の内を全てさらけ出してしまって、相手チームに研究され尽くしていたものを、すくなくともハリルホジッチ監督は、そうしなかった。
W杯で、一番ベストなチームを作り上げてくれると期待させてくれた。
そういう監督が解任されてしまって、正直今は、日本代表チームがW杯で戦っている姿を想像する事が出来ません。
自分の中で、今回の件を消化するのに、少し時間がかかりそうです。
長々とごめんなさい。
最後に、ハリルホジッチ監督の解任についての会見の全文と、選手達のコメントを少しご紹介します。
あと、くまモンのツイートも・・・。
【記事】
実況速報、ハリルホジッチ監督の解任会見 要旨+ほぼ全文:ダイアログニュース
ハリル監督解任 酒井宏「選手は責任を感じないと」 麻也「結果を出せるように」:サンスポ
(サンスポより)
欧州でプレーする日本代表選手たちは、8日に行われた各所属クラブでの試合後にサッカー日本代表のハリルホジッチ監督解任に関する報道を伝え聞いた。
サウサンプトン(イングランド)の吉田麻也選手は「何があるか分からないのがサッカー。(W杯で)結果を出せるように頑張る。結果がすべて」と、落ち着いた様子で約2カ月後に開幕が迫った大舞台を見据えた。
マルセイユ(フランス)の酒井宏樹選手は「そういう報道が出ること自体、選手は責任を感じないといけない。(責任を)監督だけに押しつけるのはどうかなと思う」と、代表の不振について選手の立場で反省を口にした。
代表の主将を務めるアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)の長谷部誠選手は「オフィシャルじゃない時点で、選手として話せることはない」と慎重な口ぶりで多くは語らなかった。9日朝に日本サッカー協会の田嶋幸三会長が同監督の解任を認め、W杯直前の監督交代劇が現実のものとなった
(サンスポ)
Yuto Nagatomo | 長友佑都@YutoNagatomo5
ハリルホジッチ監督。 W杯出場が当たり前であるかのような風潮の中、日本をW杯へ導いてくれたことに感謝します。 なかなか結果が出ず、苦しい時期を過ごしたけど、日本サッカーのための尽力に対して敬意を表します。 Merci Vahid.
2018年04月09日 18:06
くまモン【公式】@55_kumamon
ハリルさん、今までありがとうだモン。ボクのバッジを付けて、熊本のことをいつも励ましてくまさり、本当にうれしかったモン。ボクも、ハリルさんのことをずっと応援しているモン。 https://t.co/Gy3t82LaYW
2018年04月09日 17:46