いよいよ明日に迫った、長谷部クンにとって古巣の、ヴォルフスブルクとの一戦。
フランクフルトの公式サイトでも、長谷部クンの写真をトップ画面にして、ヴォルフスブルク戦に関するデータや、チーム情報を掲載しています。
(Eintracht Frankfurt
より)
ヴォルフスブルクには、この夏、フランクフルトから移籍した、セバスティアン・ユング選手がいます。
彼にとっても、古巣との対戦となります。
さて、長谷部クンに話を戻すと・・・。
昨シーズン、ニュルンベルクに所属していた時の、ヴォルフスブルクのホームでの対戦は、4月12日。
長谷部クンは、怪我で出られませんでした。
なので、明日の試合は、長谷部クンがヴォルフスブルクを離れてから初めて、フォルクスワーゲンアレーナのピッチに立つ試合となります。
4月12日 の日のブログに、こう書いていました。
「残念ながら、今季、フォルクスワーゲンアレーナのピッチに立つ事は出来ませんでしたが。
長谷部クンは、いつか必ず、この地で、ヴォルフスブルクと戦う為に戻ってくると、そう信じています。」
長谷部クンは、戻ってきてくれました。
右膝半月板の二度の手術を経て。
いつまで続くかわからない痛みや、再発への恐怖に耐えながら、先の見えないリハビリに懸命に取り組み、戻ってきてくれました。
昨シーズン最終戦に間に合って戦列復帰した事も。
ブラジルW杯の3試合全てにキャプテンマークを巻いてスタメン出場した事も。
長谷部クンにとっては、嬉しいとか、良かったというよりも。
絶対に勝たなければ、結果を出さなければという使命感の方が強かった思いますし。
同時に、その身に背負った責任はあまりにも大きかった・・・。
だからこそ、明日の試合は、もちろん、勝敗も大事ですけど、心からサッカーを愉しんで欲しいと思っています。
少し大袈裟かもしれませんが。
ヴォルフスブルクで得た手ごたえと成果、直面した課題や困難、味わった栄光と挫折。
それらの全てが、長谷部クンを、日本代表キャプテンにまで押し上げたと言っても過言ではないでしょう。
その思い出の地で、再びプレー出来る歓びと、感謝の気持ちを抱いて、思う存分、ピッチを駆け巡って欲しい・・・。
ヴォルフスブルクのサポーターが、強烈なブーイングで長谷部クンを迎えるのか。
或は、温かいスタンディングオベーションで長谷部クンを迎えるのか。
強烈なブーイングも、温かいスタンディングオベーションも、それは、サポーターに認められた一流の選手という名誉の証。
どちらになっても、長谷部クンにとっては、感慨深い事でしょう。
そして出来れば。
試合後には、長谷部クンが、満面の笑みを浮かべて、ヴォルフスブルクの懐かしい元チームメート達と、健闘を称え合う。
そんなシーンが見られれば良いなと、思っています。
では、ヴォルフスブルク戦に向けた練習の様子、ご紹介します。
まずは、SGE JAPAN FUN CLUB のサイトから、動画をどうぞ。
『8/28 (木) 練習風景など.1』:SGE JAPAN FUN CLUB
続いて、写真をどうぞ。
(Frankfurter Neue Presse
より)
(Frankfurter Neue Presse
より)
(SGE JAPAN FUN CLUB
より)
(SGE JAPAN FUN CLUB
より)
(SGE JAPAN FUN CLUB
より)
SGE JAPAN FUN CLUB のサイトには、写真に、以下のようなコメントが付けられていました。
『8/28 (木) 練習風景など.2』
14.MF.アレクサンダー・マイヤー選手
18.MF.ヨハネス・フルム選手
本日の練習も100人位の見学者が居ましたが、少しだけ乾選手と話が出来ました。
チームでは、乾選手=タカ・長谷部選手=ハセと呼ばれているそうです。
最近仲良くしている長谷部選手以外の選手は、ニュルンベルクから移籍して来た 22.DF.チャンドラー選手だそうです。
あと、アイスバケツをアーリア選手から振られていたので、チャレンジしたか聞いてみましたが、FBをやって無いので知らないとの事でした。
(SGE JAPAN FUN CLUB Facebookより)
このブログでは、長谷部クンの写真しかご紹介していませんが。
SGE JAPAN FUN CLUB Facebookでは、選手を一人一人写真を掲載して、紹介してくれています。
是非、アクセスしてみて下さいね!
そして、最後の写真。
乾クンと並んで、笑顔で歩いていますね。
来月の日本代表戦のメンバーには、残念ながら、乾クンは選ばれませんでしたが。
フランクフルトで結果を残せば、乾クンもきっと、日本代表チームに呼ばれると、そう信じています。
頑張れっ、長谷部クン!!
頑張れっ、乾クン!!
頑張れっ、フランクフルト!!
最後に、記事を一つ。
日本人ドイツ最古参の長谷部が挑む古巣ヴォルフスブルク戦は必見、日本人対決にも注目:サッカーキング
(サッカーキング
より)
新シーズンを迎え、開幕から早くも熱戦が繰り広げられているブンデスリーガ。今週末に行われる第2節でも、注目試合が目白押し。中でも、日本人選手では最古参となる長谷部誠が古巣に挑む一戦は必見だ。
ドイツ8シーズン目を迎えた長谷部は、今シーズンから乾貴士も所属するフランクフルトに在籍している。開幕戦のフライブルク戦では、ボランチでフル出場して白星スタートに貢献。攻守にわたって存在感を放ち、新加入選手ながら既にチームの主力として機能している形だ。
フランクフルトは、30日に行われる第2節ではヴォルフスブルクとのアウェー戦に臨む。ヴォルフスブルクは長谷部にとって、2008年1月から5年半の長きにわたって在籍した思い出あるクラブ。ドイツ初挑戦から2008-09シーズンのリーグ初優勝やチャンピオンズリーグ出場と、数々の経験をしてきただけに、2013年にクラブを離れる際には、「もちろん恩もあるし、いろんな部分はありました。一生の友人もできたし、僕が行くというときに泣いてくれた選手もいるし、そういうのは一生の宝にもなった」という思いを明かしていた。
自身が愛し愛されたクラブと、敵味方にわかれて対峙する今節。トップ下での先発出場が濃厚な乾とのコンビを含めて、長谷部のプレーから目を離せそうにはなさそうだ。
(サッカーキングより抜粋)