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長谷部クンのスタンス。

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二日後には、9月6日(グアテマラ戦)・10日(ガーナ戦)の、代表招集メンバーが発表されますが。


ここにきて、ザックジャパン不動のボランチと言われたボランチコンビを危惧する声が、相次いで上がっています。


少し長くなりますが、いくつかコラムをご紹介しますね。


こちら⇒ショートコラム:ザックジャパン、中央の不安:Goal.com

     J.サムライウォッチ:ポスト「遠藤×長谷部」候補を考える:Goal.com

     ザックジャパン不動のレギュラーである遠藤と長谷部。ボランチの“聖域化”は正しいのか?:フットボールチャンネル


ウルグアイ戦で見えた問題点


エディンソン・カバーニが日本対ウルグアイの試合を欠場することには誰もが少し残念な思いを感じていたものだが、実際に試合を見た後では、“エル・マタドール”の不在は運命がせめてもの慈悲を与えたものだったように思われる。

昨シーズンのセリエA得点王を欠きながらも、ウルグアイ攻撃陣はサムライブルーの守備陣を翻弄し、4ゴールを奪うとともに他にも数多くのチャンスを生み出していた。

日本が奪われた3点目と4点目のゴールは特に、守備のメカニズムの中で起こった受け入れがたいようなミスを原因としたものだった。

ザッケローニ監督はコンディション面の問題を挙げていたが、何よりも心配しなければならないのは、相手がボールを持った時に中央の守備を担う4人、遠藤、長谷部、吉田、今野に安定感が欠けていることだ。

問題は個々の選手のクオリティーにあるわけではない。彼らがそれぞれのポジションでおそらく日本最高の選手たちであることに変わりはないだろう。問題はその連係が機能するかどうかだ。

選手が2カ月や3カ月に一度だけ集まり、試合の2日ほど前になって合流するようでは、仕事をするのは簡単ではないとザックは言っていた。それ自体は理解できることだ。

そういう状況の中では、少なくとも各選手は所属クラブで代表チームと同じポジションでプレーするべきだろうし、できる限り高いレベルであればより理想的だろう。

実際には、遠藤と今野はJ2のガンバ大阪でプレーしている。2人とも模範的なプロ意識を持った賢い選手ではあるが、置かれた状況は決して簡単なものではない。たとえば今野はJ2のFW陣を相手にした後、ネイマールやバロテッリとの対決に臨み、また2部リーグに戻ったかと思えば、次はスアレスやフォルランと向かい合わなければならない。

日本代表においては中盤で遠藤のパートナーを務める長谷部だが、今シーズンもヴォルフスブルクではサイドバックとして起用されることになりそうだ。ザックが守備の統率を任せたいと見られる吉田も、サウサンプトンでの2年目にレギュラーポジションを確保できるかどうかは定かではない。

攻撃的なポジションやサイドに関しては、日本の選手たちは世界レベルにあると言っていいだろう。ウルグアイ戦のメンバーを見ても、柿谷以外は皆欧州でプレーしている選手たちだ。ザックにとって問題の肝は中央にありそうだ。

システム変更や新たな選手の加入で劇的にチームが変化することは考えにくい。来年のワールドカップでは現在の選手たちが最大限の力を尽くしてくれることが必要だろうし、おそらくは多少の幸運も必要だろう。宮城で目にしたウルグアイのようなチームとは、できれば同じグループになりたくないものだ。
(Goal.com)



ウルグアイ戦で見せたボランチの不安


ウルグアイ戦、完敗―。それは、東アジカップで取り返した一握りの自信を完全に喪失させ、日本代表に深く傷跡を残した出来事となった。4失点という結果は、このチームの弱点を改めて露呈する形となり、各紙では最終ラインの人選を不安視する論調が目立った。

しかし、大量失点の根本的な原因は本当に最終ラインの人選にのみあるのだろうか。今回は、別の視座から日本代表の問題点に迫りつつ、今後の招集が期待される選手たちをJリーグの中から取り上げてみることにしよう。


