長谷部クンの、イラク戦前日のコメントが入ってきました。
イラク戦前日会見には、アギーレ監督と共に、ヤットさんが出席しました。
ザッケローニ監督の時は、公式会見には全て、キャプテンである長谷部クンを同席させていましたが。
会見には、別に、キャプテンじゃないとダメというわけではなく、他国の代表チームでは、毎回異なる選手が出席する事もあります。
という事で、今回は、明日のイラク戦に出場すれば、日本代表Aマッチの出場が150試合となるヤットさんが出席。
アギーレ監督が、ヤットさんに敬意を表したという感じでしょうか?
細かな心遣いを感じますね。
ヨルダン戦前日会見には、誰を同席させるんでしょうかね?
長谷部クンが、イラク戦にキャプテンマークを巻いて出場すれば、次のヨルダン戦では、宮本元キャプテンの、主将としてのAマッチ出場記録を超える事になり、話題にはなりますが。
アギーレ監督が、長谷部クン、ヤットさんと並んで、チームのリーダーとして信頼している本田クンも、もしかしたら、会見に出席する可能性があるかも??
と、イラク戦も終わっていないのに、もう、ヨルダン戦の前日会見の事を楽しみにしています(苦笑)。
というのも。
長谷部クンのインタビューは、ちゃんと記者の方が取材して記事にしてくれるので、内容はわかるのですが。
公式会見に出席すると、その内容が、映像で見られるんですよね。
長谷部クンの表情や声が見聞き出来る、貴重な機会ですから、出来れば、公式会見に、長谷部クンを同席してくれると嬉しいんですけどね・・・(笑)。
では、長谷部クンのコメント、ご紹介しますね。
サッカー日本代表は16日、オーストラリアのブリスベンで行われるAFCアジアカップの第2戦、イラク戦に臨む。試合を翌日に控えた15日、会場となるブリスベン・スタジアムでの練習を終えた選手たちが取材に応じた。
ハビエル・アギーレ監督の八百長疑惑についての告発が受理されたとの報道を受けて、コメントを求められたキャプテンの長谷部誠は「チームの雰囲気に変わりはない」と、その影響を真っ向から否定。「こういうシチュエーションになっても、変わらずやるというのは話していた」と平常心で試合に臨むことを強調していた。
ハビエル・アギーレ監督の八百長疑惑についての告発が受理されたとの報道を受けて、コメントを求められたキャプテンの長谷部誠は「チームの雰囲気に変わりはない」と、その影響を真っ向から否定。「こういうシチュエーションになっても、変わらずやるというのは話していた」と平常心で試合に臨むことを強調していた。
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
「選手に特に変化はない」
(告発が受理されたことを受けて)チームの雰囲気に変わりはないです。(選手だけでミーティングをしようとか)そういう感じはまったくないですね。何か選手の中で変化があったら必要かもしれないですけど、今のところまったくないので。(この状況で再びキャプテンになって)それに関してはワールドカップが終わっていろいろ思うところはありました。(自分がキャプテンから降りることで)チームに変化を与えることも重要かなと思っていました。でも、こういう状況なら誰がなっても同じだと思いますけど(笑)。
ただ、このことが昨日報道されても、選手に特に変化はないので、僕も(キャプテンとして)特にやるべきことはないかなと。監督は、日本での合宿が始まる前にみんなの前で話して、今後はこの話はしないということで。経験がある選手が多いので、そういうところでどっしり構えていれば、若い選手はそれを見ている。ただ経験があると言っても、僕自身もこういうシチュエーションは初めてなので、他の選手と雑談レベルで話はしました。(受理される)可能性は前から言われていたことなので、それについても日本にいるときから話していました。こういうシチュエーションになっても、変わらずやるというのは話していたことなので。
(告発が受理されたことを受けて)チームの雰囲気に変わりはないです。(選手だけでミーティングをしようとか)そういう感じはまったくないですね。何か選手の中で変化があったら必要かもしれないですけど、今のところまったくないので。(この状況で再びキャプテンになって)それに関してはワールドカップが終わっていろいろ思うところはありました。(自分がキャプテンから降りることで)チームに変化を与えることも重要かなと思っていました。でも、こういう状況なら誰がなっても同じだと思いますけど(笑)。
