昨夜行われたアウグスブルク戦。
フランクフルトは、3失点完敗で、長谷部クンの、ブンデスリーガ出場250試合目の節目を、勝利で飾る事は出来ませんでした。
長谷部クンは、後程ご紹介する記事にもある通り、この試合、パス成功率100%。
ゲームキャプテンとして、3CBの真ん中、リベロのポジションで攻守に奮闘しましたが、残念ながら結果に結びつかず・・・。
長谷部クンは、試合後のインタビューで、ブンデスリーガ出場250試合目となった事について、「数字よりも質、中身だと思うので」と答えています。
確かに、常に高みを目指している長谷部クンにしてみれば、質の部分で、まだまだ満足出来ず、もっともっと質を上げていけると思っているんだと思いますが。
その数字だけでも凄いと、私は思います。
一定レベルの質のパフォーマンスをし続けていなければ、このような数字は出せなかったわけですから。
今季、まだ10試合以上残っていますから、怪我とかがなければ、記録は260を超えるでしょう。
あと2年、ブンデスリーガでプレー出来れば、300試合の大台もあり得るかも?
長谷部クンの言うところのプレーの質を上げていけば、おのずと数字はついてくるんですよね。
少し気の早い話ですが、次の、300試合の節目は、是非、勝利で飾って貰いましょう!
いやあ、それにしてもアウグスブルクって、本当に鬼門というか、相性が悪いというか。
どのチームも、当然、相手チームの事を分析した上で、試合に臨んでいるんだと思いますが。
実際の試合で、例え分析通りであっても、その対策が上手くハマるとは限らないわけで・・・。
でも、アウグスブルクには、その対策通りに綺麗にやられちゃう感じが・・・。
まあ、長いリーグ戦、こんな事の1度や2度あるでしょうから。
昨夜の負けを引き摺らないように、ミッドウィークのDFBポカール準々決勝でしっかり勝って、また、上昇気流に乗って欲しいです!
では、今日は、長谷部クンの試合後のインタビュー記事を中心に、ハイライト動画や試合内容の記事等どうぞ。
【ハイライト動画】
デビューから丸10年…長谷部誠、ブンデス250試合出場達成も「数字は“おまけ”みたいなもの」:Goal.com
(Goal.comより)
(リンク先で、ご覧頂けます。コイントスの際に、エスコートキッズからお人形を貰って、ちょっと戸惑う長谷部クンが、とても可愛いです・笑)
【記事】
(ブンデスリーガ日本語公式サイトより)
アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠は2月4日、ブンデスリーガ第21節のアウクスブルク戦でブンデスリーガ250試合目の出場を果たした。ゲームキャプテンとしてフル出場し、パス成功率は100%を記録した長谷部だったが、チームは0ー3で6試合ぶりの黒星を喫した。2008年2月2日に当時所属していたウォルフスブルクでブンデスリーガデビューをしてから丸10年となった同選手に試合後、話を伺った。
(ブンデスリーガ日本語公式サイトより)
ーー残念な結果となりました。
長谷部 そうですね。内容としても敗戦は妥当かなと思います。相手もかなり研究してきて、前からプレッシャーを掛けてきたので。そういう相手に対して、自分たちの交わし方だったり、ゲーム運びだったりという部分で良くしていかないと。これからは相手もこうやってくるので、そういう時に自分たちで解決していかなくてはいけない。
ーーアウクスブルクは苦手な相手でしょうか?
長谷部 苦手と言うか、僕らの3バックに対して、相手がしっかりプレッシャーを掛けて来ていた。セカンドボールも拾われていたし。シンプルに僕らのDFラインの裏に蹴って来て、というのは想定してはいましたけど。それから最近、セットプレーから失点が多いので、そこは修正していかなくてはいけないですね。
ーーこの試合でブンデスリーガ250試合出場です。おめでとうございます。
長谷部 数字よりも質、中身だと思うので。そういう部分で言えば、まだまだ質は上げていきたいなと思うところもあります。数字は自分の中では「おまけ」みたいなもので、数字の中にある、自分のプレーの質というところをフォーカスしてみたいと思うし、そういう部分で、まだまだ個人的には満足できるものではないですね。
(ブンデスリーガ日本語公式サイト)
(産経ニュースより)
アイントラハト・フランクフルトの長谷部は節目の試合を勝利で飾ることができなかった。今季最多の3失点で完敗し「相手にかなり研究されていて、やりづらかった。修正しないと今後もやられる」と反省した。
2008年2月2日のドイツ1部でのデビューから10年。出場試合は250に達したが「数字よりも質。自分のこれまでのプレーの質は、満足できるものではない。これからも毎試合、危機感を持ってやっていきたい」と、自らに厳しい長谷部らしい言葉だった。
(産経ニュース)
フランクフルト、鬼門アウクスブルクで6試合ぶり黒星:ブンデスリーガ日本語公式サイト
(ブンデスリーガ日本語公式サイトより)
ブンデスリーガ第21節最終日が2月4日に行われ、長谷部誠と鎌田大地の所属するアイントラハト・フランクフルトは敵地でアウクスブルクに0ー3で敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。この試合がブンデスリーガ250試合目となる長谷部はリベロとしてフル出場し、パス成功率は100%を記録。鎌田はベンチ外だった。
アウクスブルク 3ー0 アイントラハト・フランクフルト
立ち上がりからホームのアウクスブルクが前線に人数を掛け、フランクフルト陣内に押し込んだ。3分には右サイドからの折り返しにカイユビとクロスして走り込んだグレゴリッチがファーストシュートを放った。続く6分にもアウクスブルクはCKからDFダンソがゴール正面でフリーとなる絶好機を迎える。しかし、このヘディングシュートはゴールマウスを越えた。
何とか立て直したいフランクフルトだったが、流動的な相手の攻撃陣に翻弄され、苦戦の時間が続く。そして19分、アウクスブルクが先制に成功。ゴール前に蹴り込まれたFKのこぼれ球をボアテングがクリアし切れず、これを拾ったク・ジャチョルが冷静に右足で決めた。
この後はフランクフルトがサイドのスペースを使いながら、効果的な組み立てを見せるようになった。しかし、32分にも相手に決定機をつくられるなど、リズムをつかみ切ることはできず。1点をリードされたまま前半が終了した。
(ブンデスリーガ日本語公式サイトより)
後半の立ち上がりもフランクフルトが押される展開に。51分、アウクスブルクは速攻で、縦パスを呼び込んだカイユビが突破。最後は中央でフリーになったヘラーのシュートにつなげたが、ここはフランクフルトGKフラデツキーが好セーブを見せた。
この後、フランクフルトのコバチ監督は守備的MFのフェルナンデスを投入すると、中盤に安定感が生まれる。さらに67分には、けがで長期離脱していたファビアンが今季初出場を果たし、攻撃にバリエーションが増えて流れはフランクフルトに傾きかけた。
しかし76分、右サイドからのクロスをカイユビが頭でつなぐと、ボールはゴール前のグレゴリッチへ。長身のセンターフォワードは長谷部を背にしながら巧みに浮き球を処理し、振り向きざまにゴールを決めて追加点を挙げた。89分にもCBサルセドの痛恨のミスからフランクフルトは3失点目を喫し、0ー3で完敗した。
(ブンデスリーガ日本語公式サイト)