ドルトムント 4 ― 1 フランクフルト
厳しい結果になってしまいました。
速報記事にある通り、前半終了間際に起こった2つの出来事が、明暗を分ける事になりました。
フランクフルトは、前半6分に、カウンターからマイヤー選手のゴールで、幸先良く先制したものの。
24分には同点にされ、守備の時間が長く続く苦しい展開に。
それでも、ドルトムントに圧倒的にボールを持たれながら、きっちりとチームとしての守備の約束事を守り、最後はフラデツキー選手の好セーブにも助けられ、同点のまま迎えた43分。
ドルトムントのロイス選手が怪我で退き、交替で入ってきたのは、ベンチスタートだった香川クン。
正直、フランクフルトにとっては、香川クンがベンチにいてくれた方が、有り難かったんですが…。
そして、その交替直後に、メドイェヴィッチ選手が、PA内でカストロ選手を倒してPK。
その上、2枚目のイエローカードで退場となってしまいました。
このPKは、オーバメヤン選手が外して、前半を1―1で折り返したものの。
後半、1人少ない状況では、ドルトムントの攻撃陣を抑えられず、失点を重ねて敗戦。
フランクフルトは、泥沼の4連敗。
15位となり、降格圏が見えてきてしまいました。
長谷部クンは、中盤で、守備の要としての難しい役割を、懸命に果たしていましたが。
あの状況では、攻撃のタクトを振る余裕もなく、久しぶりのボランチでの試合を、残念な形で終える事になってしまいました。
ただ、長谷部クンは、どこのポジションでプレーしても、その安定感は抜群でした。
長谷部クンを、ボランチで起用できる状況になる事を願うばかりです。
では、少ないですが、写真と速報記事をどうぞ。
【写真】
(Eintracht Frankfurt 日本語Twitterより)
(サッカーキングTwitterより)
【記事】
香川が決勝弾アシスト、ドルトは4発快勝で3連勝…長谷部フル出場:サッカーキング
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20151214/379438.html
ブンデスリーガ第16節が13日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと、同代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトが対戦した。
前節のヴォルフスブルク戦で2-1の勝利を収め、首位バイエルンとの勝ち点差を「5」に縮めたドルトムント。ホームで行われる今節は、リーグ戦3連勝を狙う。イルカイ・ギュンドアン、マルコ・ロイス、ピエール・エメリク・オーバメヤン、ユリアン・ヴァイグルらがスタメン入り。前節リーグ戦初の途中出場で、劇的な決勝ゴールを挙げた香川は2試合連続でベンチスタートとなった。
一方のフランクフルトはリーグ戦3連敗中で5試合勝利から遠ざかっている。今節は敵地で6試合ぶり4勝目を目指す。先発メンバーには昨シーズン得点王のアレクサンダー・マイアーが出場停止明けで復帰。長谷部も守備的MFに入り、7試合連続の先発出場となった。
試合はドルトムントが立ち上がりから猛攻を仕掛けるが、フランクフルトは一瞬の隙を突いて先制点を奪う。6分、GKルーカス・フラデツキーのロングパスで抜け出したハリス・セフェロヴィッチが前線でボールをキープ。味方の上がりを待って横パスを送る。ペナルティエリア手前中央でスロボダン・メドイェヴィッチはスルーすると、後ろのマイアーがワントラップから右足を振り抜き、シュートをゴール左隅に突き刺した。
先制を許したドルトムントは24分に同点とする。マッツ・フンメルスのスルーパスで、オーバメヤンがエリア内左に抜け出して折り返し。ゴール前に飛び出したヘンリク・ムヒタリアンが合わせて、ゴールネットを揺らした。しかし前半終了間際の42分、ドルトムントにアクシデント発生。ロイスが負傷した模様でピッチを後にし、香川が投入された。
その直後、ドルトムントはゴンサロ・カストロが敵陣エリア内でメドイェヴィッチに後ろから倒され、PKを獲得。メドイェヴィッチはこの日2枚目のイエローカードで退場処分となった。45分、キッカーを務めたオーバメヤンはゴール右隅を狙うが、シュートはわずかに枠の右に外れた。逆転のチャンスを逃したドルトムントはこのまま1-1の引き分けで折り返す。
