何から振り返りましょうかね・・・(苦笑)?
長谷部クンの、乾クンとの途中交代については、その後も色々考えてみましたけど。
やはり、シャーフ監督の意図は、ちょっと量れませんでしたね・・・。
コメントに頂いた見解も含めて、まあ、様々な意見があって良いのではないでしょうか?
だって、シャーフ監督が語らない限り、真相はわからないわけですし。
誰の意見が正しくて、誰の意見が間違ってるかなんて、判断つきませんからね。
ただ、長谷部クンのファン、乾クンのファン、サッカーファンそれぞれが、ああでもない、こうでもないと、語り合えるというのが、良い事なんじゃないでしょうか?
それこそ、少しは、サッカー文化の裾野が広がる事に繋がるのでは?と思います。
数年前までは、私、監督の采配の意図など、考えもしていませんでした。
言っている事といえば、「くっそ~~~、○○監督、腹立つ!!」程度の事でしたから(笑)。
ブログの中で、何度も、茶碗を割っています(苦笑)。
それが、数年後には、ブログで、監督の采配について語っているんですから・・・。
先日書いた記事へのコメントで、長谷部クンのファンになった時期は、やはり、2010年のW杯南アフリカ大会後や、2011年のアジア杯辺りの方が多いように感じました。
それから、日本代表の試合、ブンデスリーガやその他海外リーグの試合、そして、Jリーグの試合も、きっと、多くの方が見る機会を得て、ファンの裾野は広がったと思います。
そして、このブログも、本当にたくさんの方に読んで頂けるようになり、毎日、皆様が様々なコメントを寄せて下さるようになりました。
そんな皆様方と、色々な事を語り合って、私自身も、サッカーを愉しんでいければと、そう思っています。
という事で、前置きが長くなってしまいましたが。
とりあえず、今日は、長谷部クンのこの試合での評価を少しご紹介したいと思います。
まずは、試合後、長谷部クンは、このようにコメントしています。<1>
「非常に残念な結果。最後の部分で簡単に失点しているようでは」
このコメントで、長谷部クン自身も、この試合については、相当歯痒い思いをしているのでは?と感じました。
そして、引用記事にあるように、長谷部クンの評価は分かれました(Bild:5、kicker:3)。<2>、<3>
採点する側とすれば、試合全体を通して見れば、後半、調子が上がり、長めの縦パスも通っていましたから、まあ十分及第点なんでしょうけど。
ただ、大前提として、負け試合という事と、長谷部クン自身の前半の入りが悪かった事、負けている時の途中交代という事で、印象が悪くなって、低い評価というのも頷けます。
引用記事の<2>、<3>の文中で紹介している、「Frankfurter Rundschau」の寸評が、長谷部クンのこの試合のパフォーマンスを、よく表していると思います。
「序盤は、珍しく集中力を欠いていたが、試合に入ろうと努力し、それができた時にベンチに下がらなければならなかった」
「Frankfurter Rundschau」の評価自体は「So lala(まあまあ)」ですが。
ただ、この試合、「Ganz okay(かなり良い)」と「Gut dabei(良い)」の選手はいませんので。
長谷部クンは、2得点のマイヤー選手、GKのトラップ選手、左SBのオチプカ選手、CBのルス選手と並んで、チームトップタイの評価となります。
では、引用記事と評価をどうぞ。
また明日、その他の地元紙の評価や、写真をご紹介しますね。
明日の午後7時からは、NHK BS1にて、ケルン対フランクフルト戦の録画放送があります。
まだご覧になられていない方も、もう見たくない方も、負け試合で、あまり気乗りはしないかもしれませんが、どうぞご覧になってみて下さいね。
【引用記事】
<1>
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/1444375.html
(日刊スポーツより)
<ブンデスリーガ:ケルン4-2フランクフルト>◇8日◇ケルン
後手に回って敗れたフランクフルトの長谷部誠と乾貴士は表情を曇らせた。
長谷部は後半13分に1-1と追い付いたゴールの起点になるなど奮闘したが「非常に残念な結果。最後の部分で簡単に失点しているようでは」と話した。
1-2の後半30分に長谷部に代わりピッチへ出た乾は、慣れない守備的MFの位置で持ち味を発揮できなかった。「後ろの選手に負担をかけてしまった」と反省していた。
(日刊スポーツ)
<2>
独紙評価:今季2点目の大迫は高めの採点、長谷部への評価は二分:Goal.com
(前略)
フランクフルト側では、MF長谷部誠が先発出場し、74分にはMF乾貴士と交代。『ビルト』(フランクフルト平均点4.42)はボランチの位置でスタートした長谷部を含むチーム7人に5と厳しい評価。乾のプレーには4をつけている。一方、『キッカー』(平均点3.9)は、長谷部に3と2ゴールを決めたMFアレクサンダー・マイヤーに次ぐチーム2位タイの採点をつけており、2大紙の間で評価が大きく分かれた形となった。
採点を行わない『フランクフルター・ルンドシャウ』は乾との交代について「すんなりと理解できない判断」とトーマス・シャーフ監督の意図への疑問を感じているようなコメントを記載。実際、1-2とビハインドを追っていた時点で長谷部がピッチを退き、フランクフルトはそこから数分間の間にさらに2失点を喫したことを指摘している。
この勝利で勝ち点28となったケルンは11位に浮上。次節は敵地でのボルシア・ドルトムント戦に臨む。対して31ポイントで9位に後退したフランクフルトは次節、パダーボルンをホームに迎える。
(Goal.comより抜粋)
【採点・寸評】
So lala (まあまあ)
Makoto Hasebe: Anfangs ungewohnt unkonzentriert, arbeitete sich aber in die Partie hinein – und als er ganz drin war, musste er raus. Wich seinem Landsmann Inui nach 75 Minuten – das erschloss sich auch nicht jedem auf Anhieb.
<3>
序盤は集中欠くも長谷部に及第点「試合に入ろうと努力した」独紙採点:サッカーキング
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150309/289197.html
(サッカーキングより)
ブンデスリーガ第24節が8日に行われ、日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトは、MF長澤和輝とFW大迫勇也が所属するケルンと対戦し、2-4で敗れた。
試合後、ドイツメディアは先発出場した長谷部の採点と寸評を発表。『Frankfurter Rundschau』は、先発出場し75分までプレーした長谷部に対して「So lala(まあまあ)」と評価し、「序盤は、珍しく集中力を欠いていたが、試合に入ろうと努力し、それができた時にベンチに下がらなければならなかった。乾にピッチを譲ったが、それが勢いを与えることにはつながらなかった」と記している。
なお、長谷部に代わって75分から途中出場した乾は、出場時間が短いため採点の対象にはならなかった。
(サッカーキング)