◆ウルグアイ戦に見た「遠藤×長谷部」の限界


率直に言って、ウルグアイ戦の両ボランチのパフォーマンスは少々ショッキングなものであった。最終ラインの前で相手の防波堤となるディフェンスがほとんどできず、簡単に相手の最前線へとボールを運ばれ、幾度のピンチを招いた。試合を決定的なものとした4失点目にいたっては、遠藤の3度におよぶ軽いディフェンスと判断ミスから生まれており、こういったシーンはコンフェデレーションズカップのブラジル戦でも特に顕著だった。

前線に強烈なアタッカー勢を揃える強豪国との対戦では、中盤でいかに相手の攻撃を食い止められるかが一つのキーワードになるだろう。危険なアタッカーにボールが渡る前に、相手の攻撃を寸断してしまうという戦い方だ。日本より格上のチームと対峙した時、その部分にこだわったサッカーに舵を切った方が、よりポジティブな結果を生む可能性もある。そういった意味では、「遠藤×長谷部」というセット以外にボランチのオプションがあっても良いはずだ。むしろ、ことボランチの組み合わせに関しては、相手に応じた柔軟な選手起用を頑なに拒むザッケローニ監督の采配に、幾ばくかの不安を感じている。

◆Jリーグで活躍する有望株


危機察知能力が高く、ハードワークを厭わない、世界相手にもがむしゃらにボールを奪いに行ける―。それでは、そんな選手をJリーグの中から何名かピックアップすることにしよう。

まずは、C大阪の山口螢である。山口は東アジアカップで大会MVPを獲得し、このウルグアイ戦でも75分から途中出場を果たした。山口の武器は攻守の切り替えが早く、攻守の両方でアグレッシブにプレーできる点だ。ボランチとしては小柄でフィジカルもそこまで強いわけではないが、危機察知能力も高く、スプリント力にも長ける。C大阪では今シーズン右サイドで起用されることも多く、得点に絡む機会も格段に増えた。

次に紹介するのは、FC東京の米本拓司だ。米本のストロングポイントは、なんと言っても粘りのあるディフェンスである。体の芯が強く、無理が利き、さらには攻撃の起点となる展開力も兼ね備えている。米本は10代の頃から将来を嘱望されたタレントであり、弱冠19歳にしてフル代表出場の経験もある。2年前に左膝の大怪我に見舞われロンドン五輪こそ出場はできなかったが、近年所属クラブで再び存在感を示しつつある大器である。

最後に取り上げるのは、横浜FM所属の中町公祐。今シーズンの横浜FMの躍進は、中町の存在なくして語れないだろう。中町の長所は、ボールを奪ってから前にボールを持ち運ぶことのできる推進力にある。こちらも非常に体が強く、球際も激しい。先日のJ1第21節FC東京戦では、試合終了間際の89分、自陣深い位置で相手のパスをカットし、中村俊輔の得点の起点となる洞察力あるディフェンスを見せた。代表招集の経験こそないものの、ポテンシャルに関しては十分それに匹敵するものをもっている。

もちろん、これから2014年大会を戦う上で、「遠藤×長谷部」のセットが日本代表の主軸になってくることは間違いない。両者はもう4年以上コンビを組んでおり、距離感や総合的に見た場合の連係においては、このコンビの右に出るユニットはいないだろう。しかし、ここ数カ月の代表戦から、「遠藤×長谷部」という組み合わせが常に最適解であるわけではないという事実もあぶり出された。はたして、ザッケローニ監督が「遠藤×長谷部」の解体という勇気ある決断に踏み込む時はやって来るのだろうか。

(Goal.com)



よっしーのひとりごと-日本代表-33
フットボールチャンネル より)


(前略)


一方で、コンフェデのブラジル戦や先日のウルグアイ戦で見られたもう1つのミスの要因を無視することはできない。それは中盤で相手の攻撃を止められず、ディフェンスラインが直接、アタッカーの仕掛けにさらされる場面が増えているということだ。


