今夜、代表チームは、カタールのドーハに向けて、成田空港から出発です。
また、明日になれば、出発時の素敵なスーツ姿を、ご紹介出来ると思いますが。
って、既に、本田クンの写真は、上がってきてますけどね(苦笑)。
とりあえず今日は、昨日の公式会見の様子を、もう少しご紹介しておきます。
こちら⇒長谷部誠「コンフェデではチャレンジしていきたい」=サッカー日本代表:スポーツナビ
長谷部 滑った麻也をバッサリ「問題外」 本人は「つぶれ役も必要」:スポニチ
サッカー日本代表は5日、埼玉県内のホテルで2014年ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会出場決定記者会見を行った。オーストラリアとの激闘から一夜、ザッケローニ監督、選手26人が登壇し、5大会連続5度目のW杯出場を報告。安堵の表情を見せつつも、1年後に迫った本大会へ向けて決意を新たにした。
以下は、会見後の長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)のコメント。
「(出場権獲得について)負けていたら寂しい形でのW杯出場になっていたので、結果論ですが、ほっとしている部分はあります。(コンフェデレーションズカップについて)やはり相手のレベルが上がりますし、もちろんその前にイラク戦はありますが、真剣勝負の場でこれだけ強い相手と戦える経験というのはなかなかできないので、とにかくチャレンジをしていきたいです。自分たちのサッカーがどれくらいできるのか、チャレンジしてこそ見えるものがあると思います。構えるような試合だけはしたくないです。
(ブルガリア戦後にどうチームを立て直したのか?)ブルガリア戦も、その前のヨルダン戦も負けていますし、全体としてもっと厳しくやっていかなければならないということで、チームミーティングをしました。チームには良い時も悪い時もあるし、順調なときに頑張れるのは当たり前で、うまくいかないときこそ真価が問われると思います。できることはみんなでやろうと話したし、チームが強くなる上では絶対に必要なことだったと思います」
(スポーツナビ)
(サンスポ より)
W杯出場を決めた日本代表は5日、さいたま市内で報告会見。主将のMF長谷部は会見で選手コメントの“司会役”を任された。「圭佑(本田)とか長友みたいに熱い選手がいたり、今ちゃん(今野)みたいにまわりを立てる人もいる。チームとしてバランスがとれているのかな」。前夜はシャンパンとケーキでW杯出場をささやかに祝ったが、15日からはコンフェデ杯が控える。「真剣勝負の場で強い相手と戦える。チャレンジしてこそ得るものがある」と気持ちを切り替えた。
(サンスポ)
(デイリースポーツ より)
5大会連続となるW杯切符獲得を決めたサッカー日本代表が5日、埼玉県内のホテルで会見を開いた。
壇上に居並ぶ戦士たちを横目に、会見で司会役を務めた主将のMF長谷部は、「このチームの強みはチームワーク。全ての人が一つになって戦えた」と笑顔で喜びを語った。「正直な気持ちはほっとしている」と重責を果たした本音も。本大会へ向け、本田が他の選手たちを鼓舞する発言にしっかりと耳を傾けると、「世界で勝つためにはもっと成長しなければいけない。選手が一番痛感している」と決意を話した。
(デイリースポーツ)
世界最速で14年W杯ブラジル大会出場を決めた日本代表は5日、さいたま市内で共同記者会見を行った。
MF長谷部誠(29=ウォルフスブルク)は、喜び爆発を推奨した。「正直、ホッとした」と言うように、まずは安堵(あんど)の表情を浮かべた。通過点とはいえ、目標を達成したことに「もっと喜んでもいいと思う。日本人だから思慮深いのかな」と笑顔を見せた。ただW杯へ向けては「成長度をどんどん上げなければならない」と表情を引き締めた。
(日刊スポーツ)
(スポニチ より)
皆さんは何のくくりですか?僕たちはザックジャパンです!(人気番組アメトーークの蛍原のMC風に)会見ではMF長谷部誠主将(29=ボルフスブルク)がMCとなり、代表選手が人気お笑い番組をほうふつさせる軽妙トークをした。
