まず・・・。
昨日、日本代表チームは、成田空港と関西空港に分かれて、無事に帰国しました。
特に、会見などはなかったようで・・・。
心配が杞憂に終わって、ホッとしましたが。
昨夜から今朝にかけてのスポーツニュース等で、長谷部クンの声は聞くことが出来ず・・・。
空港内を歩く姿と、成田のホテル前での映像が見られただけでした。
それはそれで、ちょっと寂しかったり(苦笑)。
ということで。
唯一見つけた、長谷部クンの写真をどうぞ。
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(朝日新聞DIGITAL
より)
で。
帰国したばかりの長谷部クン、さっそく明日には、あさひ幼稚園に向かう予定です。
サッカー日本代表DFでキャプテン、ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクに所属する長谷部誠選手が27日、再建を支援している宮城県南三陸町の平成学園あさひ幼稚園を訪問、園児たちを激励する。日本ユニセフが25日、発表した。
長谷部は2011年、幻冬社から自己啓発書「心を整える」を出版、その印税すべてを東日本大震災の支援のため日本ユニセフに寄付するとした。
ユニセフはこれまで、地震及び津波により被災した岩手県、宮城県、福島県の自治体からの要請を受け、保育園や幼稚園の仮説園舎、学舎等の建設や大規模な修繕のための支援を実施してきた。その対象施設の一つ、南三陸町のあさひ幼稚園の新園舎再建に、長谷部からの寄付金を充てている。
日本代表キャプテンとしてチームを勝利へ導く長谷部のメンタルコントロール術を述べた「心を整える」は既に140万部以上を売り上げるベストセラーとなっており、これによってもたらされた寄付金は1億1700万円にも上る。
長谷部のあさひ幼稚園訪問は、2011年12月、2012年6月に続いてこれが3度目。W杯出場決定という何よりの手土産を携えての訪問となる。
今回は園の七夕行事に向けて準備する園児たちに合流、笹飾り作りに参加したあと、記念樹の苗木を子どもたちと一緒に園庭に植える。
(デイリースポーツ)
記事にもあるように、長谷部クンは、一昨年12月と昨年6月の、これまで2度、あさひ幼稚園を訪れています。
その時には、まだ、あさひ幼稚園の新園舎は完成していませんでした。
その後、昨年7月28日に、新園舎の落成式が行われ、既にヴォルフスブルクのチームに合流していた長谷部クンは、次のようなメッセージを寄せました。
「また子どもたちが楽しく過ごせる場所が完成したことを心よりうれしく思います。今回は、私が代表してこのようなメッセージを寄せさせていただきましたが、この幼稚園の建設には、一日も早い復興を願う日本中のみなさんの思いが込められています。そして、またの機会に、再び元気の良い子どもたちと再会できる日を心から楽しみにしています」
(日本ユニセフ協会: 東日本大震災緊急募金 第161報 より)
長谷部クンは、あさひ幼稚園の新園舎が完成して初めて園を訪れ、子供達と再会を果たす事になります。
きっと、長谷部クンも、子供達も、再会のときを心待ちにしている事でしょう。
で。
昨年6月に、長谷部クンがあさひ幼稚園を訪れた際の様子は、このブログでもお伝えしましたが。
こちら⇒長谷部先生、お帰りなさい!
