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2014-15シーズン前半・ハンブルガーSV戦を振り返って~その2~。

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ハンブルガーSV戦を振り返る記事、~その2~です。


この記事では、主に地元紙の評価についてご紹介しますね。


では、日本のサイトに上がった記事からどうぞ。


独紙評価:長谷部は「非常にアグレッシブ」:Goal.com


2014-15前半06ハンブルガー戦-13
Goal.com より)


乾は途中出場、ピアソン弾でHSVに劇的勝利
 

28日に行われたブンデスリーガ第6節でフランクフルトはアウェーでハンブルガーSV(HSV)と対戦し、2ー1で勝利した。MF長谷部誠がフル出場、乾貴士は71分からプレーしている。2人に対するドイツメディアの評価は低めだった。

フランクフルトは前半終了間際にFWハリス・セフェロビッチが先制点を挙げるが、58分にはHSVの新加入選手、MFニコライ・ミュラーが決められて同点とされた。それでもフランクフルトは、85分から途中出場したFWルーカス・ピアソンが試合終了間際に27メートルのFKを見事に直接決めて、土壇場で勝ち越しに成功した。

HSVは、開幕から続いていたノーゴールがようやく止まった。しかし、現2部ボーフムが1979―80シーズンに残した開幕無得点時間の記録を474分から507分に塗り替えてしまっている。

白星を手にしたフランクフルトだが、メディアの評価は高くなかった。『ビルト』ではチーム平均点が3.83で、HSVの平均点3.45を下回った。長谷部にはMFスロボダン・メドエビッチ、ステファン・アイグナー、FWセフェロビッチとともに4と低めの採点となっている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』では、フランクフルトの平均点はHSVと同じ3.8だった。同メディアではGKフェリックス・ヴィードヴァルト、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されているセフェロビッチにチーム最高タイの3が与えられている。長谷部、DFマルコ・ルス、1点目をアシストしたDFティモシー・チャンドラー、マイヤーらは3.5で、左サイドハーフを務めたイグニョフスキがチーム単独最低点の5となった。『キッカー』では乾は出場時間が短かったため、採点の対象とはなっていない。

採点を行わない地元メディアの『フランクフルター・ルンドシャウ』は、長谷部のプレーについて次のような寸評を記している。

「1-0の起点となった。このプレーは、前半のベストコンビネーションでもあった。日本人選手は筋が通った組み立てるプレーをしようと熱心だったが、それに成功することは多くなかった。非常にアグレッシブ(な姿勢を見せている)」

また、乾については「かなり無節操な試合に入ることになった」とのコメントを記載。アルミン・フェー前監督の下では、この状況で乾が投入されることはなかっただろうという見解が述べられている。

(Goal.com)

 

 

フランクフルト地元紙、長谷部に及第点「非常にアグレッシブ」:サッカーキング

 
2014-15前半06ハンブルガー戦-18
サッカーキング より)

 

 ドイツ・フランクフルトの地元メディアは、ブンデスリーガ第6節のハンブルガーSV対フランクフルト戦における日本人選手の採点と寸評を発表した。

 先発フル出場の日本代表MF長谷部誠は、先制点の起点になったことや、積極的なビルドアップが評価された。MF乾貴士については、残り時間が少ない中での出場となったが、及第点が与えられている。

 両選手の採点と寸評は以下のとおり。


長谷部誠(フランクフルト)

対ハンブルガーSV戦(1-2◯)フル出場


『Frankfurter Rundschau』
採点:So lala(まあまあ)
寸評:先制点の生みの親。この得点シーンは、前半ベストの連係プレーでもあった。いつも成功とはいかなかったが、積極的にビルドアップを試みていた。非常にアグレッシブ。

乾貴士(フランクフルト)
対ハンブルガーSV戦(1-2◯)71分、途中出場


『Frankfurter Rundschau』
採点:So lala(まあまあ)
寸評:ちぐはぐな試合に途中から出場。見ている人は、フランクフルに新監督が就任したことを感じただろう。アーミン・フェー前監督のもとでは、乾が投入されることは決してなかったのだから。

(サッカーキング)

 

  

長谷部「勝ちを拾った感じ」2勝目も反省:日刊スポーツ


2014-15前半06ハンブルガー戦-4
日刊スポーツ より)

 

<ブンデスリーガ:ハンブルガーSV1-2フランクフルト>

◇28日◇ハンブルク

 

 長谷部誠(30)乾貴士(26)両MFの所属するフランクフルトが開幕戦以来となる勝利を挙げた。今季まだ白星のない最下位ハンブルガーSVを相手に、一時同点とされるなど苦戦。だが終了間際にFWピアソンが、ゴール正面約30メートルのFKを見事に決めて勝った。

