昨夜行われた、フランクフルト対マインツ戦。
ダービーマッチだったのですが、ここのところ、マインツの調子がいま一つという事もあってか、スタジアムも、ダービーマッチという雰囲気ではなかったですね。
まあ、盛り上がりすぎて、「サポーターが暴走して警告を受けるような事がなかったのは、それはそれで良かったと思いますけど。
試合内容も、フランクフルトは、前半から3点をリードし、後半、更に追加点が欲しいところでしたが、後半は、少々物足りない感も拭えませんが。
しっかり無失点で終われた事は良かったと思います。
攻守の要の長谷部クンは、試合開始時はリベロで、途中、マインツのシステム変更に伴って、1列前に上がってボランチでプレーしていました。
解説の水沼さんも絶賛の、キレのあるパフォーマンスで、代表戦前にボランチでプレー出来たことは、代表チームにとってもメリットになったと思いますし。
長谷部クンにとっても、良い感触を持ったまま、代表チームに合流出来ると思います。
ハリルホジッチ監督、長谷部クンについては、中盤での起用を考えているようですからね。
では、ハイライト動画、試合の内容の記事、長谷部クンのインタビュー記事などどうぞ。
【ハイライト動画】
長谷部誠が11戦連続先発出場!フランクフルトが3発快勝で暫定4位浮上…武藤嘉紀は途中出場/ブンデスリーガ第27節:Goal.com
(動画はリンク先でどうぞ)
【記事】
(日刊スポーツより)
<ブンデスリーガ:フランクフルト3-0マインツ>◇17日◇フランクフルト
MF長谷部誠、MF鎌田大地が所属するフランクフルトは、ホームでFW武藤嘉紀が所属するマインツを3-0で下した。
長谷部は3バックの中央でフル出場。いつも通り後ろから落ち着きのあるプレーでチームに安定感をもたらした。前半途中から相手のシステム変更に応じて、ボランチの位置に。中盤で何度も相手ボールをカットし、ボールをサイドに動かして攻撃のリズムを作り出していた。
長谷部は「(先制点は)セットプレーからのおそらく(相手の)GKのミスだと思うんですけど、あれでマインツはゲームプランが狂ったと思いますし、非常に、苦しくなったと思う。あの先制点は大きかった」と、前半6分にCKからの相手クリアのこぼれ球を、MFボアテングが左足のボレーでニアサイドをぶち抜いた先制点を振り返った。途中からポジションが変わったが、「ディフェンスラインにも入れるし、中盤にも入れることが自分が使われている意味。そこでやっぱり示さないと。競争厳しいんで、簡単にこのチームでは出れなくなると思う。どちらで出てもしっかりとできるようにやってます」と自信を示した。
日本代表戦を控えるが、サウサンプトンDF吉田麻也を始め負傷者が多い。「けが人がいるなかで、そこに代わる選手はチャンスだと思うし、そこで示せれば、その選手にとっては大きなチャンスになると思う。本大会前でも怪我というのは起こりえる。けがをして日本代表というチームがダメになってしまうようでは、チームとしてはよくないですし、成り立たない。今回選ばれた選手全員がチャンスだと思ってやることが大事だと思う」とポジティブにとらえた。
(日刊スポーツ)
長谷部、CB、MFとして安定したプレーで快勝に貢献! 武藤は交代出場も見せ場なし…:サッカーダイジェストウェブ
(サッカーダイジェストウェブより)
前半に3点を奪って勝負を決めたホームチーム
3月17日(現地時間)、ブンデスリーガ第27節が行なわれ、フランクフルトが3-0でマインツを下した。
5位と好調のフランクフルトが16位マインツをホームに迎えた一戦、長谷部誠は最終ラインの中央で先発出場。一方、武藤嘉紀は2戦連続のベンチスタートとなった。
立ち上がりに攻勢に立ったのはマインツで、3分にはウジャーがファーストシュートを放つが、長谷部がブロックする。
フランクフルトはすぐに反撃に転じ、6分にはCKからのこぼれ球をボアテングが左足でダイレクトボレー。ゴール左隅へ飛んだボールにGKミュラーは反応していたが、後ろに逸らしてしまい、早くもホームチームに先制点がもたらされた。
さらに23分、フランクフルトはデ・グズマンのパスカットから、ヨビッチとの壁パスで前に進みながらレビッチへスルーパス。ペナルティーエリアに侵入したレビッチがGKを引きつけて折り返すと、ヨビッチが詰めて2点目を奪った。
前節、2位のシャルケ相手に敗れはしたものの善戦したマインツだが、この試合ではなかなか好機を生み出すことができない。ウジャーが前線でボールを待つが、長谷部やファレットがしっかり対応し、自由なプレーを許さない。
長谷部は位置取りも的確で、マインツの多くのシュートやクロスに対してコースを塞いでいく。前半の途中から彼は、ポジションを1列上げて、中盤の底でプレーするようになった。
フランクフルトは41分、左サイドでスローインを受けたレビッチが中央にドリブルで進みながらシュート。ゴール左隅に転がったボールはポストを叩きながらゴールラインを越え、リードを3点に広げた。
安全圏に入ったとも言えるフランクフルトは、後半に入ると、前半よりはマインツにボールを持たれる時間は増えたものの、これをしのぐと速い攻めから前線のヨビッチにボールを合わせ、立て続けに決定機を生み出していく。
マインツDF陣がミスや集中力を欠いたプレーを重ねるなか、55分に武藤がウジャーに代わって登場。流れを変えることが期待されたが、登場からしばらくはボールに触れることすらできず、その後も下がってボールを受け、味方に預けて前に走るも、リターンが彼の元に届くことはない。
フランクフルトは無理をすることなく、前がかりのマインツに対して守備ブロックを形成して対応。時折、ミスから危ない場面を迎えることもあったが、無失点を維持するとともに、カウンターから追加点を狙っていった。
試合はこのまま終了。快勝を収めたフランクフルトは勝点を45に伸ばし、暫定で4位浮上。一方、良さを出せずに終わったマインツは連敗、そして4試合勝利なしとなった。
長谷部は時折、競り合いに負けたり、パスミスなどがあったりしたものの、その後には自らこれを挽回するプレーを見せるなど、最終ライン、中盤の底の両方で、信頼に足りるプレーを披露した。リーガはここから代表ウィークのために中断期間に入るが、彼には日本代表としての戦いが待っている。
(サッカーダイジェストウェブ)
フランクフルトが3発快勝で暫定4位に浮上。マインツは4戦未勝利:ブンデスリーガ日本語公式サイト
(ブンデスリーガ日本語公式サイトより)