メリットを発揮できない遠藤と長谷部


 ここまでアジア中心の戦いで、出場停止などをのぞき、遠藤と長谷部が固定的にボランチを担ってきた。


 ザッケローニ監督が“チームの心臓”と表現するポジションだけに、失敗が許されないアジア予選において、意識的にメンバーを固定したことには一理ある。実際に、ここまでは基本的に日本がボールを持ち、カウンターを受けても後ろで止め切ることができる相手だった。


 しかし、昨年の欧州遠征から一部で指摘されてきた不安は、コンフェデとウルグアイ戦で一気に表面化してきた。遠藤の利点は正確な技術と冷静なボール捌きでボールを落ち着かせ、日本のリズムの中で攻撃のスイッチを入れられること。


 長谷部は日本代表のキャプテンであり、機動力の高さを活かして攻守の局面に絡むことができる。また日本にとって厳しい時間帯に、流れを変えるプレーができる選手だ。


 とはいえ、攻撃的なスタイルの中で生じるスペースを的確に埋め、相手の攻撃の起点になる選手を潰す、少なくとも邪魔して行動を限定する役割に関しては、現在のコンビでは十分にできていない。


 しかも、それぞれが置かれている環境のせいか、遠藤にしても長谷部にしても、守備から攻撃の切り替え時にミスパスやタイミングの遅れが目立つ。つまり本来の彼らのメリットも発揮できていないのだ。


 ウルグアイ戦のあと、本田圭佑は日本代表のビルドアップの問題を語っていた。「奪った瞬間のビルドアップって日本人、正直下手やなっていうのは感じます。たぶんディフェンスで疲れているんでしょうね。調子いい時はいいつなぎするんですけど、相手の勢いに負けるというか。1つすごい発想を持ったプレーを勇気のあるプレーを、ボールを奪った時点からポンポンってやれれば」


台頭してきている新たなボランチ候補


 現象の指摘はおそらく正しいが、要因は“日本人”というより、現状の遠藤と長谷部にあると言っても過言ではない。ボランチのポジションでは、細貝萌が新天地のヘルタ・ベルリンで開幕からポジションを掴み、監督の厚い信頼のもと、彼自身が課題とする攻撃参加やボールを奪ったところからのビルドアップを意欲的にチャレンジしている。

 東アジアカップでは山口螢が台頭したが、彼は守備から入り、かつ攻撃の起点になれるタイプの選手だ。他にも現在の代表候補だけで高橋秀人、扇原貴宏、青山敏弘、東アジアカップは体調不良で辞退した柴崎岳がおり、代表経験者の米本拓司も長期の怪我から復調し、スケール感のあるプレーを続けている。

「ダブルボランチは攻守ともに優れた選手を置いている」と語るザッケローニ監督だけに、例えば今野をボランチの一角に据える、中盤の底にアンカーを置くといった対策は取らないと考えられる。

 実際、そうした措置を取る前にできることはあるはずだ。ボランチは実戦でコンビネーションを養う必要があり、1試合ごとにメンバーを変えるなど、限られた試合の中でベストの組み合わせを探すことは容易ではない。

 しかし、日本代表が目指すスタイルを維持しながらチューンナップをはかれるポジションであり、そのための候補もいる。決して遠藤と長谷部を主力の候補から外せということではなく、一度“聖域”を取り外して競争をうながすことで、攻守両面の底上げをはかることができるはずだ。

(フットボールチャンネルより抜粋)