 フランクフルトは後半は防戦一方。開幕から得点すらなかったハンブルガーSVに今季初ゴールを献上した。シュート数は7本対14本と半分しか打てず、ボール保持率も約37%と相手を下回った。4-1-4-1システムの左センターハーフでフル出場した長谷部は「今日良かった点は勝ったことだけ。勝ちを拾った感じ。プレスのかけ方が甘くて、相手にいいようにボールを持たれていた」と反省した。乾は開幕6戦目で初のベンチスタート。後半26分から途中出場したが無得点だった。

(日刊スポーツ)

 
 

 

続いて、日本語記事中に出てくるFrankfurter Rundschau紙と、その他kicker紙等の現地メディアの評価を。


So lala
Makoto Hasebe: Initiator des 1:0. Das war auch die beste Kombination in der ersten Halbzeit. Immerhin bemühte sich der Japaner um einen konstruktiven Spielaufbau, gelang nicht immer. Sehr aggressiv.


2014-15前半06ハンブルガー戦-14
Frankfurter Rundschau より)



Mittelmäßig

Makoto Hasebe: Brauchte lange, um ins Spiel zu kommen, öffnete dann aber mit einem klugen Pass den Raum, den die Eintracht zur 1:0-Führung nutzen konnte. War in der kritischen Phase Mitte der zweiten Halbzeit nicht in der Lage, Ruhe ins Spiel zu bringen.

Frankfurter Neue Presse より)



Wiedwald (3) - Chandler (3) , Russ (3,5) , Anderson (4) , Oczipka (4,5) - Medojevic (4) - Aigner (4,5) , Hasebe (3,5) , Ignjovski (5) - Meier (3,5) - Seferovic (3)
kicker.de より)


2014-15前半06ハンブルガー戦-16
Bild.de より)



2014-15前半06ハンブルガー戦-17
Sportal.de より)
 


Einzelkritiken zu Makoto Hasebe
 

Makoto Hasebe begann motiviert und engagiert - was nach dem unglücklich Stollentritt auf sein Knie (20.) allerdings immer weniger wurde. Scheute in der Folge aber immerhin keinen Zweikampf und konnte dabei helfen, diverse Offensivaktionen des HSV wirkungsvoll zu stören.

Sportal.de より)
 
 
寸評は、Frankfurter Rundschau以外にも、Frankfurter Neue PresseやSportal.deのサイトにもあります。
 
Sportal.deの寸評は、翻訳サイトで訳してみると。
 
「長谷部誠は、スタートからよく動いて、役割をこなそうとしていた。が、20分に膝を踏まれてしまった。それでも、その後もいかなる激しいプレーも恐れず、HSVの攻撃の芽を潰す助けとなりました。(Sportal.de)」
 
かなり意訳ですので、ちゃんと訳して下さる方がいらっしゃいましたら、是非お願いします。
 
Frankfurter Neue Presseの方は、ちょっとわかりにくくて。
 
以前、ドイツ語→英語にしてから、日本語に訳すとわかりやすいと、コメント欄で教えて頂いたのですが。
 
ドイツ語以前に、英語の能力に欠けるもので、ドイツ語→英語にしても、結局そこから翻訳サイトに頼ってしまい、よくわからない事に・・・(涙)。
 
申し訳ないです。
 
で、Frankfurter Rundschauは、日本語訳になっている寸評を読むと、結構良い感じ・・・のように思えますが。
 
総評が、「So lala(まあまあ)」なので、まあまあなのかなと(笑)。
 
これまで、Frankfurter Rundschauの評価で、一番良いのは「Gut dabei(良い)」で、次に「Ganz okay(かなり良い)」、「So lala(まあまあ)」、「Schwach(弱い)」と続いていくのですが。
 
今回、「Gut dabei(良い)」の上に、「Sonderlob(特別な賞賛)」という評価があるのを、初めて見ました。
 
チームを勝利に導いた、ウルトラスーパーFKを決めたピアソンが、その評価を得ていました。
 
まあ、確かに、特別な賞賛に値するFKでしたけどね。
 
ピアソン選手には、次節、是非スタメンで出て、90分間フルに戦って、「Sonderlob(特別な賞賛)」という評価を得て欲しいものです。
 
長谷部クンの話に戻りますが。
 
長谷部クン自身は、この試合の内容に関して、「ちょっとイライラする」と言っているくらいですから、満足していないのでしょう。

チーム最長の11.63 kmを走りながら、ボールタッチ数が「43」とかなり少ないですから、それも頷けます(kicker.jp より)。
 
次節は、長谷部クンも、内容と結果が伴うようなプレーを見せて欲しいと思います。
 
 
  
別記事で、ハンブルガーSV戦の写真をご紹介する記事を書こうと思っていますが。
 
明日は、10月10日に新潟で行われる対ジャマイカ戦と、14日にシンガポールで行われる対ブラジル戦の代表メンバーが、発表される予定です。
 
そちらの記事を優先して書くつもりですので、ハンブルガーSV戦の写真は、また、明日以降、時間がある時にご紹介しますね。



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