ブンデスリーガ第21節・アウグスブルク戦で、完敗したフランクフルト。
採点や評価も上がってきていますが、すみません、まとめる時間が取れなかったので、長谷部クンのBild紙の寸評を、日本語訳にしてくれたもののみご紹介。
Bild紙、採点は「4」なんですが(まあ、3-0で負けてますから、DFの選手は厳しい評価になりますよね)。
寸評では、「中央の守備ではいまだ最高」と、かなり好意的に書いてくれています。
最終的に守備が崩壊してしまった試合でしたが、前半のうちに、或いは、後半早い段階で同点に追いついていれば、また流れが変わったかも?
その点では、攻撃陣にも奮起して貰いたいですね・・・。
では、長谷部クンが、長友選手のガラタサライ移籍に言及したコメントを掲載している記事とあわせてどうぞ。
そうそう、長友選手、第一子ご誕生、おめでとうございます!
Yuto Nagatomo | 長友佑都@YutoNagatomo5
母子ともに無事出産しました。 この感動は一生忘れないでしょう。 頑張ってくれた妻への感謝、産んでくれた母への感謝、様々な感謝の想いが溢れています。 ありがとう。 これから父親として、より一層の責任、覚悟を持ち、家族を守っていきたい… https://t.co/GhnzIdUJrf
2018年02月05日 22:18
【記事】
長谷部誠、ブンデス通算250試合出場達成。チームは大敗も「中央の守備では最高」:フットボールチャンネル
(フットボールチャンネルより)
フランクフルトに所属する日本代表の長谷部誠は、現地時間4日に行われたブンデスリーガ第21節のアウクスブルク戦に先発出場。キャプテンマークを巻きセンターバックとして奮闘するも0-3で敗れた。
長谷部にとってアウクスブルク戦は、ブンデスリーガ通算250試合を達成する節目の試合だった。浦和レッズからヴォルフスブルクへの移籍でドイツに渡ってちょうど10年、すでに奥寺康彦氏を上回りブンデスリーガの日本人最多出場記録を更新中である。
アウクスブルク相手に3失点を喫し、フランクフルトは後半戦初黒星となった。当然のごとく独紙『ビルト』の選手採点も厳しく、「3」をつけられたGKルーカス・フラデツキーを除いてほとんどの選手が「5」か「4」と極めて低い評価を下された(ドイツの採点は「6」が最低で「1」が最高)。
節目の記録達成となった長谷部も例外ではなく、『ビルト』紙の採点は「4」だった。それでも寸評では「ディフェンス陣で一緒に守ろうとしていたが、しばしば1人になることも」と周囲の拙さが失点に影響してしまった点を擁護され「中央の守備ではいまだ最高」と、個のパフォーマンスは高評価が下った。
FWアレクサンダー・マイヤーが長期離脱中のため、キャプテンマークを巻いて試合に出ることも増えた長谷部。ニコ・コヴァチ監督の信頼も厚く、チャンピオンズリーグ出場権獲得を狙える6位につけてドルトムントやシャルケ、RBライプツィヒといった上位陣を追ううえでチームに欠かせない存在であり続けている。
(フットボールチャンネル)
(Bild.deより)
(Bild.deより)
► Makoto Hasebe:
Versuchte hinten den Laden zusammen zu halten, wurde von seinen Nebenleuten oft allein gelassen. Noch der Beste in der Innenverteidigung.
Note 4
(Bild.deより抜粋)
フランクフルト長谷部、盟友・長友のトルコ移籍は「日本代表にとってポジティブ」:スポーツ報知
◆ブンデスリーガ第21節 アウクスブルク3―0フランクフルト
(4日・アウクスブルク)
サッカーのドイツ1部リーグは4日、各地で行われた。日本代表MF長谷部誠のフランクフルトは敵地でアウクスブルク戦と対戦。長谷部はフル出場し、同リーグ通算250試合出場を達成したが、0―3で敗れた。
2008年2月2日にドイツ1部デビューを果たしてから10年。250試合という節目のゲームに挑んだ長谷部だったが、勝利で飾ることはできなかった。センターバックで先発も、試合開始直後から立て続けに最終ラインを破られる展開。同19分にFKから失点すると、今季チームワーストとなる3失点で完敗した。試合後は「相手にかなり研究されていて、やりづらかった。修正しないと今後もやられる」と反省の弁が口をついた。
一方でトルコ1部リーグ、ガラタサライに期限付き移籍した同代表DF長友佑都は4日、敵地でのシワススポル戦で新天地デビュー。左サイドバックでフル出場したが、1―2で敗れた。移籍発表からわずか4日。まだチームメートの特徴が把握できずに「近くの選手がどういうプレーをするのか、徐々に見ながら試合をやっていた」という。前半15分過ぎには、長友のバックパスをGKがトラップミスしてCKを献上。そのCKから先制点を献上するなど、課題も浮き彫りになった。
長友は「セリエAも熱いと思っていたが、トルコも負けないくらい熱い。次はホームで、もっとすごい後押しがあると思うので楽しみ」とさらなる飛躍を誓った。代表で長らく一緒に戦ってきた盟友のトルコ移籍を含め、今冬の移籍に関して、長谷部はどう感じたのだろうか。
「日本代表の選手だけじゃなく、ヨーロッパとかいろいろなところを見て、選手それぞれのプライオリティーはあると思う。日本代表選手は、W杯に対するプライオリティーっていうのがやっぱり高いから、このW杯に向けて試合に出られる環境を考えた選手も多くいると思う。W杯があっても、クラブへのプライオリティーが高く、移籍しないヨーロッパの選手たちも多くいる。日本代表ってのはそれだけ、そこに対してかける思いが、移籍にも表れているのかな。そういう選手もそうだし、逆にそれぞれのクラブで試合に出て、活躍している選手もすごく多い。そういう意味では、日本代表にとってはすごくポジティブな状況だと思う」。長谷部は、現状を歓迎する意向を示した。
この冬に移籍したのは長友だけではない。同代表FW原口元気はドイツ1部のヘルタから、同2部のデュッセルドルフに期限付き移籍。1月24日には本拠のアウエ戦で、新天地での初出場を果たした。同代表MF森岡亮太は1月末、ベルギー1部の強豪アンデルレヒトへ移籍。今月4日のメヘレン戦で移籍後初先発を果たし、先制点をアシストした。G大阪で不動のレギュラーだった同代表MF井手口陽介は新天地を求めて、1月上旬にイングランド2部相当のリーズと契約。6月までスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへ期限付き移籍した。
置かれた状況はそれぞれ異なるが、思いは同じだろう。挑戦無くして、成長は無い。そして誰もが、6月のロシアW杯で躍動するシーンを脳裏に描いていたはずだ。新たな冒険の先に、輝かしい未来が待っていると信じたい。
(スポーツ報知)