6月11日、長谷部クンの公式サイトで、来季も、フランクフルトと契約を結んだと報告がありました。
こちらは、会員ではなくても、誰でも見られる記事になっているのですが。
フランクフルトのクラブの公式発表がないからなのか、昨日の時点で、こんなコラムが上がっていました。
長谷部誠、大迫勇也は残留? それとも移籍? ドイツ組の移籍問題を探る:J SPORTS
フランクフルト、長谷部との契約更新が間近に コバチ監督が示唆:Goal.com
一応、Goal.comのコラムの方では、「彼とは、ほとんどのことに関して合意している」との、コバチ監督のコメントを掲載し、両者はすでに合意に至った模様と書いていますが。
J SPORTSの元川さんのコラムでは、内容自体にも間違いが見られて、ちょっと??という感じですね。
長谷部クンの公式サイトでは、既に、来季の契約を結んだとありますので、もう決定事項なのかと思っていました。
今日になって、その辺りをフォローした記事がアップされましたが。
長谷部、フランクフルトと1年延長で合意か。延長オプション付きとの情報も:フットボールチャンネル
フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠が、チームと契約更新する見通しのようだ。13日に独メディア『フランクフルター・ニュースプレス』が報じている。
同メディアによると、今年6月で契約が切れる長谷部に対してクラブ側は契約更新を打診しており、1年間の契約延長と1年間の延長オプションつきで合意したとのこと。長谷部本人は自身のオフィシャルサイトですでに”契約を結んだ”と発表しているが、クラブ側からはまだ正式な発表はされていない。
(フットボールチャンネルより抜粋)
フットボールチャンネルの元記事、フランクフルター・ニュースプレスはこちら。
Zukunft der Eintracht: Meier, Hasebe und Zambrano bleiben:Frankfurter Neue Presse
会員限定のブログには、契約延長に至るまでと、内容についても、ある程度詳しく書かれていて、もう近日中には、クラブの公式サイトで、発表があるのかと思っていましたが。
長谷部クンもオフという事で、もしかしたら、クラブ側が配慮しているのかもしれませんね?
そんな長谷部クン、すっかりオフを満喫中のようです。
(小野伸二オフィシャルブログより)
小野さん、お忍びって言いながら、写真出しちゃったら、お忍びじゃなくなっちゃいます(苦笑)。
まあ、そのおかげで私達は、素敵な長谷部さんにお目にかかれるんですけどね。
長谷部クン、ゆっくりオフを楽しんで下さいね!
で、お休みの前には、通信簿・・・という事で(笑)。
フランクフルトの地元紙、Frankfurter RuntschauとFrankfurter Neue Presseが、今季のフランクフルトの選手達の採点・評価を掲載しています。
Frankfurter Runtschauの方は、サッカーキングが日本語訳をつけて解説してくれていますので、合わせてご紹介したいと思いますが。
両者で、びっくりする程評価に差が出ています。
まあ、シーズン通して見た時に、フェー監督の下で右SBをやっていた時と、コヴァチ監督の下でボランチとしてプレーした時を、平均して評価するのか。
或いは、本来のボランチのポジションに戻り、残留に向けて最後の数試合のプレーに重きを置いて評価するのか、という点で、少し違ってくるのかな?と思います。
ただ、地元紙の評価がどうであれ、コヴァチ監督や新マネージャーのボビッチ氏らが、長谷部クンを来季も必要だとして、契約延長に至ったわけですから。
来季は、ボランチとして、チームの舵取り役として、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる事を期待しています。
【採点・評価】
Eintracht-Abschlusszeugnis Saison 2015/16:Frankfurter Runtschau
Makoto Hasebe (34/1/2): Zweite Reihe
Kam auch erst ins Rollen, als er nicht mehr als Rechtsverteidiger aushelfen musste. Hatte zum Schluss großen Anteil am Klassenerhalt, weil er sich im defensiven Mittelfeld wieder auf seine Stärken besann. Plötzlich wieder der Organisator und Stabilisator auf dem Platz. Hat sogar mal ein Tor gemacht, ein wichtiges, zum 1:1-Ausgleich in Darmstadt. Sein Vertrag läuft aus, doch die Eintracht wird ihn wohl halten können. Gut so.
(Frankfurter Runtschau)
フランクの今季“通信簿”、ボランチ復帰の長谷部に高評価…「転校生」の乾も:サッカーキング
ブンデスリーガで9勝9分16敗と大きく負け越し、16位でシーズンを終えた日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルト。2部3位ニュルンベルクとの昇降格プレーオフに回り、辛くも残留をもぎとった。
ドイツの地元紙『Frankfurter Rundschau』は、土壇場で1部に踏みとどまった同クラブ所属選手の今シーズンの評価を通信簿形式で掲載。32選手を以下の8ランクで評価した。
「首席」
「模範生」
「2番手グループ」
「最後尾グループ」
「落第生」
「出席日数不足」
「無断欠席」
「転校」
昨シーズンは、ブンデス得点王に輝いたアレクサンダー・マイヤーが就いた「首席」の座は、今シーズンは該当者なし。空席となった。「首席」に次ぐ「模範生」となったのは2選手。フィンランド人GKルーカス・フラデツキーと、アルゼンチン人センターバックのダビド・アブラームが、チーム内最高成績を修めた。
(サッカーキングより)
リーグ戦32試合に出場し、1ゴール2アシストの成績を残した長谷部は、フランクフルトに加入した昨シーズンに続き「2番手グループ」の評価となった。寸評では、「右サイドバックから解放されて、ようやく役割を果たせるようになった。終盤は残留に大きく貢献。なぜなら、守備的MFに戻ったことで自信の強みを改めて自覚することができたからだ」と総括。ニコ・コヴァチ新監督の就任でようやく本職に復帰したことで本来の力を取り戻し、チームの1部残留の原動力として健闘したことを称えた。
さらに、「突如、再びチームを組織立て、安定させるようになった。それどころか、ダルムシュタットでの試合(第32節)では貴重な同点ゴールまで決めた」と、中心的な役割を担っただけでなく、3年ぶりのゴールで、残留争いど真ん中のチームを救ったことにも高い評価を与えた。「契約は満了を迎えるが、フランクフルトは彼をつなぎ止められるだろう。それでいいはず」。 同紙はフランクフルト残留がチームと長谷部両者にとって最善の選択だとの結論で締めくくっている。
(サッカーキングより抜粋)
Eintracht: Die Noten der Spieler für die Saison 2015/16:Frankfurter Neue Presse
Makoto Hasebe: Note 4,5 (チーム13位タイ)
Bis Niko Kovac kam spielte er eine ganz schwachs Saison. Als Rechtsverteidiger war er völlig verloren und im zentralen Mittelfeld viel zu langsam. Erst unter konnte er zeigen, wie wichtig er für die Mannschaft sein kann.
(Frankfurter Neue Presse)