ただ、このことが昨日報道されても、選手に特に変化はないので、僕も(キャプテンとして)特にやるべきことはないかなと。監督は、日本での合宿が始まる前にみんなの前で話して、今後はこの話はしないということで。経験がある選手が多いので、そういうところでどっしり構えていれば、若い選手はそれを見ている。ただ経験があると言っても、僕自身もこういうシチュエーションは初めてなので、他の選手と雑談レベルで話はしました。(受理される)可能性は前から言われていたことなので、それについても日本にいるときから話していました。こういうシチュエーションになっても、変わらずやるというのは話していたことなので。
霜田正浩(日本サッカー協会技術委員長)
「現場は現場に集中」
告発が受理されたことを受け、(大仁邦弥)会長とも話をして、現場は現場に集中しろと。正確な情報がまだないので報道だけですけど、僕らも何かが変わるとか迷うとかは一切ない。試合に集中しましょうということで、選手もそういうことを気にしている様子もなく、わざわざ僕が話すまでもなかったです。今日の練習も集中してやっていましたので、明日に向けて頑張ります。
(告発が受理されたことは)食事のあとにスタッフも選手も全員そろっていたので、そこで僕が話しました。その前に監督と話をして、僕から選手に話していいかを確認しました。監督もスタッフも全員いる前で話しました。監督にも会長の言葉を伝えて、「明日のイラク戦に現場は集中しましょう」と話をしました。
選手は(この件について)何も考えていないと思います。皆さんにお見せしたかったくらい集中した良い練習ができていました。(監督との信頼関係は)まったく問題ないです。この件に関しては、ここからそんなに進展はないと思います。できるだけ僕らはアジアカップに集中したいと、選手もそう思っていますので、できれば協力をお願いしたいと思います。
告発が受理されたことを受け、(大仁邦弥)会長とも話をして、現場は現場に集中しろと。正確な情報がまだないので報道だけですけど、僕らも何かが変わるとか迷うとかは一切ない。試合に集中しましょうということで、選手もそういうことを気にしている様子もなく、わざわざ僕が話すまでもなかったです。今日の練習も集中してやっていましたので、明日に向けて頑張ります。
(告発が受理されたことは)食事のあとにスタッフも選手も全員そろっていたので、そこで僕が話しました。その前に監督と話をして、僕から選手に話していいかを確認しました。監督もスタッフも全員いる前で話しました。監督にも会長の言葉を伝えて、「明日のイラク戦に現場は集中しましょう」と話をしました。
選手は(この件について)何も考えていないと思います。皆さんにお見せしたかったくらい集中した良い練習ができていました。(監督との信頼関係は)まったく問題ないです。この件に関しては、ここからそんなに進展はないと思います。できるだけ僕らはアジアカップに集中したいと、選手もそう思っていますので、できれば協力をお願いしたいと思います。
(スポーツナビより抜粋)
長谷部クンのコメントだけではなく、霜田技術委員長のコメントも、一緒にご紹介させて頂きました。
今回のアギーレ監督の八百長問題に対する告発が受理された事で。
スポーツ紙の中には、「チームが混乱に見舞われることは避けられない。」とか。<1>
「説明がなければチームに混乱が拡大することは避けられない。選手の士気に影響が出る可能性もある。」と書いている記事もありますが。<1>
この件で、チームが混乱したり、選手の士気に影響が出るなんて事はないと思います。
長谷部クンは、他にも、このように語っています。
「自分たちはプロのサッカー選手として、国を背負って、ここに来ている。サッカーに集中するのは選手として最低限だし、当たり前」<2>
良いですね・・・。
こういう、一本芯が通った力強い言葉を発してくれると、心から信頼出来ます。
長谷部クンだけではなく、選手達みんなが、同じような気持ちで闘っていると思います。
国を背負って闘ってくれているアギーレ監督や選手、スタッフを、心から信頼し。
私も、彼らと共に闘いたいと、そう心から思っています。
それから。