実は、この時の長谷部クンと子供達の様子が、「ソトコト」という雑誌の付録の「チビコト」に、掲載されていました。
知り合いのブロガーさんに教えて貰って、購入したのですが。
ちょっと、ご紹介するタイミングを失ってしまって、そのままになっていました。
今回、あさひ幼稚園と長谷部クンの記事などを検索していて、チビコトのウェブサイトを見つけ。
そこに、記事や写真が全て掲載されていましたので、改めて、ここでご紹介しますね。
こちら⇒御神木が見守る子どもたち、新しい町~子どもたちが、夢を見る場所を~:チビコト September 2012
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(チビコト September 2012 より)
「はせべせんしゅ~、きゃ~」という子どもたちの大きな歓声が、小さなグラウンドにあふれ返る。サッカーボールを蹴る子どもたちの中心にいるのは、ドイツ・ブンデスリーガで活躍中の長谷部誠選手だ。
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(チビコト September 2012
より)
宮城県の北東沿岸部に位置する南三陸町、あさひ幼稚園の仮園舎として使われている公民館。長谷部さんが、ここを訪れるのは二度目。東日本大震災の津波によって流されてしまった幼稚園の再建のためにと、自身の著書の印税などをユニセフを通じて寄付している。今回、彼は、竣工を間近に控えた、新しい木造園舎を訪れた。
「僕が寄付をしたといっても、それは、僕の本を買ってくださった多くの方々のおかげですし、こうして立派な園舎ができるのは日本中の方々と地元の方々の気持ちがつながったからだと感じます」
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(チビコト September 2012
より)
この新しい木造園舎は、たくさんの人々の想いが積み重なって完成するものだ。あさひ幼稚園の園長先生であり、大雄寺の住職である小島孝尋さんはこう語る。
「不幸中の幸いと言うべきでしょうか、園児たちは全員無事でした。ところが、園舎が津波のため使えなくなってしまった。また寺の方も、参道の杉が塩を被ってしまい、このままでは立ち枯れてしまう」
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(チビコト September 2012
より)
途方に暮れるとは、まさにこのことだろう。流されてしまった園舎、再建しようにも、その土地の確保すら難しい。川を逆流した津波によって土壌に染み込んだ海水が、樹齢350年を超える参道の杉を蝕み、その葉は、日を追うごとに赤く変色していく。立ち枯れてしまえば、災害がれきとして焼却処分するしかない。
「先達が植えた参道の杉を伐って、使えないか、と思ったのです。もともと参道の杉は、いつか寺を建て替えることを想定して植えられたものです。塩害で立ち枯れてしまう前に、この杉を伐って、園舎の再建に使えないかと……。寺のための木は、また植えればいい(笑)」
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(チビコト September 2012 より)
そんな小島住職の想いが、多くの人々を動かす。350年間に亘って町を見守ってきた150本の御神木を使って、新しい木造の園舎を建てる。そこに再建計画を担った建築家・手塚貴晴さん、由比さんが加わり、さらに、木造建築を専門とする石川県能美市の建設会社、中東が参加する。
塩害で枯れかけている杉を製材するのは前代未聞の取り組みだ。伐採した杉から塩分を、乾燥の過程で水分と一緒に葉に集め抜く。その上で、能美の工場に運び、製材した。伐って処分するしかないとされていた塩害木が、「板」として甦ったのだ。
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(チビコト September 2012 より)
新しい園舎が建てられる場所は、南三陸町の集団移転候補地の高台に決まった。10年間ほど園舎として使われ、その後はこの新しい町の公民館として使われる予定だ。
「ここに幼稚園ができると聞いて、どんな建物になるのかなと気になっていました。それが、私も子どものころからよく知っている大雄寺の参道の杉が使われていると聞いて、とても嬉しかった。あの木々が、これからも子どもたちを、そして、この町を見守ってくれると思うと、本当に嬉しいです」
そんな地元出身のあさひ幼稚園の先生の想いも、この新しい町に積み重なっていく。
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(チビコト September 2012 より)
