数日前から、フランクフルトが、サガン鳥栖所属のMF鎌田大地選手にオファーをしているというニュースを、チラホラ見かけていました。
ドイツ紙の方で、具体的な報道をあまり見つけられなかったので、最初は、飛ばしの記事かな?なんて思っていたのですが。
Frankfuter Neue Presseで、鎌田選手の写真を掲載した、意味深な有料記事(Eintracht-Gerüchteküche: Interesse an Talent aus Japan?)があった事と。
日本で、公式リリースはまだなものの、鳥栖の竹原社長が、「近く正式に発表して会見する」と認めたとの報道があったため、ご紹介しようと思います。
鳥栖MF鎌田がフランクフルト移籍へ 海外初挑戦で長谷部同僚に:スポニチ
(スポニチより)
鳥栖の元U―23日本代表MF鎌田大地(20)が、今夏にドイツ1部フランクフルトに移籍する可能性が高いことが20日までに分かった。フランクフルトは既に推定2億円の移籍金を用意し、正式オファー。海外志向の強かった鎌田も移籍に前向きで、日本代表MF長谷部誠(33)も所属するチームで海外に初挑戦することになりそうだ。鳥栖の関係者によれば、フランクフルトは鎌田を「才能あふれる20歳」とほれ込み、移籍は秒読み段階という。
鎌田は高卒1年目の15年シーズンから活躍。2年目の昨季、イタリア人指揮官のフィッカデンティ監督が就任すると、その才能が一気に開花した。もともと持っていた高い技術にハードワークも加わり、いまや元日本代表MF中田英寿の再来との呼び声も高い。昨年のリオ五輪メンバーからは最終的に外れたが、その才能は日本代表のハリルホジッチ監督も認めているという。
フランクフルトのほかに、同じドイツ1部のブレーメンなども興味を示していたというが、海外初挑戦の鎌田にとって、日本代表のキャプテンも務めている長谷部は頼もしい存在となりそう。5月には一般女性との結婚も発表。近い将来の日本代表入りも期待される若き逸材の、海を渡る瞬間が近づいてきた。
(スポニチ)
フランクフルト、鳥栖MF鎌田大地に獲得オファーか。J通算16得点10アシスト:フットボールチャンネル
フランクフルトが鳥栖MF鎌田を獲得へ。成立なら長谷部と同僚に:フットボール・トライブ
「プロ入りも危うかった」鎌田大地がドイツ移籍を勝ち取るまでの成長物語:サッカーダイジェストウェブ
鎌田選手、私が現地観戦したセレッソ大阪戦と、このニュースを見かけてから、DAZNで大宮戦を見てみた印象なんですが。
(って、正直、セレッソ大阪戦は、山村選手をメインで見ていたので、あまり印象には残ってないです・苦笑)
鳥栖では、トップ下をやっていますが、フランクフルトでは、トップ下で即スタメンというのは、ちょっと厳しいかな・・・?という感じです。
確かに、20歳という若さにも関わらず、センスは感じますし、ドリブルでの推進力や、パスワークなどでの展開力はあると思いました。
でも、ボールを持った時の怖さというのを、そんなに感じなかったんですよね。
それと、やはり、フィジカル的に、ブンデスリーガで通用するかな?という点も。
そして、鳥栖は、比較的スピーディーに攻撃を展開するサッカーだと思うので、コヴァチ監督の堅守速攻型のサッカーには、まあ違和感なく馴染めるかな?と思いますが。
トップ下には、ファビアン選手とかいますからね・・・。
とはいえ。
実は、フランクフルトでは、同じくトップ下でプレーする“サッカーの神様”ことマイアー選手が、足首を手術し、長期間の離脱を余儀なくされるそうなので。
フランクフルト、アレックス・マイアーが足首を手術か:kicker日本語版サイト
鎌田選手にも、全くチャンスがないわけではないと思います。
もう、失うものはないという強い気持ちで、是非、スタメンを勝ち取って貰いたいです。
フランクフルトのピッチに、再び2人の日本人選手が立つ事を楽しみにしています!