今年最後の記事は。
少し懐かしい話ではありますが、今年最後にふさわしい、泣けるコラムのご紹介です。
こちら⇒キャプテン・長谷部誠が真のリーダーになった日:フットボールチャンネル
(フットボールチャンネル
より)
キャプテンとしてザックジャパンを牽引する長谷部誠。彼が真のリーダーとなったのはいつだったのか。あの激闘のアジアカップが変化の時だったのではないだろうか。
「彼はこのチームで生粋のキャプテン」
「彼にキャプテンマークを渡したのは精神的、技術面にキャプテンとして重要な役割を担うのに適しているのが理由だ。彼はこのチームで生粋のキャプテンだと感じている」
2011年アジアカップ初戦・ヨルダン戦を翌日に控えた8日、日本代表のザッケローニ監督は長谷部誠を直々にキャプテンに指名した。2010年南アフリカW杯直前のイングランド戦で中澤佑二からキャプテンマークを託され、暫定主将としてベスト16入りに貢献したものの、本人は「本当のキャプテンは能活(川口)さんと佑二さん。僕はただマークを巻いているだけ」とあくまで代役であることを強調し続けていた。
アジアカップに入ってからも「キャプテンになって変わった部分は特にない」と淡々とした言い回しは相変わらずだったが、指揮官が太鼓判を押したこの日を境に彼自身、日本代表を牽引する存在として強い自覚を抱いたことだろう。
(中略)
「とにかく諦めないってことをみんなで言い合ってやってました」
最大の山場だったのは21日の準々決勝、カタールとの大一番だ。吉田麻也が退場し、相手に2度も先行され、主審も日本不利のジャッジを連発する苦しい流れの中、長谷部は「諦めずに戦おう」「顔を上げよう」と声を枯らして叫び続けた。
そして2-2で迎えた後半終了間際、長谷部のシュート性のボールがペナルティエリア内に侵入した香川に渡り、GKと1対1に。香川はDFにつぶされたが、こぼれ球に詰めた伊野波がゴール。10人の状況で3-2の劇的勝利を収めた。
「とにかく諦めないってことをみんなで言い合ってやってました。勝因はそれに尽きると思います。2-1になった時、心折れそうになったけど、そこからみんなで盛り返した。お互い励ましあってやったんで、気持ちの部分が一番じゃないかな。みんな下向いちゃった部分があったけど、とにかく顔上げて、もうプレーしようとみんなに言いました。精神的に強くなったんじゃないかと思いますね。
最後の場面は、まずは守備をしっかりして、3点目の自分のパスもそうだけど、イチかバチかの賭けだけど、そこで勝負しようって思ってやってました。真司が見えたんで、ボールが来る前にもうあそこに出そうと。
強いパスだったけど、真司がうまくトラップしてくれて点につながってよかったです。最後に伊野波がなんであそこにいたのか、僕は分からない(笑)。それまでもベンチからは『行くな』って指示が出ていて、僕もそう言ってたんですけど、それなのにあそこにいたんでビックリしましたね。あいつの気持ちもあったんだろうけど」と長谷部は伊野波のサプライズを嬉しそうに語っていた。
(中略)
激闘を潜り抜け、本物のリーダーになった長谷部。チームには浮き沈みがある。ザックジャパンも低迷した時期があった。そんなチームを支え、再び上昇気流に乗せることが出来たのは長谷部がキャプテンとして、リーダーとして、力強く牽引していったからだ。
ブラジルではさらに厳しい戦いが待っている。勝利のためには長谷部のキャプテンシーが重要であることは言うまでもない。
(フットボールチャンネルより抜粋)
長谷部クンが、キャプテンとして、リーダーとして、日本代表を引っ張っていってくれる。
だから、日本代表は、きっと大丈夫。
これまでも、これからも、ずっと、そう思っている。
記事にもある通り、チームには浮き沈みがある。
日本代表チームもしかり。
クラブチームもしかり。
2013年8月末、長谷部クンは、ニュルンベルクに移籍。
ドイツに来てからこの半年が一番調子が良く、やり甲斐を感じているという長谷部クン。
ただ、チームは、リーグ前半戦未勝利という厳しい状況で、後半戦を迎える事に。
それでも、長谷部クンは、リーダーとしてニュルンベルクのチームを引っ張っていってくれる。
だから、きっと大丈夫。
そう、思える。
2014年、ニュルンベルクのチームでも、日本代表チームでも。
長谷部クンが、心からサッカーを愉しんで。
そして、どうか良い結果が出ますように。
2014年が、長谷部クンにとって、素晴らしい年になりますように!!
最後になりましたが。
今年1年、このブログを訪れて下さった全ての皆様に、心から感謝致します。
コメントを頂いても、お返事を書けず。
ご意見、ご要望を頂いても、なかなかそれにお応えする事が出来ず。
本当に申し訳ございません。
全ては、私の力不足です。
どうぞお許し下さい。
ただ。
そんな状況にもかかわらず、いつも記事を読んで下さる皆様、コメントを下さる皆様、ありがとうございました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
2014年が、皆様にとっても、素晴らしい年になりますように!!