フランクフルトのチームは、現地時間20日17時30分(日本時間21日深夜1時30分)、アウェイで現在16位のブレーメンと対戦します。
コヴァチ監督の記者会見のコメントをご紹介します。
《ニコ・コバチ監督・SVヴェルダー・ブレーメン戦前・記者会見》
「我々には半年前のようなプレッシャーはない。私はリターンマッチとは思っていない。この試合もリーグ戦の1試合だ。」
「我々はこれまでと同様に毎試合毎試合焦点を合わせ、試合に臨んでいかなけれならない。」
「私は、代表チームに合流していた選手たちも日曜日の試合には良い状態で臨めると考えている。」
「選手たちは中断期間中も良い準備をしてきた。我々は常に自分たちのプレーをする事を心掛けている。」
「HSVやBMG戦のようなプレーができれば、ブレーメンでも勝ち点を獲られれると確信している。」
「トレーニングでのFW陣の動きには非常に満足している。日曜日に誰がプレーするかは、その日までのお楽しみだね。」
「年内にあと勝ち点7は獲りたいところだね。早ければ早い程、良いね。」
「年内にあと勝ち点7は獲りたいところだね」と語ったコヴァチ監督。
なかなか、控えめで現実的な目標ですね・・・(苦笑)。
好調なうちに、もう少し、勝ち点を稼いでおくのも良いかと思いますが(笑)。
で、前半戦、残りの対戦相手を見ると、いまだ無敗で、現在暫定首位のライプツィヒや、同じく無敗のホッフェンハイム、上位のドルトムント等が残っているので。
出来れば、ブレーメンには勝って、勝ち点3を獲っておきたいものですね。
前節のケルン戦後の記事で、「マスカレル選手とファビアン選手が、累積警告で出場停止となる」と書きましたが。
失礼しました。
両選手とも、イエローカードは4枚で、あと1枚貰ってしまうと、累積警告で出場停止になります。
なので、ブレーメン戦では、現在絶好調の3バックシステムで挑むかな?と思います。
3バックシステムについては、チームと、2019年6月までの契約期間の延長をしたアブラーム選手が、このように語っています。
…3バックについて
戦術にフレキシブルさをもてるのはいいことさ。確かに僕たちは4バックでもしっかりと機能できるけど、長谷部を3バックの中央に置いてのディフェンスもとてもうまくいっている。さらに安定感を増すことができているんだ。監督はそういった手法のだしどきをしっかりと理解している。そして真ん中で大きな安定感をもち、カウンターの時にはスピードにのある選手を活かしているんだ。
(kicker日本語版サイトより)
選手達も、この3バックシステムも、しっくりいっているようですね。
ただ、別のkicker日本語版サイトの記事にありますが。
タワタ選手が、右膝の負傷の為、年内の試合は欠場が決まったとの事で。
現在フランクフルトは、両SBの控えがいないという事態に陥っています。
右SBのチャンドラー選手は、ロシアW杯北中米カリブ海予選に、2試合連続で出場していますから、長谷部クン以上に、コンディションが心配されます。
そういう意味でも、今節の試合が、日曜日で良かったな・・・と思います。
因みに、代表ウィークの間に、チームはブンデスリーガ3部のFSVフランクフルトと練習試合を行いましたが、2-3で敗れています。
2得点はフルゴタ選手のゴールという事ですから、ブレーメン戦でも、出番があれば、しっかりと得点を決めて欲しいです。
で、この試合のファーストゴールを決めたのは、ヴォルフスブルクで一緒にプレーしていたオクス選手。
この日は、キャプテンも務めていました。
(フランクフルト日本語公式サイトより)
オクス選手といえば、思い出されるのはこのシーン。
(すみません、引用した先のリンクが切れてしまいました)
懐かしいですね・・・。
この時、なかなか上手くGKグローブをはめられない長谷部クンを、オクス選手が手伝ってくれたんですよね。
長谷部クンは、当然、FSVフランクフルトとの練習試合は、日本代表の試合で不在だったわけですが。
同じくヴォルフスブルクで一緒だった、メドイェヴィッチ選手とは、再会を果たしています。
同じフランクフルトのチームなので、また、プレシーズン等で、練習試合をやって貰えたらな・・・と思います。
少し話がそれましたが。
明日のブレーメン戦、是非、勝利を!
頑張れっ、長谷部クン!!
頑張れっ、フランクフルト!!
【記事】
アブラーム「より高い目標に向かって」:kicker日本語版サイト
タワサが再び負傷、残り前半戦全休へ:kicker日本語版サイト