パレスチナ戦における長谷部クンのプレーを絶賛する、また、今後の長谷部クンのプレーに期待するコラムや記事が、毎日たくさん出てきて。
なかなか、ブリスベンでの練習の様子をご紹介できないまま、明日は、もうイラク戦です。
今日の前日会見では、きっと、バレンシアの裁判所が、アギーレ監督の八百長問題の告発を受理したと、スペイン地元紙が報じた話題が<1>、会見の中心となってしまうと思われ。
会見の様子を見る前から、少々げんなりしています。
何度も言っていますが、きっと、アギーレ監督は、この件については語らないと思いますし。
長谷部クンも、「この問題で、チームが影響を受ける事はない」と、パレスチナ戦の前日会見時に、キッパリ言い切っていて。
それは、報道通り、例え告発が受理されていたとしても、変わらないでしょう。
それよりも、アジアの中でも強豪で、グループリーグ突破の鍵を握るイラクとの戦いへ、どのようにアプローチしていくのかなどを聞いて貰って。
イラク戦に向けて、良い準備が出来て、強い気持ちで臨めるというアピールを、しっかり伝えられる会見にして頂ければな・・・と、思っていますが。
どうでしょうね?
と、不満タラタラな書き出しになってしまったので。
タイトルの内容を書く前に、ちょっと笑えるネタを・・・。
日本代表 別メニューの武藤に吉田がイタズラ!?:スポーツナビ
パレスチナ戦で相手のラフプレーを受けたFW武藤嘉紀は、13日の練習では別メニュー調整となった。その別メニューを黙々とこなす武藤に吉田麻也がおもむろに近づき…
(スポーツナビより)
(スポーツナビより)
この続き、麻也クンが、皆様の予想通りのイタズラをするのですが・・・。
隣で歩いている長谷部クン、どんな表情をしていたのか、気になりますね(笑)。
っていうか、まあ、長谷部クンが別メニューになったら困るんですけど。
もし、長谷部クンが、武藤クンのような状態でいた時に、麻也クンが近づいて行ったら、どうするかしら・・・?と想像すると、ちょっと楽しくなったので、ご紹介させて頂きました。
以前、ご紹介した、セスノック合宿最終日の長谷部クンのインタビュー動画も、こちらのサイトで見つけましたので、リンクを貼っておきますね。
日本代表MF長谷部誠 「リスク恐れず迫力ある攻撃を」[字幕付]:スポーツナビ
8日 日本代表が、オーストラリアのセスノックでの最後のトレーニングを行った。この日の練習後、チームは、グループリーグ初戦の地、ニューカッスルへ移動した。
アジアでの戦いにおいては、日本に対して自陣に引いて守る相手が多くなると予想される。MF長谷部誠は、そういった状況を打開するためのカギは、クロスボールとフィニッシングの精度だと語る。
アジアカップは9日、オーストラリア対クウェートの一戦で幕を開ける。グループDの日本代表は、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表と対戦する。
(スポーツナビより)
では、前置きが長くなりましたが、タイトルの内容を・・・。
今日は、長谷部クンのアンカーというポジションについて、パレスチナ戦での評価と、今後目指すべき理想の姿を、長谷部クンの言葉で示しているコラムを、ご紹介したいと思います。
まず1つ目は、元川悦子さんのコラム。
ピルロ級のゲームメイクに守備力も。高み目指す長谷部、「アジアレベルとの確固たる違い」示せるか:フットボールチャンネル
http://www.footballchannel.jp/2015/01/15/post66219/
「試合の中でうまくいかなかったら変化を加えたりはすると思うし、それは11月もやっていることなんで。試合の中で監督とも話していますけど、自分たちでうまくはまってないなと思ったら、自分たちで考えて変えていいっていうふうには言われています。
一度変えてまたうまくいかなかったり、逆に相手が変えて来たら自分たちがやり直せばいい。そこは自分たちの適応、応用力が求められるところ。そういうところをうまくやっていければ、チームがまた一歩、成長するのかなと思いますね。
ただ、この前のイラクの試合を見る限りだと、オーストラリアが前から来たのに比べると、どちらかというと引いてくる可能性が高いと思う。もちろん相手の出方もあると思いますけど」と長谷部は自らイニシアティブを取って、チームが最も機能する形を瞬時に判断していく覚悟を持って、イラク戦に挑むつもりだ。
今季のフランクフルトでは4-1-4-1のアンカーを任されることが多いため、アギーレジャパンの4-3-3のアンカーにも取り組み始めたばかりとしてはうまくはまっている印象だ。
11月のホンジュラス(豊田)・オーストラリア2連戦の際には「理想とするのはシャビ・アロンソ(バイエルン)とかピルロ(ユベントス)とか、ああいうふうにゲームを組み立てられて、なおかつ彼ら以上に守備力のある選手。それはパーフェクト」とコメントしていたが、その高みを追い求める姿勢はアジアカップでも変わらない。
「それを言ったら完璧な選手になってしまうんですけど、今、あのポジションで出ていても『もっともっとやってかなきゃ』とか『自分の中でもう少しこうして行った方がいいんじゃないか』って思うところが沢山あるんで。
