現地時間の明日の夜には、リーグ戦第9節・ボルシアMG戦が行われますが。
もう少し、DFBポカール2回戦・インゴルシュタット戦を、振り返りたいと思います。
試合後、フランクフルトの英語版の公式Twitterアカウントが、こんなツイートをしてくれました。
Eintracht Frankfurt@eintracht_eng
DOMO ARIGATO MAKOTO! Makoto #Hasebe converted the final PEN; #Eintracht won 4-1 v @Schanzer_EN (aet & pens). Report… https://t.co/3kQdq4XsSD
2016年10月26日 16:36
こんな風に感謝の気持ちを伝えてくれるのは、ファンとしても、とても嬉しいです。
この後ご紹介する記事にもある通り、長谷部クンはこの試合、3バックの真ん中で、CBとしてプレーし、コヴァチ監督の期待に応える、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
改めて、長谷部クンの高いユーティリティ性を示したわけですが。
普段とは異なるポジションとはいえ、長谷部クン、今季のプレシーズンのテストマッチではCBを経験し。
前節のリーグ戦後半では、CBの間に入って3バック気味になる事もありましたから。
Goal.comの記事の最後にもある通り、チーム状況や相手に応じて、長谷部クンを本職ボランチから1列下げる起用法は、コヴァチ監督の頭の中にオプションとしてあるんじゃないかな・・・?と。
CBは、フランクフルトの中でも、特に選手層が薄いポジションですから、いざという時に、しっかりとディフェンスラインを任せられる長谷部クンは。
コヴァチ監督にとっても、非常に頼もしい存在なんじゃないかな・・・?と思っています。
では、この試合の採点や評価、写真等、まとめてご紹介しますね。
Goal.comの記事に、「長谷部はDFヘスス・バジェホに次いで」とあります。
「次いで」だと、バジェホ選手の次という印象をうけますが、実際は、バジェホ選手とアブラーム選手と同じ、チーム最高の評価になっています。
ただ、長谷部クンの採点や評価は、まあまあ良いのですが、チーム全体としては、あまり良くない印象ですかね。
延長戦、PKまでもつれこみ、休ませたかったであろう選手達を、次から次へと投入せざるを得ない展開になってしまいましたから。
これが、明日のボルシアMG戦に影響しないことを願うばかりです。
【記事】
地元紙が“CB長谷部”を称賛…後方からオーガナイズする能力に高評価:Goal.com
(Goal.comより)
フランクフルトは25日に行われたDFBポカール2回戦でインゴルシュタットをホームに迎え、PK戦の末に勝利して3回戦に駒を進めている。日本代表MF長谷部誠はこの試合で120分間プレーした。そのパフォーマンスを、地元メディアが称賛している。
フランクフルトは21日のブンデスリーガ第8節、敵地でハンブルガーSVを3-0で下している。その一戦で、ニコ・コバチ監督は長谷部を後半ボランチからCBへと移した。続くカップ戦では日本代表の主将をスタートから3バックの中央に配置している。
フランクフルトはインゴルシュタット戦で失点を許さなかったものの、得点も奪えなかった。スコアレスのままPK戦にもつれ込み、インゴルシュタットは2人がPKを外すと、フランクフルト4人目のキッカーを務めた長谷部がPKに成功し、次のラウンドへの進出を決めている。
ドイツ紙『フランクフルター・ルンドシャウ』は、長谷部のこの試合でのパフォーマンスを高く評価。他メディアとは異なり、採点を行わない同紙は、学校のクラスに例えて選手たちを評価する。その中で、長谷部はDFヘスス・バジェホに次いで“良くできました”とたたえられている。以下のような寸評が記された。
「ハンブルクでの後半と同様、CBの位置でプレー。たくさんの穴を埋め、注意力が高かった。後方からゲームをオーガナイズする役割を任され、それを非常に上手くこなしている。落ち着いた雰囲気を漂わせ、(3回戦への)進出につながった最後のPKを蹴った」
ドイツでは昨季まで右SB起用も多かった長谷部。同選手のサイド起用を好んでいない様子のコバチ監督だが、チーム状況に応じて本職ボランチから1列下げる起用は今後も選択肢に入れることもありそうだ。
(Goal.com)
長谷部が3バック中央で勝利導くPKキッカー、酒井高がボランチ…ポカールで珍采配続出!:フットボールチャンネル
(フットボールチャンネルより)
【採点・評価】
・kicker.de:Note 3 (チーム2位タイ)
・Frankfurter Rundschau:Gut dabei (良い・チームトップタイ)
Wie in der zweiten Hälfte in Hamburg wieder in der Innenverteidigung aufgestellt. Stopfte so manches Loch, war hellwach. Sollte das Spiel von hinten heraus organisieren. Machte er sehr ordentlich. Strahlte viel Ruhe aus. Schoss den letzten Elfmeter zum Weiterkommen.
ハンブルクでの後半と同様、CBの位置でプレー。たくさんの穴を埋め、注意力が高かった。後方からゲームをオーガナイズする役割を任され、それを非常に上手くこなしている。落ち着いた雰囲気を漂わせ、(3回戦への)進出につながった最後のPKを蹴った
(Goal.comより)
・Frankfurter Neue Presse:Mittelmäßig (平凡・チーム3位タイ)
Makoto Hasebe: Makoto, der Libero? Wie schon kurz in Hamburg zentral in der Dreier-Abwehr. Spielte in dieser Rolle ebenso routiniert wie später in Unterzahl weiter vorne.
(誠はリベロ?ハンブルガーSV戦後半に経験したように、3バックの真ん中でプレー。)
【動画】
Eintracht-Ingolstadt: Spielbericht:hessenschau.de
(PK戦を含めた試合のハイライトと、試合終了後のサポーターへの挨拶が見られます)
【写真】
(Eintracht Frankfurt Instagramより)
(kicker.deより)
(op-online.deより)
(op-online.deより)
(hessenschau.deより)
(hessenschau.deより)