少し前ですが、ブンデスリーガ日本語版公式サイトで。
「長谷部、全試合先発出場」というタイトルの、写真特集がありましたので、ご紹介してきます。
以下、ブンデスリーガ日本語版公式サイトGALLERIES「長谷部、全試合先発出場」より
長谷部は今夏、ニュルンベルクからアイントラハト・フランクフルトへ移籍。ブンデスリーガで8シーズン目を迎えた
長谷部(左から2番目)は開幕戦から先発出場し、フランクフルトはフライブルクを1-0で下して白星スタートを切った(©Imago)
試合前にシャーフ監督(右)と入念に打ち合わをする長谷部(中央)。乾(左)とは今季からチームメートに
第2節では2008年から13年まで所属した古巣のウォルフスブルクと激突。試合終了間際にフランクフルトが追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ
第5節、マインツ岡崎(右)との日本人対決は引き分け。試合後はがっちりと握手し、互いの健闘をたたえた
ハンブルク戦(第6節)でMFベラーミ(右)のファウルに抗議する長谷部(左)。この試合では90分にフランクフルトが勝ち越しに成功した(©Imago)
第9節のシュトゥットガルト戦は点の奪い合いとなり白熱した展開に。しかし、フランクフルトは4-5で逆転負けを喫した
10月29日のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)2回戦、唯一のブンデスリーガチーム対決となったボルシアMG戦を前にシャーフ監督(右)と最終確認
そのDFB杯では好調のボルシアMGに敗れ、フランクフルトは2回戦敗退となった(©Imago)
第11節では王者バイエルンに0-4で完敗。フランクフルトは4連敗となり、現在リーグ12位に沈んでいる
長谷部は11月14日、18日の日本代表戦に招集された。フランクフルトではここまで全11試合に先発し、すでににチームに欠かせない存在となっている
こうして、今季からフランクフルトに移籍した長谷部クンを振り返る中で。
11枚の写真のうち2枚に、試合前にシャーフ監督と話し込んでいる写真が使われています。
こういうシーンが、余程多く見られるという事の表れなんだと思います。
現在発売されている「サッカー批評71」の中に、“長谷部・乾を率いる名物監督の素顔”という記事があります。
シャーフ監督の古くからの知り合いの、小谷泰介さんというジャーナリストの方が書かれた記事ですが。
その記事には、長谷部クンが、いかにチーム内でのバランスを崩さないように、細心の気遣いをしているかという事が書かれています。
そのような気遣いが出来るからこそ、シャーフ監督も、長谷部クンに全幅の信頼を置いているんだと思います。
そして、もちろん、気遣いだけではなく、その信頼に応える結果を出しているからこそ、長年、ブンデスリーガで、プレーし続けられるのだと思います。
今シーズンが終わった後、同じように、今シーズンを振り返る特集が恐らくあると思いますが。
その時には、笑顔で監督とシーズンの健闘を称え合う写真が見られれば良いな・・・と、そう願っています。
ボルシアMG戦での、長谷部クンと乾クンについての記事が、また地元紙に掲載されています。
日本語訳の記事もありますので、合わせてご紹介しますね。
Im Gleichgewicht:Frankfurter Rundschau
激動の1週間を過ごした乾:ドイツからみた日本人ブンデスリーガー情報
地元紙フランクフルター・ルンドシャウは、今季初得点を挙げた乾貴士について掲載した。
2013年3月に行われたグロイター・フュルト戦以来、実に8ヶ月ぶりとなるゴールを決めた乾貴士は「ゴールの際に小さな子供のような、満面の笑みを浮かべて喜びを見せた」と紹介。
更に同紙は「乾は、彼本来のポジションである左最後でプレーした。リスクを好む一方で、ロストの危険性もはらむ乾のプレーだが、本人が希望するトップ下よりも、それは左サイドの方が許容される」との見方を示した。
試合後、他の選手がインタビューを受ける中、一足はやくシャワーを浴びて着替えを済ませた乾。その後ヌードルを手にとった際、視線に気がつくと、再びゴールを決めた時に見せたような大きな笑顔を浮かべていたという。
(ドイツからみた日本人ブンデスリーガー情報)