ハンブルガーSV戦を振り返る記事、~その1~です。
まずは、ハイライト動画をどうぞ。
Hamburg 1-2 Frankfurt:Bundesliga,com
どちらも同じ映像ですので、見られる方でどうぞ。
続いて、長谷部クンの試合後のインタビューが掲載された記事をどうぞ。
(ブンデスリーガ公式サイト
より)
第6節ハンブルガーSV対フランクフルト 試合後インタビュー
9月28日に行われたブンデスリーガ第6節最終日で、長谷部誠と乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトは敵地でハンブルガーSVに勝利し、開幕戦以来となる今季2勝目を飾った。試合後、フル出場した長谷部がインタビューに答えている。
――劇的な勝利。
長谷部 きょうの良かった点は、勝ったということだけですね。ゲーム内容も全然良くなかったし。本当に、きょうは勝ちを拾ったかなって感じがしますね。
――全然良くなかったというのは?
長谷部 自分たちもきょうは引いてやるっていうやり方をしたんですけど、それにしてもプレスのかけ方が甘くて、相手にいいようにボールを持たれてたんで。たぶんボールキープ率も相手が全然上だと思うし。結構走らされたってのもあるし。あとボールを取ってから自分たちが攻めるときに、ミスばかりでなかなかいい攻撃っていうのはできなかったです。
――引いて守るというのは相手の攻撃陣を警戒して?
長谷部 いや、それよりは相手の色んな要素がありますね。相手の守備の足が遅いんで、出させて、スペース作らせて、そこに攻めていくっていうところがありますね。
――開幕以来の勝利で波に乗っていけるのでは?
長谷部 勝ったことは大きいと思いますけど、ただ試合内容で言えば前節とかのほうが全然良かったです。だから試合の内容では、波があって、まだまだかなっていうのもあるし。もう少しチームとして常にいい戦いができるようにしていきたいです。
(ブンデスリーガ公式サイト)
(サンスポ より)
サッカーのドイツ1部リーグで、長谷部誠と乾貴士のアイントラハト・フランクフルトは28日、アウェーでハンブルガーSVを2-1で下した。
アイントラハト・フランクフルトの長谷部は勝利に貢献したが「良かったのは勝ったことだけ。勝ちを拾った」と内容には不満顔だった。同点の試合終了間際にFKを直接決めて勝ち越したが、相手に合わせた引き気味の戦術で持ち味が出なかったという。
「自分が試合をつくり、中心選手としてやっていかないといけない中で、結果が出ないとちょっとイライラする」と後半にやや失速した自身のプレーにも満足していなかった。
(サンスポ)
試合内容は、まさに、長谷部クンのインタビュー通りのものでした。
引いて守るのは戦術だったとはいえ、プレスはほとんどかからず、ボールも奪えず。
例えボールを奪えたとしても、自陣深くで、そこからボールを繋いで攻め上がっても、ミスですぐにボールを奪い返され。
前線にロングボールを入れても、セカンドボールはことごとく相手に拾われ、攻めきれず。
という事で、私も、今朝アップした記事の中で、勝ちを拾ったという表現を使いましたが。
一試合通して、ほぼ守勢に回ったフランクフルトでした。
そんな状況で、攻守に奮闘した長谷部クン。
私から見れば、随所に長谷部クンらしい良いプレーを見せていたと思いましたが。
長谷部クン自身は、思うようなプレーは出来なかったという印象のようです。
長谷部クンの言う通り、長谷部クンが、試合を作り、中心としてやっていかないと、チームは機能しないと思います。
次節は、また、ポジションやシステム、戦術が変更されるでしょう。
ピアソン選手が、あんなFKを見せたら、スタメンで使いたくなるでしょうし(笑)。
ただ、毎試合のようにポジションやシステムが変更されても、その中で、自身の役割をきちんと果たせるのが長谷部クンであり。
長谷部クンが、自分の役割を果たす事で、選手間の連携も上手く取れ、チームとして、良いパフォーマンスを見せられる事と思います。
次節は、試合内容も、結果も、共に良いものとなるよう、期待しています。
それから。
この試合で、久しぶりに長谷部クンが、セットプレーのキッカーを務めましたね。
ヴォルフスブルクの時には、時々、まあ、チームが非常事態に陥っている時か、或いは、某監督の気まぐれ(笑)で、蹴っていましたよね。
懐かしのこんな写真をどうぞ。
リンク元の記事のアドレスが変更となってしまったので(ヴォルフスブルクのHPがリニューアルされたため)、リンクが貼れませんが。
2011-12シーズンのオーストリアキャンプ時に、オーストリアの3部チーム・Villacher SVとの練習試合での写真です。
このシーズン、某監督の下で、長谷部クンは、トップ下から右SB、そしてGKまで、様々なポジションをこなしました。
その中で、セットプレーのキッカーも、やっていた時期がありました。
ほんの一瞬でしたけど・・・(苦笑)。
でも、長谷部クン、元々正確なキックを蹴る力がありますので。
乾クンやマドルンク選手(←凄い威力のキックを蹴ります)がいなければ、セットプレーのキッカーを務めるの、良いと思いますけどね。
では、最後に、写真を少し。
以下、ゲキサカ より。