マインツ戦を振り返る記事、~その2~です。
まずは、このツイートから。
PIC III
Big impact of Makoto Hasebe:
11.7km (most)
79 touches
3 shots created
1 assist
(Eintracht English Twitter
より)
「Big impact」という書き出しで始まるこのツイートですが。
Eintracht English Twitterアカウントが、マインツ戦の象徴的な4シーンを、写真と共に紹介してくれているなかの1つです。
コメントにも頂いていますが、長谷部クンはこの試合、チーム最長となる11.7kmを走り。
ボールタッチ数もチーム2位の74回(こちらは、ブンデスリーガ公式サイト のデータです)。
1対1の競り合いもとても高い勝率で、勝った回数の22回もチームトップです(因みに2位は、サンブラーノ選手の18回)。
中盤のボランチとはいえ、やや高めのポジションで、恐らく本人的にも一番やりがいのあるポジションではないかと。
この試合、4-4-2のシステムという事らしいのですが。
どちらかといえば、イグニョフスキが後ろで守備をしてくれていたので、私的には、シャルケ戦と同様に、4-3-3の左インサイドハーフような感じに見える時もあり。
トップ下がいないシステムなので、シャーフ監督は、当初から言われていたように、恐らく長谷部クンに攻撃のタクトを振って欲しいと考えているのでは?と思います。
実際、長谷部クンなら、色々なアイディアを持って、攻撃のパターンを作り、機能させる事が出来ると。
足元にボールを貰いたがる選手には足元に、スペースに抜け出すのが得意な選手にはスペースに、それぞれボールを出せますし。
また、試合途中で、システムやポジションが変更になっても、状況に応じて、自分の判断で、攻守のバランスを取れますからね。
チームメートからの信頼も厚くなって、ボールが長谷部クンに集まるようになりましたし。
第4節のシャルケ戦では、走行距離が両チームで最長の11.65kmでしたが、ボールタッチ数は48でした(kicker.jp のデータより)。
マインツ戦のように、長谷部クンのボールタッチが多くなれば、今後、攻撃面では、かなり期待出来ると思います。
が・・・。
チームとしては、少々守備面で問題が。
チームのキャプテンで、GKのトラップ選手が、怪我で数ヶ月の離脱です。
ケヴィン・トラップに辛いニュースが伝えられた。24歳の守護神は先日のマインツ戦で左足首を負傷。靭帯結合部にある靭帯を断裂しており手術は不可避と判断、これから数ヶ月間の離脱に入る事が明らかとなっている。
「このような結果は予想していなかった。非常に辛い結果だ。ケヴィンが順調に回復する事を願っている。」とシャーフ監督は肩を落とした。まだヒュブナーSDも「言葉が出ない。まだシーズンは始まったばかりだというのに、これで5人目の負傷者を抱える事になった」と失望を隠せずにいる。
トラップは木曜日にも手術を受けるとの事で、クラブ側の発表によれば10週間から12週間は離脱する事になりそうだ。そのため前半戦はこのまま休養する可能性もある。トラップはマインツ戦の終盤に、ボールをクリアした際に足首を負傷していた。
その試合で代役を務めたのが、ブレーメンでの在籍経験もある24歳のフェリックス・ヴィードヴァルト。確かにシャーフ監督は同選手への信頼を強調しているものの、しかしリーグ戦での経験は僅かに2試合しかない。
(kicker.jp)
マインツ戦は、トラップが負傷後、ヴィードヴァルト選手が出場しましたが、やはり、まだまだ経験が足りない面があるという事で。
クラブは、早くも補強に動きました。
Eintracht Frankfurt verpflichtet Timo Hildebrand:Eintracht Frankfurt
先日行われたマインツ戦では、守護神トラップが左足首の靭帯結合部の靭帯を断裂し、数ヶ月間の離脱に入ったフランクフルト。既に木曜朝からは元ドイツ代表GKティモ・ヒルデブランドが練習に参加しており、本日昼にも同選手の入団会見が行われると、クラブ側が発表した。35歳のベテランはこれでブンデス298試合に出場、昨シーズンまではシャルケにてプレーしている。
(kicker.jp)
既に、公式サイトで、ヒルデブランド選手の正式入団の発表がありました。
ホントに良かったです・・・、ヒルデブランド選手がフリーでいてくれて(苦笑)。
とりあえず、これでGKについては、一安心というところでしょうか?
トラップ選手は、先週だったかな?練習中に足首を痛めたという情報があったのですが。
少し無理をして、悪化させてしまったのかもしれませんね・・・。
万全のコンディションで、戻ってきて欲しいです。
ただ。
守備陣に関しては、イグニョフスキ選手も、マインツ戦で途中交代しましたが、ふくらはぎの筋肉を痛めたという情報もあります(Frankfurter Neue Presse より)。
ボランチの選手は、ラーニヒ選手やフラム選手が既に離脱していて、これ以上抜けるのは、ちょっと厳しいので、軽症である事を望みます。
また、、次節には、胃腸炎で試合を欠場していたCBのアンダーソン選手が戻ってきてくれるでしょうけど。
同じくCBのサンブラーノ選手は、イエローカードを4枚貰っていて、あと1枚貰うと、その次の試合には出られません。
毎試合、綱渡りの状態が続きますが、チーム一丸となって、次節、開幕戦以来の勝利を掴んで欲しいと思います。
では、最後に少しだけ写真をご紹介します。
写真は、まだまだたくさんあるので、明日もご紹介する予定です。
(朝日新聞
より)
(サンスポ
より)
(毎日新聞
より)
(Eintracht Frankfurt
より)
(Eintracht Frankfurt
より)
(Eintracht Frankfurt より)