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Channel: よっしーのひとりごと
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真実は結果の中にしかない。

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家族の手術中、病室で待っている間に、昨夜のポーランド戦を伝えるワイドショーを見たり、記事を読んだり。

 

そして、長谷部クンの試合後のコメントを読んで、こっそり泣いています。

 

あー、もう、この人は、一体どれ程の強い覚悟を持って、このW杯に臨んでいるんだろう…と。

 

あのブーイングの中で、負けているにも関わらず、ただボールを回して、時間をやり過ごさなければならない。

 

選手達だって人間ですからね、点を取りに行きたいでしょう。

 

無念の思い、忸怩たる思いがあったと思います。

 

その場面で、これまで数えられない程の試合に出場し、最後の1秒までボールを追い、決して諦めないプレーを続けてきて。

 

チームの勝利の為なら、自分を犠牲にすることも厭わない長谷部クンが。

 

毅然と、チームメートに、「このままで良いから、失点だけはするな。イエローカードにも気をつけろ」と、身ぶり手振りで指示を出す。

 

ピッチ内の全選手が、全てを理解した瞬間だったと思いますが、これは本当に、長谷部クンにしか出来ない役割だったと思います。

 

長谷部クンがキャプテンで良かった、長谷部クンがいてくれて良かったと、心底思いました。

 

ただ、長谷部クン、試合中は、監督の決断を遂行するべく、迷いなくプレーしているように見えましたが。

 

心の中では、どんな風に思っていたのかなぁ…。

 

試合後の表情、コメントは、とても冷静なものでしたが、複雑な気持ちを抱えて、昨夜は眠れなかったんじゃないかなぁ…なんて思ったり。

 

でも、4年前の敗戦から這い上がり、想像を絶する程の、懸命な努力を重ねて、やっと辿り着いた場所です。

 

どんなに周りに非難されようと、自分達が信じる道で、先に進めるのであれば、それで良いと私は思います。

 

ここからが本当の勝負。

 

悔いのない戦いをして貰いたいです!

 

そしてやっぱり、長谷部クンの最高の笑顔が、もう一度見たいです!!

 

 

では、長谷部クンの試合後のコメントと、その他コラム等、Twitterからご紹介します。

 

THE PAGEの飯尾さんのコラム、長谷部クンがピッチに投入される前後の状況も詳細に書かれていて、少し長いですがオススメです。

 

 

【記事・Twitterより】

 

長谷部「真実は結果の中にしかない」W杯ポーランド戦後、選手コメント:スポーツナビ

 

スポーツナビより)

 

 サッカー日本代表は現地時間28日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ第3戦でポーランド代表と対戦し、0−1で敗れた。同時刻に行われたセネガルvs.コロンビアは1−0でコロンビアが勝利したため、日本はセネガルと勝ち点、得失点差、総得点で並んだが、警告数などフェアプレーポイントの差で2位になり、2大会ぶり3回目の決勝トーナメント進出を果たした。

 

 試合の終盤、日本は他会場でコロンビアがリードしていることを知り、0−1で負けていながらボールをキープして時間の経過を待つ試合運びをした。試合後にはその件についても選手に質問が出たが、キャプテンの長谷部誠は「この世界は結果論」「自分たちが勝ち取った結果として受け止めたい」とコメントした。

 

 決勝トーナメントに進んだ日本は、7月2日にロストフ・ナ・ドヌでベルギー代表と対戦する。

 

長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)

 

「自分たちが勝ち取った結果として受け止めたい」

 

 まずゲームプランとして、自分たちは引き分けや負けを想定していたわけではなく、勝ちにいくということはハッキリしていました。ゲームが進んでいって、先制点を取られて、もちろん自分たちが行かなくてはいけなくなって、他会場の結果でコロンビアが先制したという情報も入ってきていた。そこで自分が(後半37分に)投入される意味というのは理解しなければいけなかったし、それも1つ、中でプレーしていた選手たちへのメッセージになったと思います。

 

 こういう状況なら監督が決断しなければいけないし、このままでいく、そしてイエローカードを受けないということだったので、それを選手たちに伝えた。この世界は結局、結果なので、もちろんさまざまな議論はあると思いますけれど、これはしっかりと自分たちが勝ち取った結果として受け止めたいと思います。