まだあそこのポジションやってそんなに時間が経ってないので、手探りな部分もありますけど、もう少し自分もプレーの精度が上がっていけばいいと思います」と1戦1戦、プレーにキレと鋭さが生まれていくように努めているという。
(フットボールチャンネルより抜粋)
全文は、リンク先で是非ご覧下さい。
パレスチナ戦での長谷部クンのプレーを絶賛するライターさんや解説者の方、実はかなりいらっしゃいます。<2>
ただ、それでも、自分のプレーに満足せず、常に高みを目指して、理想のプレーに近づけるようにと。
日々の練習はもちろん、相手チームの情報収集など、万全の準備と努力を怠らない長谷部クンなら、これから、もっともっと良いプレーが見られると、そう思っています。
続いて、パレスチナ戦のMVPは長谷部クンと称賛し、そのプレーを、ポジショニング等を示しながら、わかりやすく解説してくれているコラム、ご紹介しますね。
パレスチナ戦でのMVPはアンカー役の長谷部誠~AFCアジアカップ2015日本対パレスチナ戦を見て~:サッカーキング
このコラムを読んだ上で、同じ著者・川本梅花さんの次のコラムを読んでみて下さい。
イラク戦が、決して簡単な試合ではない事。
そして、元川さんのコラムにもあったような、「試合の中でうまくいかなかったら変化を加えたりはする」事が、実際の試合で起こった時に、よくわかると思います。
グループD最大の難敵イラク、日本が警戒すべき注目選手とシステムの相性は?:サッカーキング
とりあえず、この記事は、以上のコラムのご紹介まで。
また、別記事で、ブリスベンでの様子や長谷部クンのインタビュー内容、そして、前日会見の様子が入ってくれば、ご紹介したいと思います。
【引用記事一覧】
<1>
スペイン裁判所、アギーレ監督含む八百長問題への告発を受理…現地報道:サッカーキング
(サッカーキングより)
スペイン紙『マルカ』は14日、2010-11シーズンのリーガ・エスパニョーラ最終節、レバンテ対レアル・サラゴサにおける八百長問題で、バレンシアの裁判所が日本代表のハビエル・アギーレ監督を含む41名とレアル・サラゴサに対する告発を受理したと報じた。2月から審理が行われると見られている。
同試合はレバンテがすでに1部残留が決めており、サラゴサが残留争い渦中の状態で行われ、サラゴサが勝利。残留を争っていたデポルティボが敗れ、サラゴサは残留を決めた。この試合で、サラゴサのアガピト・イグレシアス会長(当時)が、自チームの選手に入金した勝利ボーナスをそのまま引き出し、レバンテの関係者に渡したとされている。
アギーレ監督は当時サラゴサを率いていたが、8万5000ユーロ(約1200万円※現レート)が渡されたと報じられている。また、アギーレ監督以外にも当時サラゴサに所属していたアトレティコ・マドリード主将のMFガビや現マンチェスター・U所属のMFアンデル・エレーラらの選手の口座に入金があったものとされている。総額は96万5000ユーロ(約1億4000万円)あまりと見られている。
有罪となった場合、6カ月から4年の活動禁止や1年から4年の禁固刑となる可能性がある。
同問題については、アジアカップ前にアギーレ監督が会見を開き、「プロサッカーに関わり39年。この39年で汚点は全くありません」と否定をしていた。
(サッカーキング)
<2>
元日本代表の岩本輝雄氏がアジア杯パレスチナ戦の日本代表を徹底分析:サッカーキング
12日、AFCアジアカップ2015「日本代表対パレスチナ代表」のパブリックビューイングが東京都八丁堀のFootball★Plazaで開催され、スペシャルゲストとして、元日本代表の岩本輝雄氏が登壇した。
4-0で快勝した試合について、岩本氏は「前半は完璧だった。後半は途中から出場した選手がもう少し思い切りやってもよかった。パスにこだわるのではなくペナルティーエリア付近では積極的にシュートを打ってほしかった」と振り返った。
パレスチナ戦のMVPには「遠藤(保仁)もよかったけど、僕は長谷部(誠)を選びたいですね。中盤の底でボールを拾いながら、さばきのパスもほとんどミスがなかった」と中盤で攻守のつなぎ役として安定したパフォーマンスを見せた長谷部を選出。試合前に注目選手に挙げていた香川真司については「まだ、100%ではない。いい時の半分くらいじゃないかな。吉田(麻也)のゴールをアシストしたプレーもトラップやターンがワンテンポずれていたと思う」とコメントした。
また、本田圭佑が好位置での直接FKを2本外したことを聞かれると、「蹴る時の軸足がボールに近すぎると思う。軸足が近いとボールは落ちないので。中村俊輔や(デイヴィッド)ベッカムもそうですが速くて落ちるボールを蹴れる選手は軸足をボールから離している」と本田と同じレフティーで、現役時代キックの名手といわれた岩本氏ならではの着眼点で改善点に言及。
16日に行われる第2戦のイラン戦に向けては「クロスの質を上げないとなかなか点が入らないと思う。サイドは崩せているので最後の精度を上げることがポイントになる」と次戦への課題を指摘した。
(サッカーキング)