前回のアジア杯から2大会連続で、キャプテンとしてチームを引っ張る長谷部クンですが。
前回とは異なる立場で、今回のアジア杯に臨んでいるようです。
その辺りの心境の変化が綴られた、寺野典子さんのコラム、ご紹介しておきますね。
引用はしませんので、是非、リンク先でご覧下さい。
【引用記事一覧】
<1>
八百長疑惑の渦中にいる日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)に対するスペイン検察当局の告発が14日、バレンシア裁判所に受理された。マルカ紙(電子版)などが報じ、2月に本格的な捜査が始まる見通し。アジア杯に出場している日本代表は14日、ブリスベン市内で16日のイラク戦に向けて練習を行ったが、チームが混乱に見舞われることは避けられない。アギーレ監督はアジア杯後に進退を問われることになりそうだ。
恐れていた事態が現実になった。日本代表がイラク戦に向けてブリスベン市内で調整する中、地球の反対側で騒動が動いた。アギーレ監督に対するスペイン検察当局の告発を、バレンシア裁判所が受理。マルカ紙は「疑惑に関与した41人全員の告発が受理された。選手、幹部、監督が捜査に応じることになる。スペインサッカー界にとって歴史的な捜査。スペインリーグ、そして日本サッカー協会に大きな影響を及ぼすだろう」と報じた。
アギーレ監督はサラゴサを率いていた11年5月21日のレバンテ―サラゴサ戦で八百長に関与した疑いがある。昨年12月27日に釈明会見を開き「プロサッカーに関わって39年。汚点は全くない。信じてください」と潔白を主張。「有罪が決まるまでは無罪」と辞任の意向も否定していたが、2月には出頭を求められる見通しとなった。スペインでは起訴確実という見方も強く、アジア杯後に進退の判断が下されそうだ。日本サッカー協会では既に後任人事に動いている。霜田技術委員長らが任命責任を問われ、アギーレ監督招へいに動いた技術委員会が刷新される可能性が高い。
14日の練習が終了した午後7時半(日本時間午後6時半)時点でチームに告発受理の情報は入っておらず、通常通りにトレーニングを消化。アギーレ監督は課題であるクロスからのシュート練習を徹底した。さらに、チームが機能しなければ、試合の中で選手の判断でシステムを変更することを許可。自主性を重んじる指導は、くしくも電撃解任に備えた準備と捉えることもできた。
練習直後に告発受理の一報をスポニチ本紙記者から聞いたGK川島は「受理されたんですか?何も聞いていないので何とも言えません」と驚いた様子。広報担当としてチームに同行している日本協会の西沢和剛氏は「まだ情報は入っていません。でも特別にミーティングなどはやらないと思います。監督が言うことも変わらないと思うので」と語った。合宿初日の昨年12月29日に、アギーレ監督、日本協会の大仁会長が選手に対する釈明を終えているとの判断で、雑音に耳を傾けずに試合に集中させる方針を示した。
本格捜査は2月に始まる見通しだが、説明がなければチームに混乱が拡大することは避けられない。選手の士気に影響が出る可能性もある。15日にはイラク戦に向けたアギーレ監督の公式会見があり、八百長問題に質問が集中することは確実。初戦でパレスチナに快勝して連覇に向けて上々のスタートを切った矢先にピッチ外で大きな問題を抱えることになった。
アギーレ監督はサラゴサを率いていた11年5月21日のレバンテ―サラゴサ戦で八百長に関与した疑いがある。昨年12月27日に釈明会見を開き「プロサッカーに関わって39年。汚点は全くない。信じてください」と潔白を主張。「有罪が決まるまでは無罪」と辞任の意向も否定していたが、2月には出頭を求められる見通しとなった。スペインでは起訴確実という見方も強く、アジア杯後に進退の判断が下されそうだ。日本サッカー協会では既に後任人事に動いている。霜田技術委員長らが任命責任を問われ、アギーレ監督招へいに動いた技術委員会が刷新される可能性が高い。
14日の練習が終了した午後7時半(日本時間午後6時半)時点でチームに告発受理の情報は入っておらず、通常通りにトレーニングを消化。アギーレ監督は課題であるクロスからのシュート練習を徹底した。さらに、チームが機能しなければ、試合の中で選手の判断でシステムを変更することを許可。自主性を重んじる指導は、くしくも電撃解任に備えた準備と捉えることもできた。