長谷部 ホッとしています。2年以上、3次予選から戦って、その結果なので素直にうれしいです。ただ、もちろん選手自身が一番感じているのは世界で勝つためには、自分たちはもっともっと成長しなければいけないということ。それは選手が一番痛感していることなので、これから1年、W杯に向けて成長度をどんどん上げていきたいと思ってます。今回の予選、出ている選手だけでなく、このチームの強みはチームワークだと思っています。出ていない選手、そして、きょうここにいない予選を一緒に戦った選手たち。そして監督、コーチ、代表スタッフ。全ての人が一つとなって戦えるのが自分たちの強みだと予選を戦ってあらためて感じました。あとはサポーターの力はありがたく素晴らしいことだと実感することができました。僕があまり長くしゃべっても面白くないので他の選手にしゃべってもらおうと思います。まずはヤット(遠藤)さん。真面目じゃない感じで。
遠藤 チョーうれしいッス(チーム最年長33歳が10代っぽい若者言葉で)。以上です。
長谷部 ちょっと短すぎたので…、次は、じゃあ圭佑(本田)。
本田 こんにちは。僕も特にしゃべることはないんで。一言だけ。応援してくれたファンの皆さん、あること無いことを書いてくれたメディアの皆さん、あと、スポンサーの方々に感謝しています。ありがとうございます。もうちょっと濃い内容は、僕も誰かに振らせていただきます。岡崎でお願いします。
岡崎 本当にいろんな人のおかげでW杯に出場できたことは本当にうれしい。FWとしてはゴールが欲しかったので、これから1年ゴールにこだわってやっていきたい。今野さんのおかげできのうは勝てた、あっ、引き分けてW杯を決められたので、聞いてみたいと思います。
今野 凄くうれしいです。このチームは本当に良いチームだと思うし、ビッグクラブでプレーしている人と一緒にプレーするのは本当に楽しいですし。このチームは無限の可能性があると思っているので、これからもどんどん成長して世界で勝つチームになれることを信じて皆で頑張っていこうと思ってます。
長谷部 じゃあ、麻也(吉田)がずっとしゃべりたがっていたので。この間、結婚もしたしね。
吉田 結婚しました。(ともにアラサー独身の)ハセさん(長谷部)と、永嗣君(川島)も募集中なので、ぜひ皆さんよろしくお願いします。最後に、マイク良いですか?マイクください。先輩方が凄い良いこと言ったので、最後に一言だけ言って締めたいと思います。ブラジルの人、聞こえますか~?もうすぐ行きますよ!(お笑いコンビ・サバンナの八木のギャグをパクりドン滑り。隣にいた内田からは汚いものを見るような視線を送られる)
長谷部 お後がよろしいようで。以上です。
※会見終了後、長谷部は「打ち合わせはしていない。麻也は問題外。台本があればあんなに滑らないでしょ」とバッサリと切り捨てた。吉田は「前夜の夕食会場では同じギャグでうけた」と主張。「もうやりたくない。でも誰かが犠牲にならないといけない。つぶれ役も必要」と必死に?前を向いた。チームワークの良さが垣間見えた約5分間の「ハセトーク」。W杯ブラジル大会に向けた再スタートで順調な“滑り”出しを見せた。
(スポニチ)
(スポニチ より)
(ゲキサカ より)
(ゲキサカ
より)
会見が行われた昨日のお昼前から、今朝にかけて、たくさんのメディアで、この会見の様子が流れ。
その中でもとりわけ、某スポーツ紙では、記事タイトルに「公開説教」という言葉が使われた、本田クンの発言が、注目を集めました。
ただ。
会見を、SAMURAI BLUE TV にアップされた動画の、最初から最後までを通して見ると、本田クンの発言が、メディアがこぞって取り上げるほど、異質なもののようには感じませんでした。
本田クンが言っていることは、しごく真っ当なことですし。
それは、嬉しいというより、危機感の方が正直強かったと語った、長友クンの発言も同様です。
長谷部クンや、川島クンは、非常に嬉しいという気持ちを、素直に語っています(川島クンはブログで)。
麻也クンは、とにかくこの場を盛り上げなくちゃ!という熱い使命感に燃えているようでした(笑)。
