長谷部クンが、左SBでフル出場した、フランクフルトとハンブルガーSV戦は、スコアレスドローという結果になりました。
私、長谷部クンが、左SBでプレーした記憶があまりないのですが、ライターのミムラユウスケさんのツイートによると、久しぶりだったそうで・・・。
ハンブルガーSV戦で久しぶりに左SBでプレーした長谷部選手は、それほど前に行かなくてよいという指示があったとはいえ、少し無難だったかも、とも話していました。左SBでのプレーはあくまでオチプカが出場停止だったから。むしろ、次節に向けて、ここからの1週間がかなり大事になるでしょうね
(ミムラユウスケさんTwitterより)
一つ前の記事にも書きましたが、オチプカ選手が戻れば、もちろん、左SBには、オチプカ選手が入るわけで・・・。
となると、次節、長谷部クンは、出場機会があるのか、どこのポジションなのか、とても気になりますね。
次節は、2月28日にシャルケ戦、続いて、ミッドウィークの3月2日にヘルタベルリン戦、そして、3月5日にインゴルシュタット戦と、連戦が控えています。
ハンブルガーSV戦で引き分け、勝ち点1を得た事もあり、とりあえず、フェー監督体制が続く事でしょう。
って、まあ、フロントのフェー監督への支持は強いですから、例え、ハンブルガーSV戦で負けていても、状況は変わらなかったと思いますが・・・。
勝利する事ができず非常に残念だが、今日の試合で勝ち点1だけでも得た事は我々にとって重要だ。
勝ち点1を得た事で、少しホッとしたようなコメントをしているフェー監督に、正直、ちょっとイラっとしましたわ(苦笑)。
スポーツ報知の記事には、以下のような長谷部クンの試合後のコメントがあります。
結果も内容も良くなかった。攻撃の形が試合を通してあまり見えなかった。ポジションが試合によって違うので難しい部分もあるが、チームに貢献するプレーを求めたい。
チーム事情によって、試合によって異なるポジションでの出場となり、自分自身の感覚も、求められるプレーも違うという難しい状況の中で。
常に、一定レベル以上のプレーを見せ、更に、「チームに貢献するプレーを求めたい」と語る長谷部クン。
本職の酒井高徳選手が、長谷部クンのSBでのプレーを、次のように評しています。
予想していが、まさか本当に来るとは思わなかった。サイドバックじゃないな、という感じはあった。でも縦に運ぶ時のファウルのもらい方とか、行こうとする時と行かない時の判断とか見てて勉強になった。ちょっとやられて嫌だなと思うところもあった
(日刊スポーツより)
やっぱり、長谷部クンは、生粋のSBではないんでしょう。
それでも長谷部クンは、ハンブルガーSV戦、チームの勝利の為に、慣れない左SBのポジションで、自分に出来る限りのプレーをしました。
だからこそ、何とか、チームとして、勝利という結果を出して貰いたかったです。
次節からの3連戦は、チームにとっても、長谷部クンにとっても、本当に正念場となります。
一戦でも早く、長谷部クンはもちろん、チームメート達が、試合終了後に心から笑顔になれる事を、願っています。
では、今日ご紹介するハンブルガーSV戦についての記事ですが、まずは、試合の内容についての記事をご紹介します。
そして、長谷部クンと酒井高徳選手の試合後のインタビューが、ブンデスリーガ公式サイトに掲載されていますので、長谷部クンのインタビュー部分のみ、抜粋してご紹介するのと。
そのインタビューを基にした記事がたくさんありますので、それらを一部抜粋しながら、ご紹介しますね。
【記事】
長谷部の強烈ミドル実らず…フランクは酒井高フル出場のハンブルガーとドロー:サッカーキング
(サッカーキングより)
長谷部と酒井高が直接対峙した日本人対決はドロー決着!《ブンデスリーガ》:超ワールドサッカー
長谷部「無難なプレーに終わった」、酒井高「前半は思い通り」:ブンデスリーガ公式サイト
(ブンデスリーガ公式サイトより)
2月19日、ブンデスリーガ第22節初日が開催され、長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトは本拠地で、酒井高徳が所属するハンブルガーSVと対戦し、0-0で引き分けた。この試合にフル出場した長谷部と酒井の2選手が、90分間の戦いを終えインタビューに応じている。
<長谷部誠>
――試合の感想をお願いします。
長谷部 いやぁ、もちろんホームですし、結果も内容も両方とも良くなかったですね。(攻撃の)形というものが、試合を通してあまり見えなかったですね。
――左SBでの出場。何を意識していましたか?
長谷部 とにかく右足だけにならないよう、左足も使いながら。(監督からは)「そんなに前に行かなくていい」と言われていたので、失点をしないように心がけていましたけど、無難なプレーに終わったかなというのはあります。
――左サイドを深くまでえぐって、左足でセンタリングを供給するようなプレーをするというわけではないのでしょうか?
長谷部 そうですね、それは求められていないと思いますね。
――では、中に切り込んでシュートを打つようなことを意識していたのでしょうか?
長谷部 「中に入って」というよりも、右足でセンタリングをあげるほうが可能性はあったと思いますけど。あまり・・・きょうに関しては、右から攻める形の方がチームとして多かった気がしますね。
――前半はフランクフルトのボランチ付近をハンブルクに使われていました。
長谷部 まぁ中盤で簡単にボールを失って、自分が上がっていると、(ハンブルクの)カウンターを食らうので、そこのところはポジショニングとか・・・あとは仲間をどれだけ信じるかというところだと思います。まぁ前半はけっこう危ないシーンがあったので、(前に上がるのを)自重していたところはあったんですけど。後半のほうがまだ自分の上がるタイミングは少しあったのかなと思います。
――前半14分には自らシュートも打ちました。
長谷部 ああいうのが枠に行くか、行かないかというのは、大きな差だと思いますね。
(ブンデスリーガ公式サイトより一部抜粋)
長谷部、フル出場も引き分け「結果も内容も良くなかった」:スポーツ報知
(スポーツ報知より)
14日には日本代表のハリルホジッチ監督と会談した。「ポジションに関しては何も言われなかった。常に呼ばれるわけじゃないし、やっぱり高いパフォーマンスしないと呼ばないよっていうのはみんなに言っているし、そういうことは言われた」とその内容を説明した。
(日刊スポーツより一部抜粋)