練習直後に告発受理の一報をスポニチ本紙記者から聞いたGK川島は「受理されたんですか?何も聞いていないので何とも言えません」と驚いた様子。広報担当としてチームに同行している日本協会の西沢和剛氏は「まだ情報は入っていません。でも特別にミーティングなどはやらないと思います。監督が言うことも変わらないと思うので」と語った。合宿初日の昨年12月29日に、アギーレ監督、日本協会の大仁会長が選手に対する釈明を終えているとの判断で、雑音に耳を傾けずに試合に集中させる方針を示した。
本格捜査は2月に始まる見通しだが、説明がなければチームに混乱が拡大することは避けられない。選手の士気に影響が出る可能性もある。15日にはイラク戦に向けたアギーレ監督の公式会見があり、八百長問題に質問が集中することは確実。初戦でパレスチナに快勝して連覇に向けて上々のスタートを切った矢先にピッチ外で大きな問題を抱えることになった。
(スポニチ)
<2>
(ゲキサカより)
選手に動揺はない。日本代表のハビエル・アギーレ監督らを対象とした八百長疑惑の告発が受理されたとの報道を受け、16日のイラク戦に向けた公式練習後のミックスゾーンでは選手にもこの問題に関する質問が相次いだ。
「昨日の練習後にバスでだれかが言っているのを聞いた」と、前日14日の練習後に報道を知ったというMF長谷部誠(フランクフルト)はこの日昼に霜田正浩技術委員長から「大会前と変わらず、今はアジア杯に集中してやっていこう。チームは一つになっているし、この大会に集中してほしい」と言われたことを明かした。
「特に真新しいことはなかった。もともと大会中に(告発が)受理される可能性が高いとは聞いていたし、特に昨日のことで大きな変化はなかった」。そう冷静に受け止めるキャプテンは「自分たちはプロのサッカー選手として、国を背負って、ここに来ている。サッカーに集中するのは選手として最低限だし、当たり前」と、プレーへの影響を否定した。
DF吉田麻也(サウサンプトン)も「個人的にはあまり気にしてない」と淡々と話すと、「こういう場(取材エリア)でもチームのことを答えたい。悪意ある記事も見たくないし、試合に勝って、いい記事を見たい」と、過熱する報道に苦言を呈した。
選手たちは目の前の試合、大会に集中している。DF長友佑都(インテル)は「一緒に戦う仲間を信頼できないで、試合に勝つことはできない」と、指揮官への信頼を強調すると、「外ではいろいろざわついているかもしれないけど、僕らは至って冷静。笑いながら『ざわざわしているね』と話している」と、チーム内の様子を語った。
「選手は団結している。こういうのを吹き飛ばすのは結果しかないと思うので、結果を出さないといけないということだけ」。選手はピッチ上のプレーに集中し、勝利という結果を出し続けるだけだ。
(ゲキサカ)
「昨日の練習後にバスでだれかが言っているのを聞いた」と、前日14日の練習後に報道を知ったというMF長谷部誠(フランクフルト)はこの日昼に霜田正浩技術委員長から「大会前と変わらず、今はアジア杯に集中してやっていこう。チームは一つになっているし、この大会に集中してほしい」と言われたことを明かした。
「特に真新しいことはなかった。もともと大会中に(告発が)受理される可能性が高いとは聞いていたし、特に昨日のことで大きな変化はなかった」。そう冷静に受け止めるキャプテンは「自分たちはプロのサッカー選手として、国を背負って、ここに来ている。サッカーに集中するのは選手として最低限だし、当たり前」と、プレーへの影響を否定した。
DF吉田麻也(サウサンプトン)も「個人的にはあまり気にしてない」と淡々と話すと、「こういう場(取材エリア)でもチームのことを答えたい。悪意ある記事も見たくないし、試合に勝って、いい記事を見たい」と、過熱する報道に苦言を呈した。
選手たちは目の前の試合、大会に集中している。DF長友佑都(インテル)は「一緒に戦う仲間を信頼できないで、試合に勝つことはできない」と、指揮官への信頼を強調すると、「外ではいろいろざわついているかもしれないけど、僕らは至って冷静。笑いながら『ざわざわしているね』と話している」と、チーム内の様子を語った。
「選手は団結している。こういうのを吹き飛ばすのは結果しかないと思うので、結果を出さないといけないということだけ」。選手はピッチ上のプレーに集中し、勝利という結果を出し続けるだけだ。
(ゲキサカ)