ただ、そんな中、こんな選手もいました。
こちら⇒本田、長友の熱弁にもマイペース、内田「俺に話しても響かないから」:ゲキサカ
(ゲキサカ
より)
祝福ムードはなかった。アルベルト・ザッケローニ監督、選手26人が一堂に会したW杯出場決定記者会見。次々と選手が挨拶をしていく中、「W杯で優勝を目指す」とかねて公言してきたDF長友佑都、MF本田圭佑は現状への不満と今後の課題を厳しい口調で語り、残り1年での「個」のレベルアップを強く訴えた。
「向上心が高いと思いますよ」。そんなチームについて淡々と語ったのが、性格的に対極の位置にいるDF内田篤人だ。胸の内に秘めた思いを「絶対に言わないですね」というスタンスを貫く内田は「長友さん、本田さんはいつも美しい話をするので。長友さんのコメント能力が高ければね。熱いけど、なかなか伝わってない感じなので」と冗談交じりに笑った。
記者会見では本田が選手の名前を一人ひとり挙げながら課題を列挙していったが、4日のオーストラリア戦に先発したメンバーで内田とDF吉田麻也の名前だけが挙がらなかった。これには「左サイドから前に行って終わっちゃった」と苦笑い。本田、長友らは普段からサッカーに関して熱く語ることもあるようだが、「俺に話しても響かないからね」と、そうした会話に加わることもないという。とはいえ、内田自身、向上心がないわけではなく、あくまで性格とスタンスの違い。こうしたさまざまな個性が融合していることもザックジャパンの強みと言えるかもしれない。
(ゲキサカ)
この記事の最後にあるように、今の代表チームは、さまざまな個性が、きちんと融合し、素晴らしいチームワークを形成しています。
本田クンも、そのチームワークという点においては認めていて。
チームワークを上げる事で、チーム力がアップするという作業は、もうこのチームでは、必要ないところまできていて。
次にやらなければならないことは、「個」をレベルアップすることで、チーム力を上げるという作業。
「個」のレベルアップなくして、チーム力のアップはない、という話だったのでは?と思っています。
長友クンも、こんな席で場違いかもしれませんが・・・と、非常に恐縮しながら。
自身の実力不足を痛感しながらも、これからの1年で必ず成長し、チームの為になりたいという決意を語っていました。
まさに、FOR THE TEAMの精神だって思いました。
こんな、選手それぞれが抱いた、様々な感情や思いを、こうして公に発言出来るチームこそが、チームワークの良いチームだと私は思います。
会見の冒頭、こんなシーンがあります。
(ゲキサカ
より)
多分、席順が、監督や原さんなどの席と、キャプテン以外は、前列か後列に座るということくらいしか決まってなかったんだと思うんですけど。
最後に入ってきた岡ちゃんと今ちゃんが、長谷部クンの隣(真ん中に近い席)に座りたくなくて、少しでも端の席に座りたいってことで、ヤットさんの隣の席を取り合うという・・・。
まるで子供のようなことを、大の大人がやって。
それを、みんなが微笑ましく眺めて、最後に、長谷部クンにたしなめられるという(笑)。
ふくちゃんさんが、コメント欄で少し心配されていましたが。
そんな心配をさせてしまう、メディアの方の取り上げ方に、問題がありますよね・・・。
選手達は、お互いをリスペクトし合っていますし。
キャプテンとして、個性的な選手達をまとめているのは、我らが長谷部クンですし。
また、長谷部クンを含めて、代表チームを温かく見守っているのが、ザッケローニ監督ですから。
SAMURAI BLUE TV にアップされた動画には、選手達が退席するシーンまで収められています。
ザッケローニ監督が、選手と原さんなどが退席するまで待って、一番最後に(厳密に言えば、一番最後は通訳の矢野さんですが)退席していきます。
その監督の姿を見て、監督と選手達の間にある強い信頼関係を感じました。
本当に、良いチームになっていると思います。
だからこそ、このチームで、出来る限りたくさんの試合を見たい!
その為には、強くなって欲しい!!
心から、そう願っています。