今季前半戦最後の試合となったレバークーゼン戦。
以前の記事にも書きましたが、長谷部クンは、素晴らしいプレーを見せてくれましたが。
地元紙でも、そのプレーを絶賛してくれています。
久しぶりに、kicker紙でも、良い評価をしてくれました(Bild紙は相変わらずですが・・・)。
ということで、この記事では、地元紙の評価について、ご紹介していきますね。
厳しい評価の日本人の中で長谷部がチーム最高評価。独紙『キッカー』の採点:フットボールチャンネル
(フットボールチャンネルより)
ウインターブレイク前の最終戦となったブンデスリーガ。1部の第17節、2部の第18節がドイツ各地で行われた。22日発売のドイツ紙『キッカー』は、採点を掲載。軒並みチーム最低評価を得る日本人の中でフランクフルトの2選手が健闘。MF長谷部誠はチーム最高評価を得た。4試合ぶりの出場となったMF香川真司はアピールできず、チーム内で最低評価となっている。
主な日本人選手の採点は以下の通り。
MF乾貴士(3.0):先発し、82分まで出場。先制となるPKを得るなどでチーム2番目の評価。
MF長谷部誠(2.5):先発フル出場。引き分けたもののチーム内では最高評価。
(フットボールチャンネルより抜粋)
独紙、フル出場の長谷部に高評価「フランクフルトのベストプレーヤー」:サッカーキング
(サッカーキングより)
日本代表のMF乾貴士とMF長谷部誠が所属するフランクフルトは、20日に行われたブンデスリーガ第17節でレヴァークーゼンと対戦し、1-1の引き分けに終わった。
フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』が同試合の採点と寸評を発表。フル出場した長谷部は「Primus(首席)」と高評価を受け、乾は「予測のつかない動きをし、数多くの美しいパスを出した」との寸評を受けている。
両選手の採点と寸評は以下の通り。
■乾貴士
採点:Ganz Okay(十分合格)
寸評:いつものように、光と影があった。36分には、PKをもらえるファウルを受けた。予測のつかない動きをし、数多くの美しいパスを出したが、その後またしても、当たり障りのない枠を大きく外れるシュートを放った。しかしながら、活発で、すばしこかった。
■長谷部誠
採点:Primus(首席)
寸評:フランクフルトのベストプレーヤー。ピッチの至るところに、その姿があった。左でスペースを埋めたかと思えば、右でボールを奪取、そして中央で攻撃の芽を摘み取った。豊富な運動量で走行距離は11.3キロをマーク。実にクレバーなパフォーマンスだった。
(サッカーキング)
Primus
Makoto Hasebe: Bester Frankfurter. War überall auf dem Platz zu finden, stopfte links Löcher, lief rechts Bälle ab, erstickte zentral Angriffe im Keim. Lief viel, 11,3 Kilometer. Blitzgescheite Partie.
Stark
Makoto Hasebe: Seit der Japan-Reise in bestechender Form. Seitdem schon von der Körpersprache her aggressiver.
Note 2
Makoto Hasebe: Erneut mit einer starken Leistung als einziger defensiver Mittelfeldspieler vor der Abwehr. Sehr umsichtig, lief viel und sorgte mit seiner Übersicht dafür, dass die Angriffe von Leverkusen bereits im Mittelfeld erstickt wurden und Bayer lange ungefährlich blieb.
(Bild.deより)
(Sportal.deより)
3.5
Der einzige Frankfurter, der in allen 17 Bundesligaspielen in dieser Saison auf dem Platz stand. Auch heute rechtfertigte Makoto Hasebe seinen Einsatz, organisierte als alleiniger Abräumer das Frankfurter Mittelfeld in gewohnt sicherer Manier. Bei der Vielzahl an Zweikämpfen ging dem Japaner gegen Ende hin die Luft aus.
Frankfurter Rundschau紙はもちろん、Frankfurter Neue Presse紙も、op-online紙も、チーム1の評価をしてくれています。
Frankfurter Rundschau紙では、再び、長谷部クンを称賛し、フランクフルトのチームでいかに長谷部クンの存在が大きいかというような内容の記事を掲載してくれています。
Der heimliche Anführer:Frankfurter Rundschau
こちらの記事は、日本語訳がどこかのサイトに掲載されれば、またご紹介しますね。
そして、地元紙だけではなく、地元ファン・サポーターも、レバークーゼン戦の長谷部クンのプレーを、高く評価してくれています。
Noten gegen die Pillendreher aus Leverkusen:Eintracht Frankfurt Forum
攻守に素晴らしいプレーを見せた、運動量が豊富で対人にも強かった、非常に良いパスを出した、中盤を支配していた、今シーズンのベストゲームだった・・・。
そのようなファン・サポーターからの言葉が並んでいます。
本当に嬉しいですね。
長谷部クン自身も、「僕自身のパフォーマンスもこれまでのキャリアの中で今が一番良く本当に充実しています。」と語っていますから。
そのパフォーマンスをきちんと評価してくれる地元ファン・サポーターがいる事は、とても心強いと思います。
中には、アジア杯から無事にチームに戻ってきてくれる事を願うファン・サポーターもいます。
長谷部クンは、この後、僅かな休息の期間を経てアジア杯へ向かい。
そして、アジア杯の後には、休む暇なくシーズン後半戦へ。
心身ともに疲労を抱えたままで、シーズン後半戦を戦わなければなりませんが。
地元ファン・サポーターの期待に応える為にも、アジア杯で更なる進化を遂げ、新たな長谷部誠として、シーズン後半戦に臨んで欲しいと思っています。