パダーボルン戦を振り返る記事、その2ですが。
昨日の記事で、長谷部クンの試合後のインタビューをご紹介しました。
その中で、自分自身のプレーについて、こう答えています。
「満足いくレベルではないですね。 攻撃でも守備でももっともっと絡まないと いけないかなと思います.。」
攻撃に関しては、前半の早い時間帯に、長谷部クン、ドリブルとパスで、ペナルティエリア付近まで攻めあがったのですが。
フィニッシュまで持っていけず、逆にカウンターを食らって、結構なピンチになったので・・・。
CBが、ザンブラーノ選手とマドルンク選手という、これまであまりコンビを組んだ事がない2人だった上に。
その後も、その2人の後ろを狙ってパスを通され、ピンチを招くシーンもあったので、この試合に関しては、自分が上がる必要はないと判断したのでは?と思います。
この試合に関しては、シュテンデラ選手のパフォーマンスが、非常に良かったですからね。
で、守備についてですが。
同じく試合後のインタビューで、シャーフ監督がケルン戦後に、中盤の守備に問題があると話していた事に対して、こう答えています。
「中盤と言っても広いので、いろい ろな意味があると思います。このチームが 良くないときは、チームが連動して攻守ができないときなので。まだまた守備の連動性を、もちろん中盤もそうですけど、全体として高めなければいけないかなと思います。」
パダーボルン戦については、攻守共に、いえ、特に守備の部分で、全員が非常に良い連動性を見せていたと思います。
前線の選手も、守備をサボらずに、きちんとプレスをかけたり、ボールを奪いにいったりしていましたから。
で、そういう状況の時には、長谷部クンの負担が軽くて済むので。
長谷部クンにしてみれば、あまり貢献していないと思ってしまったのかも(苦笑)?
ボランチの長谷部クンが目立たない方が、フランクフルトにとっては、良い試合展開なんじゃないかな・・・と思います。
それでも、地味ながら、随所で、相手の攻撃の芽を摘む、良い仕事をしていましたけどね。
あとは、少し味方選手と重なってしまったり、ボールを奪いに行って取りきれなかったりして、相手ボールになってしまった事が何度かあったので。
その辺りが、反省点なのかな・・・?と。
でも、後程ご紹介する、現地サポの評価にもある通り、堅実なプレーを見せてくれたと思います。
長谷部クンも、そしてチーム全体も、このようなプレーを続けていければ、必ず連勝出来ると思っています。
このパダーボルン戦のような試合は、見ていても、ほとんどストレスなく、楽しく見られるので、こういう試合を、テレビで見たいと思うんですけどね。
また、試合途中で、主審が相手選手のタックルを受けて転倒し、長谷部クンがしばらく心配そうに傍についていたり。
長谷部クンが、スローインを入れようとするも、味方選手と呼吸が合わず、ちょっと残念そうに顔をしかめたり。
長く怪我でチームを離脱していたバルデス選手が、復帰戦で歓喜のゴールを決めたりと。
見所満載の試合だったので、テレビ放送がなくて、本当に残念です。
では、今日は、ハイライト動画の紹介と、現地サポの評価を訳して下さった方の記事紹介。
そして、写真を少しどうぞ。
明日には、また、地元紙の評価(と日本語訳)が出てくると思いますので、そちらをご紹介しますね。
因みに、既に出ているkicker紙の評価は、長谷部クンは2.5(チーム平均2.6)でした。
【ハイライト動画】
ハイライト : フランクフルト 4-0 パーダーボルン:ballball
【記事】
【ドイツの反応】夢のようなパスでアシストした乾貴士への現地サポの評価は?(パダーボルン戦):NO FOOTY NO LIFE
【写真】
(WESTFALEN-BLATT より)
(WESTFALEN-BLATT より)
(WESTFALEN-BLATT より)
(NW.de より)
(NW.de より)
(Sport Bild より)
(Sport Bild より)
(Sport Bild より)
(Sport Bild より)