「ねえ、この大きな柱の木、300歳以上なんだって!」
「えーっ、すごーい!」
杉の芳香に溢れる園舎、集まった子どもの笑顔と歓声が上がる。
「すべての子どもたちには夢を見る権利がある。新しいあさひ幼稚園がそういう場所になってくれたらいいですよね」
つかの間の滞在、子どもたちの笑顔に触れた長谷部誠さんも、優しい眼差しで語ってくれた。
(チビコト September 2012より抜粋)
「すべての子どもたちには夢を見る権利がある。」
この長谷部クンの言葉が、理想として語られるのではなく。
実際に、子どもたちが、口々に夢を語り、その夢の実現の為に、笑顔で頑張れる日がくると良いな・・・。
さて。
あさひ幼稚園への訪問とは別に。
長谷部クンには、このオフにもう1つ、大事なお仕事が待っています(笑)。
ザック・ジャパンを擁護するカズ「ちょっと叩き過ぎじゃない?」:ゲキサカ
横浜FCのFWカズ(三浦知良、46)が25日、日本代表主将のMF長谷部と2人きりの“晩さん会”も辞さない考えを明かした。
横浜市内で練習後、代表の欧州組と近日中に開く夕食会について「今年はみんなバラバラで、東京にいる選手が少ないらしい」。予定が合う選手を招待するが「何なら長谷部と2人でも、前向きな反省会をやりたい」と熱望した。10年にも長谷部と食事し、11年には出席者が長友ら4人に増え、昨年は10人に増えていた。
主将に伝えたいことがある。日本が3戦全敗したコンフェデ杯に、世界の強敵が見せるマリーシア(ずる賢さ)の重要性を再認識した。「ブラジルのFWもどこかでうまくサボってて、ここぞというところで力を爆発させる。バロテリ(イタリア代表)もそう。日本人は、車で言ったらニュートラルから一気にトップに持っていけない」。敵を翻弄(ほんろう)する演技力と、身体能力の向上を助言する
(日刊スポーツ)
横浜FCは25日、J2の前半戦最後の試合となる第21節の松本山雅戦に向けて、練習を行った。約2時間の練習後、FW三浦知良は「ちょっと、ザック・ジャパンを叩き過ぎじゃない? いろんな記事を見たけど、結構、批判的だよね。でも、冷静に考えたら、今回のグループは大変だったからね」と話し、コンフェデレーションズ杯を3戦全敗で終え、批判されているザック・ジャパンを擁護した。
近年では、なでしこジャパンが女子W杯で優勝し、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得。関塚ジャパンもロンドン五輪で4位に入り、カズが出場した昨年のフットサルW杯では、フットサル日本代表も史上初の16強進出を果たすなど、多くの代表チームが好成績を残してきた。ザック・ジャパンもアジア杯を制し、世界最速でブラジルW杯出場を決めるなど、良い結果を出し続けてきた。そのため、周囲の期待は自然と高まっていたのかもしれない。
だが、カズは勝負の世界は紙一重であると、自身が出場したフットサルW杯の例を挙げながら、強調した。
「フットサルW杯ではブラジル、ポルトガルと一緒のグループだったけど、今回もあのグループと一緒のようなものだからね。(ザック・ジャパンは)イタリア戦が紙一重だったけど、あれがフットサルW杯ではポルトガル戦だったわけでしょ? 僕らは引き分けて、あそこで得た1ポイントが大きかった。あそこで(ザック・ジャパンも)イタリアと引き分けていたら、次の試合でメキシコにグッと勝てていたかもしれない。2戦目のイタリア戦に勝つか引き分けることができれば、違う結果になっていただろうね、絶対にね」
ザック・ジャパンは25日に帰国した。これからオフに入る欧州組とは、毎年恒例となっている『食事会』を開きたいと、キングは言う。
「去年は、みんなオーストラリアから帰ってきて東京にいたけど、今年はみんなバラバラみたいなんだよね。去年ほど大きくはないにしても、ちっちゃな反省会を…。反省会じゃないな(笑)。前向きな会をやりたいね。もしかしたら、3年前に戻って、長谷部と2人きりかもしれない。3年前は長谷部と2人きりで、次の年は4人、去年は10人くらいいたね。今年は、僕も今週中に実現できないと、来週は1週間に3試合あるからキツくなっちゃうからね」
自身も長年、日本代表でプレーし、その重圧を知り尽くす。だからこそカズは、選手たちをリスペクトし、あえて厳しい言葉を並べることなく、ねぎらうのだ。
(ゲキサカ)
カズさんと2人きりの反省会!?
いや、前向きな会!?
羨ましい~~~っ(爆)!!
ゲキサカの最後の言葉、「自身も長年、日本代表でプレーし、その重圧を知り尽くす。だからこそカズは、選手たちをリスペクトし、あえて厳しい言葉を並べることなく、ねぎらうのだ。」
嬉しいですね・・・、ホントに。
カズさんと心ゆくまで語り合って。
来年のW杯に向けて、気持ちを新たにして貰えれば・・・。
そう願っています。