昨日のテヘランでの最終調整の動画が、SAMURAI BLUEのサイトにアップされました。
1つ前の記事に追記しようかと思ったのですが。
他にご紹介したい記事もあり、元々かなり長い記事だったので、別記事でアップします。
取材では、「アフガニスタンは、ホームでなので攻撃に出てくる場面は、ここ2戦より多くなる予想している」との事でしたが。
う~~~ん、実際にそうなってくれれば、こちらとしては願ってもない展開ですが。
アフガニスタンも、日本のシンガポール戦とカンボジア戦を、スカウティングしているでしょうからね。
同様の戦い方をされると、また厳しい展開もあるかもしれません。
ただ。
どんな状況であれ、勝たなければならない試合です。
どうか、長谷部クンをはじめ、選手達が怪我なく、ベストなパフォーマンスを見せてくれますように・・・。
頑張れっ、長谷部クン!!
頑張れっ、ハリルジャパン!!
【動画】
【ワールドカップ予選】9/7 アフガニスタン戦前日公式トレーニング:JFATV
【記事】
ハリルホジッチ監督、「勝って勝ち癖をつけたい」 ~FIFAワールドカップ・アジア2次予選第3戦~:SAMURAI BLUE ニュース
http://www.jfa.jp/news/00007353/
SAMURAI BLUE(日本代表)のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は9月7日(月)、2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア2次予選で初めてのアウェイゲームとなるアフガニスタン戦を翌日に控えて、テヘラン市内の試合会場で公式会見に臨み、「勝つために来た。勝って勝ち癖をつけたい」と抱負を語りました。
アジア2次予選グループEでホームでの2試合を経て、今回からアウェイでの戦いが国際親善試合1試合を含めて5試合続きます。アフガニスタン戦は同国の国内情勢の影響で、中立地テヘランでの開催になりましたが、イラン国内にアフガニスタン出身者は多く、本国が隣接していることから、多くのサポーターがアザディスタジアムを埋めると予想されています。しかも高地での試合は、日本にとって決して楽な戦いではありません。
ハリルホジッチ監督は「アウェイで勝つためには、国内戦以上の野心と勇気が必要」と話し、選手のコンディションについては「日本とテヘランで1,200メートルの標高差はあるが、選手の状態は昨日より今日と良くなっているし、明日はさらに良くなっていると思う。適応するしかない」と語りました。
最新のFIFAランクでは日本の58位に対してアフガニスタンは130位ですが、2012年の186位から急激に順位を上げています。今年2月からは、ドイツのクラブでユースの指導にあたってきたボスニア出身のドイツ人、Slaven Skeledzic監督の下で戦いを続けています。
アジア2次予選ではシリアに0-6で敗れた後、カンボジアに1-0で勝利して、勝ち点3を得て現在グループEで4位です。今回の日本戦の直前に行われた国際親善試合のタイ戦は0-2で敗れています。
FW岡崎慎司選手(レスター・シティ)は、「アウェイなので(自分たちのプレーを)やり切る試合というのはなかなかできないが、いろいろな想定をしながらやりたい」と話しています。
現在グループEで3位の日本は、2試合を終えて1勝1分けですが、FIFAランクが日本より下の相手との対戦で4得点しか上げていません。
ハリルホジッチ監督は、「得点を獲るためにはクロスボール、ミドルシュート、FKなどいろいろな手段があるが重要なのはチームが点を獲って勝つこと。クロスボールがかなり重要になる」と話しています。
一方、岡崎選手は得点を増やすためにはゴール前での工夫が必要だと指摘し、「相手のディフェンスラインの位置をしっかり見て、相手のマークに合わせて違うことを試さないといけない。まだ迫力が足りてない」と、攻撃のレベルアップに意欲を示しています。
MF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)は、相手がホームなので攻撃に出てくる場面は、ここ2戦より多くなる予想しています。「どんどん前に出てくるチームなので、縦パスや背後へのパスなど、狙いどころはかなりあるかと思う」と述べました。
FW宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)は、「アウェイの殺伐とした空気や殺気立った空気も嫌いじゃない。そういうのも楽しみながらやりたい」と話し、「勝利に貢献できるように、自分の力を最大限に出したい」と語りました。
アフガニスタン戦は、8日(火)16:55(日本時間 21:25)キックオフの予定です。
MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
芝は思ったほど悪くないですが、やりにくいのは確かです。でも相手も同じ条件なので、それを言い訳にはできません。足元ばかりになるとミスが増えてボール奪われることになるので、こういうピッチに適したプレーをしたいと思います。5連戦は初めてですが、これまでもアジアのアウェイで簡単な試合は1つもなかったですし、環境によって力が発揮できなかったところがあったので、経験のある自分たちがゲームを落ち着かせることなどをやらなくてはいけないと考えています。
(SAMURAI BLUE ニュースより抜粋)
状態が良くないピッチに適したサッカーをしたい。:サッカーダイジェストWeb
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=11231
(サッカーダイジェストWebより)
長谷部の言葉から推測すると、アフガニスタンは日本にとって戦いやすい相手なのかもしれない。
「今までの2試合(ワールドカップ予選のシンガポール戦とカンボジア戦)と違って、ブロックを敷いてくる相手ではない。ビデオで分析したかぎりでは前にどんどん出てくるチームなので、縦パスはもちろん、敵DFの背後へのロビングなど狙いどころはかなりあるかなと思います」
確かにオープンな展開になれば、敵2ライン間(DFとMF)にスペースが生まれやすく足もとのテクニックを活かしたパスワークで、アフガニスタンを翻弄できるかもしれない。
ただ、その点について長谷部は警戒を強める。アザディ・スタジアム(日本対アフガニスタン戦の試合会場)のように、芝生が長いピッチには“魔物”が棲んでいるというのだ。
「パスサッカーになって足もとにこだわり過ぎると、こういうピッチではボールを奪われるミスが多くなる。状態が良くないピッチに適したプレーを狙っていきたい」
アフガニスタンが自陣に引かずに前へ出てくる、またピッチの状態が良くない。そのふたつを考慮すると、「やはり縦に速い攻撃はチャンスになると思います」(長谷部)。
「自分たちのやり方としてつなぐ意識はある」長谷部も、前述のとおりそこにこだわり過ぎるのは危険だという認識は持っている。目指すべきは、予選から本大会までポゼッションにだいぶこだわった前任者ザッケローニのカラーと、縦への速さを求めるハリルホジッチ監督のそれとの融合──。
本人がはっきりと口にしたわけではないが、臨機応変な戦い方がすなわちアフガニスタン攻略の鍵になるニュアンスは感じ取れた。
経験豊富な長谷部だからこそ、いろんなシチュエーションへの対策も頭の中で整理できるわけだ。ただ、アフガニスタン戦から始まるアウェー5連戦(10月13日のイランとの親善試合を含む)は未知の世界だという。
「たぶん5連戦はこれまで経験したことがない。アジアのアウェーでの戦いはスタジアムの雰囲気や環境などで、どうしても自分たちの力を発揮できなかったりします。そういうところでチームを落ち着かせるのは経験のある僕たちの役目。伝えていけるところは若手に伝えていくのが大事です。アウェーで簡単な試合はないから、コンディションの準備もそうですが、気持ちの準備も大切です」
怒涛のアウェー5連戦。チームが浮き足立った時、長谷部はどんなキャプテンシーを発揮するのか。まずはアフガニスタン戦での“チームマネジメント”に注目したい。
(サッカーダイジェストWeb)
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アフガニスタン戦に向けて、テヘランで最終調整~その2~!
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