コラムは、アップされた日付順にご紹介しています。


最初の2つのコラムは、ウルグアイ戦後に、最後のコラムは、先週末にアップされたものです。


代表のボランチのポジションを争う細貝クンは、今季からヘルタベルリンへ移籍し、ボランチのポジションで、好調なチームを牽引する働きを見せています。


ウルグアイ戦で、フル代表に初招集された山口クンも、セレッソで、安定したプレーを見せています。


このような状況では、つい、長谷部クンの事を心配してしまいますが。


今週発売の「AERA '13.9.2」には、こんな文章が書かれています。


抜粋してご紹介しますね。



もちろん僕自身も競争の中にいるわけですから、ポジションを簡単に譲る気は全くありません。僕はどちらかというと、ライバルが常にいたほうが成長できるタイプですが、ポジションがかぶる選手と自分を比べることはあまりしません。自分の良さとチームでの役割をバランス良く出すこと、そして年齢に関係なく成長していくことに重きを置きプレーしてきました。つまり、「自分自身との戦い」だったのです。これからもそれは変わらないでしょう。

「厳しい競争の中で自分自身と戦う」

それが僕のスタンスです。


長谷部クンのスタンス。


今、まさに、長谷部クンは、私達にそれを見せてくれていると思います。


マインツ戦後に、ヴォルフスブルクに取材に訪れた、ライターのミムラユウスケさん のツイートには、練習に励む長谷部クンの様子が・・・。



Wolfsburgの昨日の練習。出場が六分だった長谷部さん(左から四人目)はサブ組で調整。退場したグスタボは、ひとりハイペースでランニング


よっしーのひとりごと-2013-14シーズントレーニング-26


って、ミムラさんのカッコ書きがなければ、どれが長谷部クンだか、さすがにわかりませんでしたけど(苦笑)。


ヴォルフス側の移籍拒否報道が、後追いでどんどん出てきていますが、新しい情報はありません。


ここまではっきりと、監督やSDからの拒否の意思が出てしまうと、もう本当に、移籍の道は厳しいのかもしれません。


ですが、拒否の理由が、右SBのバックアップとして必要・・・というのが、あまりに悔し過ぎますし。


代表の事を考えると、例えスタメンでも、右SBでは、難しいシーズンになってしまいます。


それでも、自分のスタンスを変えることなく、最後の最後まで諦めずに戦い抜く。


そんな男です、長谷部誠は・・・。


その長谷部クンの姿を、私も、ずっと見続けて。


変わらず、応援していきます。


頑張れっ、長谷部クン!!




最後になりましたが、お知らせです。


まず。


ちょっとわかりづらいかもしれませんが、今日から、テーマを少し細かく作ってみました。


これまでは、<長谷部クンネタ>という大きなテーマだけでしたが。


それを、記事内容ごとに、分けていこうと思います。


例えば、番組出演情報や、移籍情報、帰国・出国情報などは、<長谷部クン情報>に。


いつも、「○○戦を振り返って。」というタイトルで書く記事などは、<試合速報・結果・内容>に。


普段の練習や、代表の合宿などの記事は、<練習・合宿>に。


今日のようなコラムや雑誌紹介に関する記事は、<コラム&雑誌紹介・感想>に。


ウッチーネタは、<長谷部クン&ウッチー情報>に。


そして、先日のような、テレビ番組の感想や妄想記事などは、<妄想(感想)注意!>というテーマにして、書こうと思います。


コメント欄でご提案頂いたのですが、<妄想(感想)注意!>というテーマの記事を、アメーバ会員限定の記事として書くつもりはありません。


アメーバ会員以外の方も、たくさん読んで下さっていますし、もともと私は、どんな内容でも、アメーバ会員限定の記事は書きません。


申し訳ございませんが、ご了承下さい。


タイトルの下に、小さく「テーマ」とあるだけなので、わかりにくいかとは思いますが。


今後、読者の皆様には、タイトルとテーマをご確認のうえ、記事を読んで頂けると幸いです。


過去の記事につきましては、時間のある時に、おいおい、テーマごとに分けていければと思っておりますので、もう少しお待ち下さい。


それから。


明日、明後日と、ちょっと遠出をしますので、長谷部クン関連の記事をアップすることが出来ないと思います。


長谷部クンの周りの状況が気になるところではありますが、申し訳ございません。


遠出から戻りましたら、まとめてご紹介しようと思います。




読者の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。


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