 

(ベンチで本田圭佑や香川真司といろいろ話をしていたように見えたが)選手たちとは自分たちが今どういう状況にあるのかを確認し合ったり、先制された状況では点を取りにいかなければいけなかったので、攻撃の選手をアップさせると。コロンビアが1−0になったと聞いた時は、僕がアップに戻ったり、臨機応変に対応していたと思います。

 

(長友佑都に声をかけていた状況があったが)他会場の結果を伝えて、後ろはとにかく失点するな、あとはイエローカードに気を付けろと言いました。

 

(イエローカードについては事前のミーティングなどで伝えられていた?)伝えられてはいないですけれど、みんな把握していたので。テグさん(手倉森誠コーチ)かな、ケースによってはこういう状況もあるという話はしていました。(長友には監督の指示があって伝えにいった?)そういうことではないです。中の選手もけっこう気になっていたので。

 

 今日の選手たちは、もちろん難しい部分はあったと思いますけれど、ああいう状況では曖昧にするのが一番よくない。あの時間帯はカウンターでかなり危ない場面を作られていたので、自分たちがあそこで取りにいってカウンターでやられかねないというのはありました。もちろん、最後に他会場で(終了の)笛が鳴るまで、リスクがあるものではあったと思いますが、それを相対的に判断して決断したのは監督。それが結果につながった。中にいる選手には、僕が中に入った時点で伝えて、とにかくこれでやるんだというのはハッキリしていたと思います。

 

(そのやり方でいける自信があった?)僕にとっても初めてのケースだったし、本当に誰かが試合の中で決断しないといけない。それが監督で、それをしただけだったと思います。もちろん僕が出ていた時に、セネガルがもし追いついたら言ってくれとは伝えてあったので、そうしたらもちろん(点を取りに)いくのもハッキリしていました。

 

(選手同士の議論は?)終わってから話をしましたが、この世界は結果論なので。リスクは間違いなくあったというのは、選手も終わって感じていた部分です。でも勝負に徹したというか、もちろんこれでセネガルが追いついていたら批判された試合の運び方だったと思いますし、サッカーの世界ではいろいろな議論があると思いますけども、真実は結果の中にしかない気がします。

 

(このままでいいというメッセージを伝えた?)僕を入れる時点でそういうメッセージが込められていたと思います。入る前に中に伝えることも監督に確認して入りました。中の選手も交代で感じ取ったと思います。勝負の運を引き寄せている監督かなと、ここまでやっていて感じます。

 

(先発が6人代わったが?)6人代えるのは勇気のいることだったと思います。前線の選手は前からの守備で疲弊していたと思うので、誰が出るか分からないですけれど、(16強に)フレッシュな状態で臨めるのは大きい。選手自身もこのチームはガーナ戦、スイス戦、パラグアイ戦とやってきて、誰が出てもお互いを信頼しているので、そういう部分では今日みんな気持ちよくピッチに送り出しましたし、信頼はすごく強かった。今日は負けましたけれど、この(グループリーグ突破という)結果はすごくチームにとって大きなものになると思います。

 

(今日のメンバーでいくと分かったのは?)2日前のトレーニングで分かっていました。(驚きは?)もちろん選手の中には、「代えるの?」という声もありました。でも結局、先ほど話したように、この流れを作ったのはパラグアイ戦に出た選手たちだと思うし、そういう選手たちが今日の試合に多く出た。そういう意味ではチームの中でのお互いへの信頼感は間違いなくありました。

 

(この試合に先発したいという思いはあった?)僕個人の思いとしては、今日、万が一負けて敗退が決まっても、チームメートを信頼していたので、後悔は一切ないと試合前から思っていました。そう思わせてくれている仲間がいることは幸せだと思います。そういう意味では、次があるというのはよりうれしいものでもありますね。

 

(途中出場ならどういう状況だと言われていた?)言われてはいないですけれど、自分の中で準備していたのは、試合を終わらせるということ、それでしか僕は出ないと思っていた。同点だったり、リードしていたら出る可能性があるかなと思っていましたが、負けていて出るのはこういう形しかなかったかなと。

(スポーツナビより抜粋)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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