後半に入って、数的有利のドルトムントが攻勢を続ける。52分、長谷部のクリアボールを拾った香川が、エリア手前中央で左足シュートを放つが、GKフラデツキーにキャッチされた。56分にはエリア内左に抜け出した香川が、鋭いグラウンダーの折り返しを供給。だが、オーバメヤンの目の前でカットされた。その直後の57分、ついにドルトムントが逆転に成功する。ギュンドアンの浮き球のスルーパスでエリア内左に抜け出した香川が、ダイレクトで中央に折り返す。走り上がっていたフリーのオーバメヤンが流し込んで、ゴールネットを揺らした。香川はリーグ戦6アシスト目。オーバメヤンは同18ゴール目となった。
逆転でさらに勢いに乗るドルトムントは61分、ムヒタリアンのシュートをエリア内中央のフンメルスがトラップ。そのまま左足シュートをゴール左隅に決めて追加点を獲得した。さらに86分、ドルトムントがリードを3点に広げる。ウカシュ・ピシュチェクの右クロスに、ゴール前に飛び出したアドリアン・ラモスが右足で合わせて、ダメ押しのゴールを奪った。
試合は、先制を許したもののドルトムントが終始圧倒し、4-1で勝利。リーグ戦3連勝を収め、バイエルンとの勝ち点差「5」の2位をキープした。一方のフランクフルトは4連敗となった。なお、香川は42分からプレー。長谷場はフル出場を果たした。
ドルトムントは、16日にDFBポカール3回戦でアウクスブルクと対戦。19日の次節はアウェーでFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦する。フランクフルトは次節、19日にブレーメンをホームに迎える。
【スコア】
ドルトムント 4-1 フランクフルト
【得点者】
0-1 6分 アレクサンダー・マイアー(フランクフルト)
1-1 24分 ヘンリク・ムヒタリアン(ドルトムント)
2-1 57分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
3-1 61分 マッツ・フンメルス(ドルトムント)
4-1 86分 アドリアン・ラモス(ドルトムント)
(サッカーキング)
緊急出場の香川が右足アウトで技あり決勝アシスト!4発逆転で3連勝:ゲキサカ
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?178562-178562-fl
[12.13 ブンデスリーガ第16節 ドルトムント4-1フランクフルト]
ブンデスリーガは13日、第16節3日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでMF長谷部誠所属のフランクフルトと対戦し、4-1で快勝した。香川はリーグ戦2試合連続のベンチスタートとなったが、前半43分から途中出場。1-1の後半12分に決勝点をアシストした。長谷部はボランチでフル出場。右SBではなく、本職の中盤で先発するのは8試合ぶりだったが、チームは泥沼の4連敗となった。
前半6分にMFアレクサンダー・マイヤーの右足ミドルで先制したフランクフルトだが、ドルトムントも前半24分、DFマッツ・フンメルスのスルーパスにFWピエール・エメリク・オーバメヤンが反応。PA内左に抜け出し、折り返しをMFヘンリク・ムヒタリアンが左足で押し込んだ。
1-1の同点に追いついたドルトムントだが、前半43分、負傷のMFマルコ・ロイスに代わって香川がピッチに入る。その1分後にMFゴンサロ・カストロがPA内でMFスロボダン ・メドイェビッチに倒され、PKを獲得すると、メドイェビッチは2枚目の警告で退場となった。ところが、PKはキッカーを務めたオーバメヤンがゴール右に外し、失敗。絶好の勝ち越し機を逃し、前半は1-1で折り返した。
後半に入ると、数的優位のドルトムントが10人のフランクフルトを一方的に押し込んだ。後半7分、長谷部がクリアしたセカンドボールを拾った香川の左足ミドルはGKにキャッチされたが、同12分、香川の絶妙アシストでついに勝ち越した。香川がPA手前で中央のMFイルカイ・ギュンドガンに預け、ゴール前にダッシュ。ギュンドガンからの浮き球のリターンパスを右足アウトサイドで折り返し、オーバメヤンが右足で押し込んだ。
香川の6試合ぶり今季7アシスト目で2-1と逆転に成功したドルトムント。後半16分、香川からパスを受けたムヒタリアンのミドルシュートがDFに当たったこぼれ球をPA手前からフンメルスが左足で蹴り込み、3-1と突き放した。同41分にはDFルーカス・ピシュチェクの右クロスから途中出場のFWアドリアン・ラモスがダメ押しの4点目。4-1の逆転勝利で3連勝を飾り、首位バイエルンを勝ち点5差で追っている。
(ゲキサカ)
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ドルトムントに負けて、リーグ戦4連敗!
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